diary, blog
シンボルツリー/ギンヨウカエデ
「目黒の住宅」の植栽工事で中高木が入ります。
荷台には、「ザクロ」、「桜」、「ストローブマツ」が乗っています。
これらは以前、クライアントご夫妻と一緒に圃場を視察して確認し、選んだもの。
いよいよのご到着!
ちなみに建替え前の敷地内には、老木のザクロがあったのですが
状況から移植は困難と判断されたため、この記憶を受け継ぐような意味合いもあって
「新規に入れる樹木の一つにはザクロがあると良い」というのがクライアントのご希望でした。
やや珍しいと思われますが、ザクロは株立のものを探していただきました。
実がつくのも楽しみです。
桜は、あまり大きくなり過ぎない「湖上の舞」という品種を選定いただきました。
玄関の足元の窓からも見える位置に配置する予定です。
それと、奥様が気に入ってお選びいただいたストローブマツは、ちょっとおちゃめな見た目です。
そしてこちらは、「ギンヨウカエデ(銀葉楓)」
ご夫妻とも一目惚れ?というくらい圃場で気に入って下さった、高さ4.5mの立派なシンボルツリーです!
葉の裏が白っぽく、遠くから見ると銀色に輝いてみえることに名は由来するのだとか。
幹もシルバーっぽく、冬の落葉時も何だかカッコイイ感じで、
都内ではあまり見かけないシンボルツリーになるはずです!
まずは運搬時に縛った枝を解き、広げます。
コンクリートの土間に設けたツリーサークルに根鉢をおさめ、立ち上げられたギンヨウカエデ。
上階のバルコニーからも樹冠が間近に・・
新緑も、紅葉もきっと良い見え方になるでしょう。
設計のコンセプトでは
クライアントご家族だけでなく、まちに対しても優しく緑を提供する植栽計画を目指しています。
植栽のご提案、工事手配してくださった、フルヤプランツさんの協力を得てここまでたどり着きました。
四季折々の変化が楽しめる豊かな植栽が、無事実現しますように。