blog

event/建築家展(横浜 2021.04.29-05.05)

2021年のゴールデンウィークに開催されます建築イベントにお声掛けいただきました。(建築家との家づくりをサポートしています、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン主催のイベントです)

GW7日間 大建築家展 〜自分にあった建築家に出逢える〜

ゴールデンウィーク 4/29〜5/5 の7日間
横浜ランドマークタワー31F にて開催されます建築家展に参加させていただきます。(参加建築家は、前半4日間・後半3日間で入れ替わり、hm+architects の参加は5/3〜5/5 の3日間となります。)

開催日時:
2021/4/29 (木)〜5/5(水)
時間は全日程共通 11:00~18:00 入場無料

開催場所:
ASJ YOKOHAMA CELL
神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2-1  横浜ランドマークタワー31F

神奈川エリア・首都圏を中心に活躍する、建築家が総勢12組17名参加します。
建築事例の展示と住宅に関わる相談会を開催いたします。
全日程とも 入場・相談無料のイベントです。

【コロナウィルス感染拡大防止】 
入場時にマスク着用、手指消毒、検温にご協力をお願いいたします。 
混雑時には入場制限を行うことがございますので、あらかじめご了承ください。 
※ご来場には事前予約をお勧めいたします。
↓こちらのASJサイト詳細ページよりご予約可能です。

https://events.asj-net.com/events/14604

建築家との家づくりとは?

大人からお子さんまで、長く家で過ごされた多くの方のご経験から、
いつまでも快適に過ごせる家づくりへのニーズがますます高まっています。
建築、住まいに関すること全般で知りたいこと、
ご興味、ご質問などございましたらお気軽にいらしてください。

2021-04-15 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

日吉大社

少し前になりますが、関西へ調査で出かけました途中、滋賀県の大津市にあります日吉大社へ立ち寄らせていただきました。

日吉大社は、国宝の東本宮本殿(1595年、日吉造:ひえづくり)などが建築的には知られるところです。
夕方になってしまいましたが、はじめて参詣させていただき、厳かな空気感を味わうことができました。
境内は広く、複数の社殿のどこを廻っても見応えがありますが、私が個人的に興味を抱きました部分を少し紹介させていただきます。

案内マップの中央やや左に記載のあります「白山宮」について補足してみます。

正式名称:日吉大社摂社白山姫神社本殿(重要文化財)
三間社流造、檜皮葺の建物で、前方の一間通しの庇が前室 と解説があります。

とにかく、平入り屋根の伸びが圧倒的な存在で、特に建物の妻面(建物両脇にあたる面)の迫り出しは何とも言えない迫力があります。軒下は明らかに外部ですが建物に取り込まれた空間領域のようです。

また、この社殿の東側には、小さなお社が並んで配置されています。
段々とミニチュア化されたような建築のリズム・・神聖なものとして祀られているのでしょうが、可愛らしくもあり優しい気持ちにもなります。

神社建築では、屋根が大変に立派であっても、室内にあたる部分はおよそ小規模でかつ、その内部空間を見せることなく、神体を祀る専用建物になっています。
それに対し寺院建築の仏堂は、礼拝の空間を室内に備え、本尊が見えるかたちが多いので、体感できる内部空間があります。そうした点で比較しますと、神社建築は寺院建築より内部空間が少ない状況です。
ただし、神社建築は建築群が構成する外部空間に多様な魅力があり(寺院にも同様にありますが)、神社の境内には寺院のそれよりも、より複雑で変化に富んでいるものが多いと言えます。
※詳しくは、書籍「日本の建築空間」解説(建築史家/後藤治)をご参照ください

そのように境内を見ますと、建物配置やアプローチとなる階段、石垣は、その場所にしかない、固有の地形に沿う軸線などの繊細な調整作業が意識され、特別な味わいがあるように感じます。現代ではランドスケープデザインという言葉が近いのかもしれません。
ただ境内全体としては、方位とそこにある自然(水脈や植生、地盤高低差など)への敬意が感じられ、恣意的な造形という部分が一定の形式の中で抑制されていながらも、そこに関係した人々の意思とエネルギーは溢れており、素直に感銘を受けます。
さらに神社建築では、建物配置上、本殿が少ししか見えない形式とする事例(伊勢神宮ほか)もあります。現代の建築デザインに求められているものとは背景が異なる、崇高さを表現しているのだと思います。
こうした神社建築に漂う気配のようなものが、私は好きなのかもしれません。

blog category:建築視察
other categories

2021-03-26 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

media/Dolive(前編)

