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「建築のなか→ vol.7」

イベント「建築のなか→ vol.7」に参加してきました。

日時:2016.11.26(sat) 18:00-
会場:CO2WORKS (愛知県 名古屋市)
テーマ:「建築と写真と編集と」これからのメディアとしての在り方

イベント「建築のなか→」は
「継続的な批評性のある場を作ること」
「建築の見方の枠を広げること」
「建築の横のつながりを作ること」
を目的とした建築プレゼンイベントで
私は第5回のときにお邪魔して以来、2度目の参加です。

今回のプレゼンターは
建築写真家 谷川ヒロシさんと、フリーランスの編集者 柴田直美さんのお二人。

お二人のレクチャー後に40名の参加者全員でワークショップを行ない、その後懇親会というイベント内容です。

 

谷川ヒロシさん

谷川ヒロシさん
建築設計もご経験された後に、建築写真家として活動されています。トロロスタジオ代表、大同大学非常勤講師

 

柴田直美さん

柴田直美さん
建築専門誌「a+u」編集部を経て、アムステルダムのグラフィックデザイン事務所thonikに勤務され、その後フリーランスの編集者として国内外で活動されています。

 

建築のなかvol.7

ワークショップ:「建築とメディアの関係を考えよう!」

参加者を6グループに分けて、建築雑誌編集のワーク。誰向けにどんなテーマ・メッセージを?表紙は何がいい?
表紙含め計7ページのレイアウトを考え、それぞれ発表!
そして編集された案に対し、谷川さんからは写真を撮った方の気持ち、柴田さんからは編集上のアドバイスなどコメントをいただきました。

 

建築のなかvol.7

谷川さんからは、建築写真を撮る際にどんなことを考えているか。そして柴田さんからは、編集作業のポイント、海外の建築事務所(MVRDV、ヘルツォーグ&ド・ムーロンなど)との特集号内容やりとりなど・・印象に残りました。

お二人とも大学で建築を学ばれたという共通点があります。
柴田さんから、編集作業で誌面の部分(ディテール)と全体の意味やバランスを常に俯瞰して捉えながらまとめていくのは、建築をつくる意識に近いのではないかというお話もありました。

建築をつくることと、それを伝える(見せる)こと。それぞれの専門性が重なり合いながらもやはり異なる視点も感じられた、そんな学びのあるイベントでした。

 

 

blog category:展覧会等イベント視察
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2016-11-27 | Posted in diary, blog |