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模型製作

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住宅案プレゼンテーションに向け模型製作中です。

通常の建築の図面・模型スタディでは、縮尺は1/100、1/50の検討が中心ですが、今回は1/100モデルと、1/30で準備中です。
1/50や1/30サイズですと、内部空間のイメージがしやすくなるため、家具の椅子やテーブルも重要なアイテムとなります。リビング、ダイニング、外部ベンチなど、デザインも変えながらつくります。人物や植栽なども加えます。

私たちhm+architectsでの製作道具は、どんなサイズの模型でも、
・カッター(刃の先端が30度のもの)
・カッターマット(サイズ:A3、A2)
・金尺(金属製の定規:長さ15cm、30cm、60cm、100cm)
・スコヤ(直角を確認し、部材を切り出す時に使用:大小サイズあり)
・ピンセット(先端:まっすぐのもの、折れ曲がったもの)
・両面テープ(幅:5mm、10mm、20mm、40mm)
・スプレーのり(接着力の強いもの、はがせるもの)
・木工ボンド(速乾)
この愛用品たちで、ほとんど全てつくってしまいます。

ちなみに大学で学生さんの設計課題の模型を見ていますと、接着剤に「スチのり」を使う方が多いのですが(かつて自分も学生時代は使っていましたが)これは使用していません。
作業性・仕上がり・製作後の耐久性など、長年の実務設計の模型製作経験からある時期以降、木工用ボンド(速乾タイプ)に切換えました。

 

建築の模型は、自分たちの設計検討・確認作業と、受取っていただく方へのプレゼンテーションで、空間イメージを共有していくために大変重要なアイテムであると考えています。
作業効率良く、精度を高めて・・ついのめり込んでしまいますので、全体作業時間をコントロールするのが難しいところです。

いずれにせよ、どのプロジェクトでも模型に私たちの想いを込めています。
今回もそれがしっかり伝わってくれることを信じて・・
毎度のことですが作業にはまり込んでおります。

 

 

 

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2017-03-04 | Posted in diary, blog |