家をもっとカジュアルに楽しむメディア「Dolive」に、弊社設計「豊橋の住宅」のクライアントへのインタビュー記事が掲載されています。

グリーンショップ『garage』店主がつくる、ライフスタイルと共に成長する家。 – 前編 –

というタイトルで、代表を務められるお店のこと、自邸「豊橋の住宅」についてお話しされています。
↓よろしければご覧ください。
https://dolive.media/272/

– 後編 – も今後掲載予定です。
自邸での生活や庭づくりについてお話しいただけるとのことで楽しみです。
掲載されましたら、またお知らせいたします。

↓「garage」さんのwebsiteも参考に補足させていただきます。
http://www.garage-garden.com
豊橋本店からはじまり、その後 名古屋店、さらに関東エリアにも 立川店、横浜店と店舗を拡張されています。

blog category:豊橋の住宅

other categories

2021-03-15 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

基礎工事中

神奈川・葉山町で進行中のプロジェクト「葉山の住宅/House in Hayama」は、木造2階建ての計画で、現在基礎部分の工事を行なっています。

先日、小雨の中でしたが基礎コンクリートを打設する前の配筋検査を行いました。

弊社の設計・監理では、建物の構造体をチェックする重要なタイミングには、設計を統括します弊社の現場立会い確認に加え、できるだけ構造設計者も一緒に現場確認していいただくチェック体制としています。
今回については、緊急事態宣言が解除される前ということもあり、私のみ車で現場に足を運び、構造設計者(リズムデザイン構造計画事務所/代表:中田琢史)はリモートで配筋チェックをしていただく形としました。
リモートでの確認方法は、iPhoneのFaceTimeを利用して、現場内の各所の状況をまず私が歩いてご説明し、ライブ画像を見ながら中田さんがしっかり確認したい部分をアップで見たり、寸法を確認するなどしました。
基礎まわりで複雑な内容・おさまり、心配されるような箇所はほぼ無い計画ではありましたが、実際にこの形式で行ってみますと、これまでのように構造設計者も現場まで来ていただいて確認する状況との違いをさほど感じることもなく構造チェックを進められることが実感できました。


本設計では基礎を、建物の全範囲(土に面する部分)をコンクリート面で形作る「ベタ基礎」という形式としています。
前面道路から南北に奥行きがあるほぼ平坦な敷地に、建物はおよそ敷地に沿う平面形状とした計画です。地盤調査により若干地耐力や土質構成が均等ではない部分がありましたが、そうした内容も勘案し設計としては、費用がかかる地盤改良工事は行わないけれどもフラットなコンクリート底盤(耐圧盤)の厚さを一般に木造住宅で多く採用される基礎よりも大きくした250mmとしました。この内容であれば、コストアップはコンクリート量の増加に伴う僅かなものに留めながら、設計の自由度も確保され、現場の配筋やコンクリートの打設作業は容易に進められるという実作業性にもメリットがあります。全体としては底盤の強度を高めることで地盤からの影響を受けにくくし、安心感を高めた基礎と言えます。

一般に、コンクリートで形作られます基礎工事と言いましても、建物の計画内容や、敷地の形状や地盤状況などにより基礎部分の設計も一様ではありません。完成後には見えなくなってしまう部分ですので、基礎形式に違いがあっても意識されにくいところです。さらに基礎によって建築全体の性能やコスト面に影響する場合もあり、一般の方にはわかりにくい部分だと思います。
実際のところ、住宅の基礎はある程度は類型化されているとも言えますが、建物ごとの検討はやはり必要です。設計者(意匠設計・構造設計)の専門知識や経験から総合的に導き出される判断力が試されるところであると感じます。
ただし、こうした総合的な判断が求められる内容も将来的にはAIの進化により、徐々に置き換え可能になるのでしょう。しかしまだしばらくは人間の五感をフルに働かせる専門家が活躍する場が十分にあると信じ、日々奮闘しています。

blog category:葉山の住宅
other categories

2021-03-14 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

カタログへ掲載いただきました

弊社で設計監理をさせていただきました、「豊橋の住宅/House in Toyohashi」の写真が「UENO JUKEN/上野住宅建材株式会社」さんの最新カタログ(2021-2022)へ掲載されました。

