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みそ作り体験館
長野県伊那市にあります「ハナマルキ みそ作り体験館」まで足を運んでみました。
小学生の娘にとりましては夏休み最後の週末、親子で「みそ作り」体験です!
みその生産で知られる「ハナマルキ」さんが創業100周年を記念して建設された建物。
大胆な造形のこの施設は、竹中工務店さんの設計施工で2018年竣工。
まだ新しい建築です。窓も少なく内部はどんな感じでしょうか。
外観は、白い多面体。
構造は、コンクリート折板構造とのこと。
向こう側(奥の面)には写真1枚目の大きな窓があり、
南アルプスを望みながら、みそ作りを行なえるという体験施設です。
この建物脇にあります、ハナマルキ伊那工場の1Fで受付を済ませ、体験館へ。
雨により、2Fブリッジからの移動となりましたが、晴天時は1F 外部からとなるようです。
はじめに体験館の1Fシアター空間で、映像を見ながら「みそ作り」に関する工程など基礎知識を学びます。
そして隣接の工場へまた移動し、実際の商品となっているみその生産状況も見学。
再び「体験館」へ戻り、2Fでいよいよ「みそ作り」の体験へ。
この日は曇天で山並みまでは見られませんでしたが、足元には美しい木々が広がっていました。
拝見しました外観、シアタールーム・体験ルームの内観は、柱や梁型もなく、いろいろな意味でシンプルなつくりにしていると感じました。
みそ作り1人分の体験キットはこのようなもの。基本は、大豆・米こうじ・塩の混ぜ合わせです。エプロン、帽子、手袋を着用し、みそ作り開始です!
はじめに米こうじと塩のみビニル袋に入れて混ぜ合わせ、
次に手動の機械で大豆をミンチにし(分量は1人分 1440g)同じ袋に入れ手で混ぜます。
最後に酵母と乳酸菌の入った種水を加えて、これら全てをまんべんなく練り込むように混ぜ合わせます。
空気を抜いてゴムで縛り、木ぶた・重石を載せて、みそ作り体験は終了です。
その後は約3ヶ月、施設の貯蔵庫で適温に管理していただき熟成を待ちます。おいしいみそにできあがったら郵送で届く仕組みです。
当初、誰がやっても同じではないかと思っていましたが、仕込み作業(混ぜ具合)は意外と人によって違いそうでした。
さぁ、どんなみそになって届くのか?
けっこう楽しみです。