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SUEP.展

都内港区南青山のギャラリー間で9月11日まで開催されていました展覧会、
末光弘和+末光陽子 / SUEP.展「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」へ行ってきました。

3Fの展示では、自然環境にある風・熱・水などの働きをシミュレーションするスタディの様子がうかがえます。SUEP.さんの思考は、ボックス型の展示台ごとにいくつも表現されています。

どの手法も、非常に高いレベルで緻密な検討案の紹介でした。
半球状の透明なドームで太陽の動きを目視でチェックできるものは「太陽模型」と命名されていました。

壁面に沿って、プロジェクトの断面模型が用意されています。地面との関係が可視化されます。

この展覧会のために中庭で製作された「Shading Dome」も造形・素材・構造・温熱環境・雨水の流れ・・とかなり手が込んでいます。

原寸のモックアップ展示もあり、迫力とデザインの緻密さを感じます。

SUEP.さんが考える、建築が地球とつながること、そして未来を切り開いていく設計姿勢に触れ、とても勉強になりました。

展覧会は混雑回避のため事前予約制でしたが、会期中に何とか見ることができてよかったです。

blog category:展覧会等イベント視察
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2022-09-22 | Posted in diary, blog |