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家具デザイナーMikko Halonenさんと

フィンランドの家具メーカー「ARKTIS(アークティス社)」より、CEOのJukka Niskanen(ユッカ・ニスカネン)さんとデザイナーのMikko Halonen(ミッコ・ハロネン)さんが来日され「田園都市建築家の会」打合せスペースで、私たちメンバーにARKTIS家具の解説、デザイナーの紹介などをしていただきました。

フィンランドを拠点に国際的な活動をされていますデザイナーのミッコ・ハロネンさん(左)と、CEOのユッカ・ニスカネンさん(右)。

ちなみに、ミッコさんにお会いするのは今回で2度目となります。
昨年の10月にもフィンランド大使館にてARKTISのミッコ・ハロネン デザインのローンチイベントが開催されまして、田都会の建築家メンバーも私含め数名参加させていただきました。

↓その時のスナップ写真

フィンランド大使館に入る機会もなかなか無いという興味もあり参加させていただきましたが、デザイナーご本人ミッコさんにもお会いでき、お人柄とプロダクトデザイン(写真:PiiTii Sofa)が何とも言えず素晴らしく、すっかりファンになってしまいました。

ミッコさんも、その時のことをよく覚えていてくださって、田都会での個別プレゼンの企画が実現しました。

今回、田園都市建築家の会・サポーター企業(賛助会)でもあります「株式会社ビベル」代表の田中さんよりご紹介いただきましたが、私たち建築設計者が気になるような細かなデザインのポイントも補足説明してくださいました。

張地のラインナップが新たに加わり、日本初お披露目となりましたのは、カリ・アシカイネン氏のデザインで昨年復刻した不朽の名作「KARIチェア」。
チェア実物をご用意いただきました!

張地違いで「KARIチェア」を並べて確認。
左:新作の張地は、国際的にもクオリティの高さで知られる「クヴァドラ社」とのこと。デザインやフレームの特徴・ディテールについてもお聞きしました。木製フレームでありながら、スタッキングも可能です。
実際に体感しますと、座り心地は抜群に良かったです!
フレームデザインは変えず、張地が変わるだけで随分と印象が変わりスタイリッシュに見えます。
半世紀以上愛される、時代に左右されないタイムレスなデザインだと思いました。

ミッコさんのデザインした家具のうち、今回ご持参いただいたチェアは
PiiTii Chairs と PiiTii Metal Chairs です。
この2脚はデザイン違いなのですが、実は・・スタッキング可能な設計になっているところが特に凄かったです。
ちなみに一見シンプルなデザインに見えます木製脚部ですが、よく見ますと丸い脚ではなく、楕円のような柔らかさのある断面形状となっています。軽さ・強度・製造方法など、家具としての合理性とデザイナーの優しさが表現されるデザイン全体のバランスに感心しました。

歓談、質問をさせていただき、あっという間に予定時間となりました。
15名ほどのアットホームな雰囲気で、お二人からいろいろとお話をいただき・・滅多に無い贅沢なひと時でした。来日中の貴重なお時間をどうもありがとうございました。

ARKTISのインスタグラムもよろしければチェックしてみてください。
https://www.instagram.com/arktisfurniture_japan

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2024-05-20 | Posted in news, blog |