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広場に求めるモノゴト

イベント開催日:2015.07.08

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土木系デザイナーの方々が集まっています団体(EA協会)のイベントに参加させていただきました。
sutudio on site の長谷川浩己さんと、都市デザイナーで最近「広場のデザイン」という本を出版された小野寺康さんの対談イベントです。
司会はランドスケープアーキテクトの金光弘志さん。
長谷川さん、小野寺さんから「広場」という言葉をどうとらえているのか、設計事例を紹介しながらの各々レクチャー、その後ディスカッションでした。
長谷川さんからは、一人でもいられる居場所をつくりたい。
利用者は不特定多数ではなく特定多数という考え方で良い。
コントロールできないものがあるという前提で考える(コントロール出来ないことで場にポテンシャルが与えられている)など。
小野寺さんからは、広場はエネルギーを生み出す場であり、国内では「参道」が「広場」と言えるのではないか、といった持論を。出雲大社の参道、姫路城の駅前広場のプロジェクトから、大きな時間軸での考えが示されました。
長谷川さん、金光さんとは以前お仕事でご一緒させていただいたこともありましたが、実務設計でのやりとりとでは語られにくい、基本的なことばの定義や世界観のようなものを拝聴でき、個人的には大変勉強になるイベントでした!
<追伸>
都市計画家、都市設計家、土木設計家、ランドスケープアーキテクト、コーディネーター、建築家・・・
専門性、守備範囲の違いって、結構ありますね!!

 

 

 

blog category:展覧会等イベント視察
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2015-07-12 | Posted in diary, blog |