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キャリア教育/職業講話

横浜市立もえぎ野中学校(青葉区)さんより「職業講話」のご依頼が田園都市建築家の会にあり、先日 hm+architects/伊原 が担当させていただきました。

今、子どもたちは、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現することが求められています。
この職業講話は、キャリア教育の一環で、将来の夢や目標を醸成し、進路選択に興味を持ってもらうことを目的とした学校プログラムです。
もえぎ野中学校さんでの講話は、中学1年生が対象で、10種類以上の職業の実務者が講義を行うとのこと。その1つとして「建築設計」の仕事があり、学生さんは希望する職業・講座を選択し、聞いてくれるという授業です。

50分の授業を2度(学生さんは入替え)同じ内容で行いましたが、みなさん大変熱心に聞いてくれました。

・建築士になろうと思った理由はなんですか
・数学の知識は使いますか
・建築士になるためには、どうしたら良いですか
・その仕事で経験と学歴ではどちらの価値が高いですか
・設計している中で大切にしていることはなんですか
・実際にどんな仕事が難しかったか

など10分ほどの質問タイムも多数の意見で時間切れとなるほどで、休憩時間にも持参した建築模型を囲みながら、個別に質問をいただきました。いろいろと興味を持っていただけたようです。
授業後に講師控室まで案内してくれた学生さんからは、多く仕事の種類がある中「この授業を選んで良かったです!」と言ってもらえました。純粋な眼差しとコメントで素直に嬉しかったです。

実はこの講話の少し前にも、横浜市立青葉台小学校(青葉区)さんからも弊社に6年生向けのキャリア教育授業のお話をいただいており、こちらは体育館で6年生全員に向けて建築設計・建築家についてのお話しをさせていただきました。その授業風景の写真はありませんが、6年生のみなさんもとても熱心に聞いてくれました。一緒に体育館で聞いて下さった校長先生からもコメントを頂くなど、建築への関心を広げていただけたようで良かったです。

これまで数年間、大学の非常勤として大学生向けにお話しする場面はありましたが、今年ははじめて、小学6年生と中学1年生に向けての授業を経験しました。建築の専門用語をあまり使わずに子ども達にもわかるよう伝えるにはどうすべきか・・あらてめて考える良い機会にもなりました。


blog category:大学・教育
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2023-02-10 | Posted in diary, blog |