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型枠(その2)

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「蒲郡の併用住宅/House in Gamagori」の現場(愛知県蒲郡市)は
RC部分の型枠作業が続いています。

以前、「尾張の住宅/House in Owari」の現場(愛知県春日井市)
ブログ記事で「型枠」について触れました。
関東地方と近畿地方では型枠資材の鋼管が、角形パイプと丸パイプで異なりますが、
春日井の住宅では近畿地方で多く見られる角形の鋼管が現場で使用されていました。

同じ愛知県内ですが
この蒲郡市の現場では、関東地方で見られる丸パイプの鋼管を使用しています。

一般に関東・関西で異なることは知られていますが、
具体的にどこが境界となっているかまでは、私は聞いたことはありません・・

 

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現在 私たちが設計監理させていただいている2つの愛知県内の案件で、
ちょうど、この型枠資材・鋼管の違いが見られました。

資材が違えば、壁・床スラブの鋼管の組み方も変わりますので
建築の技術・文化が異なると言えます。

愛知県の中でも、尾張地方、三河地方では、言語(方言)や食文化も異なります。

もしかすると、建築でもこのあたりが境界となる要素があるのか・・
建築関係者にとっては、ちょっと気になるところです。

 

 

blog category:蒲郡の併用住宅
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2018-08-03 | Posted in diary, blog |