diary, blog
2025年 非常勤講師

2025年度の愛知工業大学の授業がはじまりました。
非常勤講師としては11年目を迎え、前年度と同様、3年生の設計演習「設計製図Ⅳ」、座学「建築ディテール」を担当いたします。
「建築」といっても細分化された様々な専門職があります。社会情勢や学生さんの意識も時代とともに変化していると思いますが、授業を担当します3年生は進路を考える時期に差し掛かりますので、私が実務で経験した具体的なエピソードを交えながら実社会でのイメージにつながりやすい授業ができれば・・と考えています。
初回授業で大学へ向かいますと、キャンパス内の建築群が調整池の水面に映っていました。以前は池に蓮の葉など植物が広がる状況でしたが、今年度は清掃された爽やかな景観になっていました。
八草キャンパスが設置されて半世紀以上経過する中、緑の多いキャンパスの景観を良い状態に保つ整備を継続されていることは、素晴らしいことだと思います。
また授業とは別に同週末、名古屋市内のホテルで愛知工業大学の建築学系関係者が集まる同窓会が開かれ、参加させていただきました。
OBの中から4名の登壇者の一人として、これまでの建築との歩み、私なりの経験から課題と展望について、話す機会を与えていただきました。

当日は、学生時代に研究室ではないながらあれこれお世話になった恩師にも久しぶりにお会いすることができましたし、懇親会でご活躍の先輩方や若い世代の方、現役の常勤の先生方とも交流ができ、有難いひと時でした。
正直なところ実務が多忙な状況になりますと、やっぱり来年度は非常勤講師を辞退すべきだろうか・・と悩むこともありますが、折角いただきましたお誘いに微力ながら応えたいという想いで継続しています。
少々遠隔地ではありますが、今年度も頑張りたいと思います!