diary, blog
HOUSE VISION 2
雨の中「HOUSE VISION 2」へ行ってきました。
会期終了間際の土曜日、天候が悪いので来場者が少なめかなと思ったのですが・・
お台場・青海駅前 特設会場には、それなりにたくさんの人でした。
映像待ちの長い行列も。
「棚田オフィス」アトリエ・ワン×無印良品
四本柱と薄い板の構成、木だけでない素材使いから農村の景色が広がるようで、私は何だか好きでした。
「吉野杉の家」長谷川豪×Airbnb
タイトな空間。少人数利用時に心地よさそう。
トイレ内、杉皮仕上。
「賃貸空間タワー」藤本壮介×大東建託
棚田オフィス2階からの眺め。外部空間の扱いと、様々なスケール感。
お風呂。
「ライフコア」坂茂×LIXIL
メインテーマではない、屋根裏の家具のようなものが気になって・・
「内と外の間/家具と部屋の間」五十嵐淳・藤森泰司×TOTO・YKK AP
カプセルホテルのようなスケール感で、窓・部屋・家具の不思議な親和性を感じました。内外ともに面白いです。
家具仕上?のクッションを歩く感覚も気持ちよい。
「冷涼珈琲店 – 煎」長谷川豪×AGF
風にそよぐコーヒー豆の麻袋素材の布が、単純なフレームのリズムと相まって爽やか!
個人的には、会場全体のウッドデッキが密かに良かったです。
見た目だけでなく、歩行感が良いし、デッキ端部にある低いフットガードのおかげで、混雑時もみんなデッキの道からはみ出さずにあちこち移動している様が好印象でした。
蔦屋書店の書棚。
ゴツゴツ木が飛び出している感じが、書棚として楽しげで、意外とマッチしています(他の人はどう感じるのかわかりませんが)。
ただ、集成材の表面に突き板を貼るのは・・見た目以外で、何か手間をかける事情があるのかなぁ。
推定樹齢1000年のオリーブ。
テンポラリーな会場に、気の遠くなるような永い時間のコントラストに正直びっくりしました。
しっかり葉が芽吹いているところに、未来への確かな一歩を感じつつ、会場を後にすることができました。