UENO JUKEN さんは、主に欧州を中心とするメーカーより建材を30年以上に渡って輸入販売されています。その中でもフローリング材については、デザインと価格のバランスに優れたものを扱われており、「豊橋の住宅」では床暖房対応品のヨーロピアンオークを採用しました。

床暖房を入れても、木材の反りや収縮など変形がなく、積層フローリングでありながら仕上げ面には4mm厚の挽板ヨーロピアンオークを貼っているため、傷や打痕が生じても無垢のフローリング材との違いはほぼ無いと感じる製品です。(一般的に使われる表面材が0.3mm以下の薄い突板を用いた積層フローリングとは大きく異なり、木質感のあるオイルフィニッシュの味わいが得られます)
グレードとしては、節がほとんど無いものから、ある程度は節があるもの、節が多めにあるものがあり、徐々に安価になります。クライアントから、節がある方がむしろ雰囲気が良いとお話をいただいておりましたので、価格を抑えながらヨーロピアンオークの質感を両立させているラスティックグレードを選びました。サイズもゆったりと、板幅148mm×長さ1860mmという寸法であるため、おおらかな存在感となります。

今時はまれな状況だと思いますが、安価な海外製品の中には、サンプル検討では良いイメージであっても、実際の現場へ納品されてから問題となるケースもあるため注意が必要です。仕上げ面の平滑さ、材厚や実(さね)の精度が悪いもの、ロットによる色や柄のバラツキが激しい場合は現場で困ってしまいますが、これまで本製品をグレード違いで数回採用しましたが、そうした問題もありません。

国内で数ある設計事例の中から、代表的なイメージ写真として掲載いただきありがとうございました。

blog category:豊橋の住宅

other categories

2021-03-03 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

告示でわかる 住宅設計基準のポイント

建築法令に関する書籍について、ちょっと専門的な話題になりますがご紹介します。
このほど新日本法規出版より新たにまとめられました「告示でわかる 住宅設計基準のポイント」という書籍を購入してみました。

設計の実務では、建築基準法の内容に加え、さらに細目を定めた告示の内容により建築の仕様を定めることも多く(例えば防火規定など)あります。建築基準法の内容を解説する書籍については同社の「建築申請 memo」がよく知られており、わかりやすく要点が整理されているため実務者必携の1冊というイメージもあるくらいです。しかし実際のところ告示についてのわかりやすい解説書はほぼなく、法文だけでは理解しにくいとの声が新日本法規出版さんへ多く寄せられ、特に住宅に関する部分について書籍化することになったそうです。
ちなみにこの本は、一般の書店に並ぶものではなくネット注文となっていますが、設計事務所をはじめ関係する専門業者等へは訪問販売もされており、私はその問い合わせにより本書を知りました。ヴォリュームは1100ページほどあり、価格は16,500円。今後法改正があっても、最新法令となった部分のみ都度、バインダーで差し替え(有料ですが)を行うしくみです。何年経ってもこの1冊で全てを網羅してくれる点は、期待するところの1つです。

例えば・・
防火・準防火指定のある敷地内に小さな建築の増築を行うだけでも、既存建物へ延焼ラインが及ぶことになるケースがありますが、本書では、高さ方向の緩和規定がどうなっているかなど(知らない実務者も多いのではないかと思いますが)、わかりやすい図解が加えられています。

▽写真の書籍
左上:「建築申請memo」2021年版
左下: 建築基準法「法例編」「告示編」の令和3年版
右下:「告示でわかる 住宅設計基準のポイント」今回ご紹介の1冊。
右上:以前Blogでご紹介しました「建築関係規制・基準 チェックの手引」
(これ以外にも防火避難規定を詳しく解説するもの、消防法に関するもの、自治体が定める安全条例など、法令チェックのために参照すべき書籍はあります)


