diary, blog
鹿児島睦の図案展
鹿児島睦の図案展2016
東京都港区北青山にありますdoinel(ドワネル)で11/15まで開催中の展覧会について。
鹿児島さんは陶芸家として活動をスタートされましたが、陶芸以外の図形や素材に描いても独自の構成力とオリジナリティのあるモチーフで図案を構成されています。
「陶芸家・鹿児島睦の作品世界の魅力は図案にある」ということから図案を紹介する展覧会がはじまり、今回で4度目の開催とのことです。
昨年に引き続き、先日足を運んでみましたが、今回は鹿児島さんご本人がライブペイントをされるタイミングで、コンパクトな会場は見学者で一杯になっていました。
原画について解説される、鹿児島さん。
本来の創作活動の陶芸は主に日中行ない、その後の時間でこの図案作成をされていたそうです。アルファベットに書き込む図案密度が、その日のちょっとしたコンディションの違いなどに現れることや、中に描く動物選びをどうされたかなど、非常に優しい語り方で創作時のエピソードもご説明くださいました。
原画「L」はライオン。肘掛けポジションは、他のアルファベットの動物にも・・
完成図案ポスターはこのように。独特な世界観が滲み出ています。
こちらは通常創られています陶芸作品。
陶芸の活動領域を広げるように、アーティスト・鹿児島睦として、新たなフィールドで才能を発揮されていました。
創作者の素顔もうかがうことができた素晴らしい展覧会で刺激をいただきました。
展覧会の特設webページ
http://zuan-zokei.com/zuan-exhibition2016
自分たちの建築設計活動にも日頃から知見を広げる意識を忘れず、一歩づつ取組んでまいります・・