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千葉神社参集殿/Chibajinja Sanshuden
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
Chibajinaja Sanshuden
千葉神社参集殿 増改築
千葉県千葉市中央区にある千葉神社参集殿の増改築計画です。
千葉神社は、北極星・北斗七星の御神霊である北辰妙見尊星王(妙見様)を祀る北斗金剛授寺として、1000(長保2)年に開創されました。
1869(明治2)年の神仏分離令により千葉神社へ改称し、現在に至ります。
千葉神社「妙見大祭」の節目となる2026(令和8)年の第900回に向けた記念事業として建築(参集殿の増改築)と外構の整備が計画され、その設計に携わらせていただくこととなりました。
現存する社殿は、1階拝殿を「金剛殿」、2階拝殿を「北斗殿」と称し、神社建築として類例のない「重層社殿」の構成です。1000年前より「千葉の妙見様」として今も変わらず親しまれている「歴史」を継承しながら「革新」をも合わせ持つ社殿として特別な存在感を示しています。
建築の改変としては、この「社殿・参集殿」が一体となった既存建築(1990年竣工)のうち参集殿部分の改修、さらに参集殿の南側に授与所を拡充させる増築を行います。
こうした千葉神社の長い歴史と革新の経緯、社殿と参集殿の関係を踏まえ「格式と静謐さを表現する洗練された上質さ」を設計の基本コンセプトとし、機能・性能を向上させ、新たなデザインイメージをつくりあげていきます。
所在地 千葉県千葉市中央区院内1-16-1
主要用途 神社
設計監理 hm+architects 一級建築士事務所
設計協力 atelier ratio
構造設計 リズムデザイン構造計画事務所
設備設計 ZO設計室
照明計画 中島龍興照明デザイン研究所
ランドスケープ カネミツヒロシセッケイシツ
サイン 氏デザイン
施工 松井建設
敷地面積 5,434.39㎡(1,643.80坪)
延床面積 3,233.80㎡(社殿+参集殿)
改築面積 うち約2,300㎡(参集殿/増築+改築)
規模 地下1階・地上2階
構造 RC造(既存)・鉄骨造(増築)
模型写真 hm+architects