diary, blog

2021 Fall semester

今週より、2021年度 中部大学 秋学期の担当授業が対面形式ではじまりました。
こちらで授業を担当させていただき、早いもので今年で6年目を迎えます。

対面授業の初回(10月8日)は、気持ちの良い晴天に恵まれました。

緊急事態宣言の発出により、先週と先々週はリモート(講義動画を作成して配信する)授業を開始していましたが、本日は学生さんとの対面授業です。130名ほどの学生さんとの対面授業を行いますと、やはりライブ感もあり本来の形式はいいなぁという印象です。
ただ、昨年まで選択科目だった座学の担当授業が、今年は必須科目へ変更されましたのでこれまで以上に気を引き締めていきたいと思います。

少し振り返りますと、こうしたリモート授業も昨年の春に否応無くはじまりました。その後1年以上経過し、もはや授業の形式としては標準対応の1つになって来た感じもあり・・いろいろな社会の変化も含め、驚かされますね。

授業の後、久々ですのでキャンパス内を少し歩いてみました。樹木や陽射しから、少しずつですが秋の気配も感じられます。

建物は、以前自分が前職で最後に設計させていただいた施設(中部大学 不言実行館/ACTIVE PLAZA、2015年竣工)です。
当然ながら各所に経年変化があり、その確認もまた設計の勉強になるものです。

ちなみに既存の校舎へ伸びる外部通路のウッドデッキ材は、「セランガンバツ」を当時採用しました。当時のデッキの赤茶色はほぼ抜け、全体がグレーっぽくなり味が出てきました。

同施設の6 F(カフェテリア)の外部テラスより。
ここからは、遠方に名古屋駅付近の高層建築群を見ることができます。
視線が遠くまで伸びると、単純ですが気持ちも少しおおらかになるような。

2022年の1月まで続く今後の講義のこと、現在設計をしている建築のことや、これからのプロジェクトについて、少し考えてみたりしました。
この秋も自分なりのチャレンジをしながら、それぞれ頑張っていきたいです!

コロナ禍を経て、社会全体が良い方向へ一歩ずつ前進するよう祈っています。

blog category:大学・教育
other categories

2021-10-08 | Posted in diary, blog |