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配筋検査

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「豊橋の住宅/House in Toyohashi」現場にて

先日、構造設計者と共に、基礎の配筋検査を行ないました。
同じ住宅の設計でも、プロジェクトごとに
地盤、建物規模や形状が異なり、基礎の内容も同じではありません。

各所、鉄筋の種別・配置(レベル、かぶり厚さ)などの確認をします。
特に間違いがないことを確認した後、細かな補正の必要があるところについて指摘をします。
構造耐力上の視点でチェックするはもちろんのこと、設備配管の設置状況、
その後の仕上げ工事内容を見越した総合的な建築意匠の観点など
同時にいくつかのことを確認しながら現場を見て回ります。
そして毎度のことではありますが
細かな是正も確認後に次の工程へ進むということを繰り返します。

建築には、設計者、施工者、現場に限らず現場以外の工場作業なども含め考えますと
極めて多くの方の関わりの中、皆さんの作業エネルギーが日々、積み重なってまいります。
すべての方の協力無くして良い建築は出来上がりません・・
間違いが無く、精度も良くきちんとした建築をつくることは
普通のことに見えて、実際はなかなか大変なことです。
言葉では当り前のようでいて
このあたりはなかなか一般の方へはわかりにくいニュアンスかも知れませんし
個人的には建築の奥深いところでもある気がしています。

こうしてクライアントの希望する建築が、一歩ずつ実現に向け進んでいきます。

 

 

blog category:豊橋の住宅
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2018-10-20 | Posted in diary, blog |