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竪樋

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一般的には見かけないおさまりですが、「蒲郡の店舗併用住宅/House in Gamagori」では
竪樋を2本まとめて設置したところがあります。

樋をどのようにおさめるか、機能(排水能力)やコストを同時に考えますと、デザイン的には悩むポイントの1つとなります。

雨水の処理で設計上考えることは、地域の最大降雨量、屋根の面積、屋根端部の軒樋、地上まで下ろす竪樋のサイズ(径)、本数などが基本です。
さらに、外観としても目につくところですから、建築全体のバランスから意匠面も考慮します。

建築と一体化するよう特注製作できれいにおさめることも可能ですが、
樋にコストをかけ過ぎないよう既製品を用いることが一般的には多いと思います。

 

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今回、あれこれ考えまして、シンプルなデザインの既製品(60Φのサイズ)竪樋を2本寄せています。

見た目はちょっと個性的ですが、なかなか凛々しく、良い感じになったと思います。

建築設計をされるクライアントからも、既製品でありながら普通と違う出来栄えとなり
ご満足いただけました!

 

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2019-05-27 | Posted in diary, blog |