これら最新版の法令資料を揃えて、今年も設計業務に取組んでまいります!
(価格が年々UPしていくのは、どうにかなりませんかね・・)

blog category:etc.
other categories

2021-02-22 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

光のテラスと防火袖壁

お問い合わせをいただいておりました新築計画について、先日プレゼンテーションさせていただきました。

木造2階建、1階に事務所スペースを併設する住宅の計画です。

交通量の多い大きな道路に面していることから、騒音への配慮やプライバシー等を考慮した建築提案としました。

今回の計画では、2階に住宅のリビング・ダイニングを配置し、明るく広いテラス「光のテラス」を設けました。
一般に防火・準防火地域では、内部から外部テラスへ連続する開放的な大きな開口部(窓等の寸法制限により)を計画するのが難しくなるのですが、この「光のテラス」では外周部分を建築法令上「防火袖壁」と呼ばれる仕様の壁で立ち上げることでリビングとテラスを開放的につなぐことを可能にしました。外観からはその開放感が想像されにくいつくりとなっているので、プライバシーを保ったままリビングを安心して開放することができます。
またこうした建築の要素によって、まちの景観としても調和を図りつつ、1つの建築として存在感を示すような佇まいとなれば、と考えました。

blog category:etc.
other categories

2021-02-15 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

3つの庭

現在進行中の、新築計画について。

今回は、外とのつながりを感じるスペースが点在するよう「3つの庭」を持つ住まいを提案させていただきました。

1. まちに対してオープンにつながる前庭
2. リビング、ダイニングにつながるアクティブな中庭
3. ライブラリー、ベッドルームにつながるプライベートな中庭

▽ 建築は、一部を2階としていますが大半を平家とする構成です。

▽「リビング、ダイニングにつながるアクティブな中庭」については、コンクリートの土間が内外に連続します。

▽ 一部2階となる吹抜けには螺旋階段を。

3つの庭によって、内部・外部に奥行きが与えられ、程よい距離感が生まれつつ
家族間の気配、つながりを感じられる建築となっています。

blog category:etc.
other categories

2021-02-14 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

敷地調査

お問い合わせをいただき、長野まで敷地調査に行ってきました。

周囲には美しいカラマツの木立が広がり

すぐ近くには、川のせせらぎがありました。

時間の流れを静かに感じとることができる、素晴らしいロケーションでした。

▽雪には動物の足跡もちらほら。野生のシカ?でしょうか。

季節ごと、間違いなく異なる景色を味わえますね。

近いところでは春、新緑の淡い色彩が待ち遠しいです。

提案に向け、準備をしていきたいと思います。

blog category:etc.
other categories

2021-02-06 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

マシュマロ断熱

「新城の住宅」現場では、内装工事が進んでいます。

2階木造部分に断熱材が施行された写真です。
「マシュマロ断熱」とメーカーさんが称しています、現場発砲ウレタンフォーム断熱材(製品名:フォームライトSL)が全面に見えています。言葉の通り、マシュマロで包まれたような、暖かいビジュアルイメージです。吹付厚さについては、天井面200mm、壁面100mm を確保しました。

ちなみに1階部分は鉄筋コンクリート造であり、2階の床面が施行されるまではコンクリートのスラブと梁が露出しますが、そのコンクリート部分にも断熱材が吹付けられた状況です。床仕上げ面はコンクリート面からは下地が持ち上げられた床となる断面構成ですが、その浮床システムの材料が写真の中央部に積み上がっています。

冬季の現場確認で寒さ(暖かさ)の体感は、アルミサッシ+断熱材の施工が進む前と後では、当然ながら暖房器具がなくても格段に違います。冬暖かく、夏涼しい住まいの実現に向け、一歩ずつ近づいています。

窓際に置かれたレーザー。
大工さんは、レーザーを用いて建物の水平のレベルを確認しながら仕事を進めることが一般的です。小さな機器ですが、大工さんと共に建物の各所レベルをしっかりチェックしてくれているようで何だか頼もしく見えました。

現場では換気を行うなど、コロナウイルスに対する安全面へ配慮もしながら作業をしていただいております。大変な状況は続きますが、引き続きよろしくお願いいたします。

blog category:新城の住宅
other categories

2021-01-27 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

地鎮祭/葉山の住宅

神奈川県内で進行中のProject「葉山の住宅/House in Hayama」
地鎮祭を無事、執り行うことができました。

来月の初旬より着工の予定で各種準備を進めています。
クライアントご家族の想いを実現するため、
現場に対応する設計監理業務を引き続き頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

blog category:葉山の住宅
other categories

2021-01-20 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

夜明け前

中部大学(愛知県春日井市)の非常勤講師として、2016年度より授業を担当させていただき早いもので5年目となりました。しかし当然ながら2020年度は新型コロナウイルスへの対策から前年までとは違った年となっています。
同大学では2つの授業に関わっていますが、その1つが1限のため、私は朝6時過ぎ頃に新横浜発の新幹線を利用することが多いです。

▽ 新横浜駅の新幹線ホームより. 日の出まで30分ほど前の景色です.

