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屋根一体型の太陽光パネル

近年「Roof-1」という製品名称で注目されています「屋根一体型の太陽光パネル」の見学会に行ってきました。

神奈川県横須賀市にあります、株式会社モノクローム(秋谷オフィス)で実際の屋根に施工されたもの、取付け方法を確認するモックアップなど見せていただきました。

写真左手(南)に向かって下っている屋根面で、最上部一列は通常の屋根板金(ガルバリウム鋼板)、それ以外は「Roof-1」が設置されています。遠くから見ると、ほとんど太陽光パネル部分との差がわからないくらいです。

こちらは北側で、太陽光パネルなしの板金の屋根面です。

こちらモックアップでは、太陽光パネル(Roof-1)の取付け方、配線、断熱材(溝付き通気)の下地構成などが確認できました。
パーツ構成としては、屋根板金の上に太陽光パネルが貼り付けてあり、屋根板金の下に通線ジョイントをしています。

「Roof-1」と少し仕様の違う、後発の製品「Roof-1e」は発電効率を高めながらコストダウンしているそうですが、意匠面では発電パネル表面に少々ラインが見えています。外観の印象を確認するため、外部に持出し2種類のパネルを並べていただきました。
写真それぞれ、左側が「Roof-1」、右側が「Roof-1e」です。
室内では見え方にかなり違いがありますが、外部に置くとそれほど差は感じない印象でした。

見学会では、新作の壁面一体型太陽光パネル「Wall-1」の解説もしていただきました。
写真は、既存建築の庇上部の壁面にテスト施工されたものです。写真一番左のパネル1枚だけガルバリウムの板金(太陽光なし)で、それ以外が全て太陽光パネル一体型の壁面ユニットです。
しくみはおよそ「RooF-1」とほぼ同じで、下地が胴縁となります。

見学で主に見たいと思っていました「Roof-1」について、事前にwebsite等の情報でイメージしていた通り、太陽光パネルが設置されながらも、全体としてはフラットですっきりとした外観となる製品でした。
コスト面では、プロジェクトの事情によって発電量(規模)パネル設置位置、イニシャル、ランニング、パワコン台数、蓄電池の有無など、どのように判断するか違ってきそうです。意匠面で採用したいところですが、建設費高騰の中、予算面のバランスをまとめられるかがポイントになりそうです。

今回の見学では、いろいろと可能性を感じることができました。当たり前ではありますが、建築設計では実物を確認することが重要ですね。

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2026-02-24 | Posted in diary, blog |