diary, blog
うみがたり
この夏、新潟県 上越市(直江津)にオープンしました
上越市立水族博物館「うみがたり」へ先日、行ってきました!
日中の暑さと渋滞を避けて・・
横浜から、直江津まで明け方に車を走らせまして
ほぼ日帰りの弾丸移動です!
80年以上も歴史のある水族館の、建替えプロジェクトとのこと。
味わいのある旧水族館も訪れたことはありましたので、
その後の新館がどうなったのか、少々気になっていました。
水族館の設計経験豊富な日本設計さんが設計を手掛けられているとのことで
娘と共に楽しみに・・
強い日射しの中、チケットを購入する手前で、既にかなりの待ち行列が・・
建物外観は、シンプルな矩形で
日本海に面した壁面に、アクセントとなる透明なガラスのカーテンウォールが採用されています。
そして最上階に鉄骨の屋根(庇)を巡らせることで
全体のヴォリューム感をうまく抑えてバランスさせているように感じました。
エントランスの庇
無垢の鉄板、一枚板でした。
薄さにこだわられたご様子・・
最上階、イルカショーを見ることが出来るスペースは、
外観で見えた鉄骨の屋根(庇)下で、外部空間として広がっていました。
イルカ水槽の水面が、背後の日本海と連続するこの景色は何とも気持よく、素晴らしいです!
シンガポールのマリーナベイサンズ(インフィニティプール)を思わせますね!
ちなみに ショーの開始30分前で、既に満席でした!
日本海との関係性を十分に意識し、積極的に取り込もうとした設計者の強い想いが感じられます。
オススメしたい絶景ポイントです。
イルカショー、大人・子ども共に楽しめました。
写真もちょうどいいタイミングで撮れました!
館内、建物中央部の水槽を巡る順路を進みますと
立体的に水槽を見せる工夫があちこちに・・
日本海の魚さん達を眺めまして、しばしのクールダウン。
さらに順路を進みますと・・
地上階に戻り、マゼランペンギンたちに出会うルートが展開していきます。
ペンギンの生息地に入り込んで、間近に触れ合うことのできる展示のコンセプト!
「うみがたり」は、マゼランペンギンの飼育数では、なんと世界一だそうです。
上越市は、野生のマゼランペンギン一大生息地である「パタゴニア」と
ほぼ地球の裏側で、年間を通じて真冬以外は気象条件が近いそうです。
マゼランペンギンの繁殖に成功してきた背景としまして
①「気象条件」
②「以前からコロニーを形成できるような飼育数としていた」
③「飼育員の皆さんの情熱のかけ方」
などが挙げられ、それらが相まって うまく実現しているとのことです。
マゼランペンギンで世界一の話題を持つ「うみがたり」。
事前に調べておりませんでしたので驚きました。
日常生活から一歩離れ、涼しげな水中の世界に・・
親子で、夏休みらしい経験をさせていただきました!