緊急事態宣言が発出されましたが、今回は政府からの休校要請ではないため、大学の授業としては今のところは様々な配慮をしつつ通常通り継続中です。中部大学の春学期(前期)は全て遠隔授業の方針でしたが、この秋学期(後期)は履修学年や授業内容によって「遠隔とする授業」、「対面とする授業」の割合をコントロールし、出校する学生数を全体の3割以下程度にするかたちで運用がなされています。

(以前、愛知工業大学での前期授業の様子については、7月にブログで書かせていただきましたが、遠隔授業、対面授業が1つの授業で混在する状況でした)

現在、私の担当は2つの授業とも(出校する3割の方へ位置付けられているため)原則としては対面で、座学は座席間隔をとり、換気等行うかたちで講義を行なっています。また建築デザインのエスキス指導は少人数グループに分けて行う形式が採択されています。しかし急遽、大学指示により遠隔授業に変わる週もありました。そうした対応があった秋学期授業もようやく今月末で終えるところまできました。移動や授業の際には毎回できるだけの注意を払いながら・・。
ただ通常どおりの対面授業を行いながらも、微熱や体調不良等で安全のため一定期間出校しない学生さんもいる状況が加わったため、そうした学生さんへの対応も同時に求められるようになりました。そのため現在は求めに応じ、対面講義を録画して後で動画配信することも行なっています(講義の初め頃には録画までは行なっていませんでしたが、後半の数回はそのように変えています)。
建築デザイン指導でも、病欠となってしまった学生さんへ後日(授業日以外に)Zoom指導で欠席分を個別にフォローすることもあります。学生さんの慣れもあり、お互いスムーズに対応できるようになってきたようにも感じます。

大学教育も全体のサービスレベルで考えると、この遠隔授業を経験したことで、手厚い細やかな対応が可能になったと言えそうです。その分、様々なパタンに応じる大変さも増してきます。
こうした対応の初期には、時間もエネルギーも以前より多く使い、何かと負担に感じた部分も正直なところありました(今もそれなりにはあります)。しかし遠隔地の方とも移動を伴わずに隙間時間での打ち合わせも可能となるメリットは大いにありました。学生指導でも、他の打合せの場面でも、それが一般的となってきました。

予測できないことにも臨機応変に動ける判断と行動力が、今まで以上に日々求められる社会状況になりました。それがこれからのスタンダードになっていきそうなので、いろいろな事に焦らず慌てず、普通に取り組んでいきたいものです。

▽秋学期の初め、キャンパス内の風景.
前職、第一工房時代に設計担当した「中部大学 14号館 西側広場」
植栽も美しく維持管理していただいておりました。7年ほど経過してキャンパスの一部としても馴染んで見えました。ランドスケープアーキテクトになったつもりで、シンプルな仕掛けながら敷地の高低差に沿う雁行させた擁壁などの工夫が思い出されました。


▽ 11月、中部大学内の美しい紅葉.
左手に以前設計担当した「中部大学 不言実行館」を含んだスナップ写真です。
やはり学生さんが歩いているキャンパス風景がいいですね。

▽ 落葉後の冬景色. 「中部大学 不言実行館」2Fデッキから.
学生さんも職員の方々も、緑豊かなキャンパスで季節の変化を感じながら日々過ごされています。

来年度も授業で関わらせていただく予定です。

2021年、少し先に明るい話題が見えて来ますように。

blog category:大学・教育
other categories

2021-01-13 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

アルヴァロ・シザ

あけましておめでとうございます。
新年の初ブログでは、1冊の本を紹介させていただきます。

「ポルトガルの建築家 アルヴァロ・シザ」
 伊藤廉(著)

