diary, blog
建て方
「目黒の住宅」で、建て方に立会ってきました。
先日の土台設置確認後、台風の影響などで天候判断が難しい状況が続いていましたが
いよいよ建て方を迎えます。
建て方(たてかた)とは、一般に土台の据付から柱、梁、棟上げ までの作業工程をいいます。
上棟(じょうとう)も最上部に棟木(むなぎ)を上げることですので、言葉の違いはありますが、建設時の作業としては同じ内容となります。
また、建前(たてまえ)とも言います。
竣工・竣工後も建物が無事であるよう祈念します「上棟式」については、
クライアントともご相談しまして後日、足場などを整えてから執り行う予定としています。
そのため本日のブログでは「建て方」と表記させていただきます。
この日、木造2階建ての建築ヴォリュームが一気に立上がることとなります。
多くの打合せ、様々な図面検討やコスト調整を経て、建築の姿が見えてくる瞬間ですので、
やはり特別な1日だと感じます。
手際良く、2階の床まで作業が進んだ状況。
ちなみに2階床の段差部が外部から視認出来るのは
スケルトンで見えるこのタイミングだけとなります。
設計者としましては、小さな仕掛けでも断面が見えるのはやはり楽しいです。
2階のフレームまで組み上がってきました。
僅かな角度の折れ屋根も見えてきました。
外観のスケール感も、大き過ぎず程良い雰囲気に・・
秋の風を気持よく感じる晴天に恵まれ
この日の作業で、無事に屋根フレームまで整いました。
現場監督のYさん、大工棟梁のMさんはじめ、作業に関わっていただいたガードマンさんまで
皆さん1日ありがとうございました!
今後の内外装工事も、引き続きよろしくお願いいたします。