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ガルバリウム鋼板

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「豊橋の住宅/House in Toyohashi」の現場も大詰めに近づいています。
各種仕上工事が進んでいる状況です。

 

豊橋の住宅では、屋根と外壁に、ガルバリウム鋼板を同色で採用しました。
耐候性も良いため、長い間ほぼ変わらずに整った表情を見せてくれると思います。

 

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外装のすべてがガルバリウム鋼板ではなく、部分的に
南面の庇の下、奥まった壁と軒天は天然木とし、鋼板に比べて少し軟らかい素材感としました。それぞれ壁はレッドシダー縦羽目板張(t=18mm)、軒天はカーボナイズヘム(t=8mm)を張っています。

 

IMG_1213 - バージョン 2

建物のエントランスを構成する西側妻壁には、ガルバリウム鋼板が全面的に見えます。
外観に、凛々しさが出てきました。

光の当たり方で、シルバーっぽく見えたり、曇天時には黒っぽく見えたりします。
季節、天候、時間帯が変わると、その時々で景色・印象が変わります。

 

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建物の北側には、アルミ製サッシの小窓をいくつか設けていますが、この小庇も同一材のガルバリウムで製作しました。
庇の板金加工としては一般的なおさめ方ではありませんが、現場で職人さんも交えて相談し、大丈夫と言って下さったので、同一素材で実現しました。
バックヤード側なのですが、こうした小さな工夫の積み重ね・・丁寧につくっていただき、ありがたいです。

 

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エントランス脇、南庭に抜けるポーチ部分もほぼ完成です。

 

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南の庇の先端、軒先には屋根通気のためのスリットを通しで仕込んでいます。
軒天は、ガルバリウム鋼板の鼻隠の下端合わせで木板をおさめ、通気スリットの存在をデザイン的には、単なる1つの目地にして消しています。

 

外装に続いて、室内の様子も少々写真でお伝えします。

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内部でメインの空間となります、リビング・ダイニング・キッチンの様子。
画面手前には、畳コーナーとなります障子の鴨居が浮かんでいます。
一部の建具や家具、塗装などのを除いて、ほぼ仕上が見えてきました。

 

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大屋根を支える壁が中央に3カ所見えています。それぞれ構造用合板で三本の柱を1つに固めたものですが、この住宅の中でちょっと変わった大黒柱のような?インテリアのアクセントになっていると思います。
この壁柱が屋根のスラスト受けにもなるよう構造設計者と相談して、小屋組を見せないスッキリとした意匠が実現しました。

 

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リビングから南庭の眺め。
これから庇の下に濡れ縁がつくられ、さらに床の広がりが外部へ延びる予定です。
ピーラーの木製建具は戸袋に内蔵されますので、季節の良い時期には開放的なイメージになるはずですので・・完成が待ち遠しいです。
植栽工事は建築本体工事の後、少し先になりますが全体が整った状態でまた写真を撮影できれば、と考えています。
工事も残り僅かとなってきましたが気を引き締めて、最後までよろしくお願いします。

 

blog category:豊橋の住宅

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2019-03-27 | Posted in diary, blog |