ポルトガル建築界を代表する、世界的に高い評価を受ける建築家、アルヴァロ・シザ(1933年〜)。そのシザ事務所で実際に設計スタッフとして7年間勤務された伊藤廉氏による400ページほどの建築書です。アルヴァロ・シザの建築を27作取り上げ、デザインプロセスやコンテクストについて、また建築家へのインタビューも交えながら解説が綴られています。

以前アルヴァロ・シザの建築を体験してみたいと思い、ポルトガルでいくつかシザ建築を実際に見学しましたが、その時の記憶が蘇るだけでなく、現地をただ訪れただけでは理解しにくい建築デザインの変遷についても知ることができる内容でした。なかなか写真だけでは伝わりにくいシザ建築の魅力、巨匠建築家の人間性が垣間見えるような貴重な本といえます。
実際に設計事務所で(特にアトリエ事務所で)働いたことのある方には、なんとなく共感できる「あるある」エピソードが楽しくもありました。海外の有名建築家の下で修行され、建築家との信頼関係がある伊藤氏だからこそ日本とポルトガルの文化の違いも含めてリアルな部分を語ることができるのだと思います。
一つ一つの建築の素晴らしさと奥深さ、建築家「アルヴァロ・シザ」の建築への愛情をあらためて感じることができました。

これから行います新たな設計提案も、現在進行中の現場の設計監理も、心を込めて頑張りたいと思います。

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

blog category:etc.
other categories

2021-01-06 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

祝上棟

現場進行中の「新城の住宅/House in Shinshiro」が先日、上棟しました。

2階の木造部分のフレームが1日で組み上がり、切妻屋根のヴォリュームまで見えてきました。7mほどのスパンをつくる部分では、中央(登梁の合掌部分)に金物の補強をしています。建方作業の途中に少し変わった見え方がありましたので写真におさめてみました。

晴天にも恵まれ、予定通り作業を進めていただきました。

クライアントご家族・工事関係者で無事、上棟式を行うことができました。おめでとうございます。
また施工チームのみなさんへは、現場をこれまで安全に進めていただきましたことへ感謝申し上げます。
設計からの期間も振り返りますと、クライアントご家族と一緒に積み重ねた様々な話題が思い出され、設計させていただいた私たちも本当に晴れやかで嬉しい気持ちになります。

その後、近隣の方にお集まりいただき(密にならないようお声がけしながら)餅投げまで無事に行われました。

世の中、大変な話題が続いた年でしたが、年末に明るい話題といえます「上棟」を迎えることができました。来年も良いかたちで現場監理を行いたいと思いますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

blog category:新城の住宅
other categories

2020-12-31 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

田園都市建築家の会 12/20(日)家づくり相談

「田園都市建築家の会」 12月20日(日)の家づくり相談は、hm+architects 伊原洋光 が担当します。

家づくりに関して、ご予算のこと、これから土地をどう探す?といったことからプランの工夫、家具選びなど、お気軽にご相談ください。これまでの経験を元に、ご準備・進め方などアドバイスをさせて頂きます。
田園都市建築家の会は、新築でもリフォームでも、「建築家との家づくり」を考えている方をサポートいたします。

建築家相談は、家づくりカフェにて担当建築家が皆様のご来場をお待ちするかたちで開催いたしますが、オンラインでのご相談も可能です。
また、新型コロナウイルス感染拡大予防対策につきましては下記とさせていただきます。

・消毒液や飛沫防止パネルの準備、換気を十分に行う打合せ環境といたします。
・マスク着用にて相談対応をいたします。
・ご来場の際には、マスクの着用をお願いします。
・ご予約は、複数の予定が重ならないようお時間の調整をいたします。

場所は、東急田園都市線の「たまプラーザ駅」が最寄駅となっており
駅から徒歩5分のところに会の拠点となっています「家づくりカフェ」があります。
ここで定期的に家づくり相談などを行なっています!

横浜市青葉区美しが丘1-12-3
第7松美ビル201
TEL:045-482-6140
一般社団法人 田園都市建築家の会
www.denen-arch.com

写真は弊社で現在進行中のプロジェクト「葉山の住宅」での打合せの様子です。
また他県でご計画の方も随時打合せを行なっています。遠隔地の方でも、お気軽に是非ご連絡ください。

blog category:出展イベント
other categories

2020-12-16 | Posted in news, blogNo Comments »