diary, blog
夏の撮影
「犬山の住宅」夏バージョンの撮影/設計:hm+architects
以前開催させていただきましたオープンハウス、お引渡し時には外構・植栽が不十分な状況でありました.
外構(寒冷時期を避けて後に施工した脱色アスファルト舗装や、庭の各植栽)、周囲の景観が緑で落ち着きを見せるこの時期に先日、建築の外観写真を再撮影させていただきました.
この住宅周辺は、特に夏、あたり一面 稲の緑がとても鮮やかです.
秋になれば稲穂が黄金に色づき、稲刈り後はまた大きく景色が変化します.
ちなみにお引越し後、半年弱お住まいのYさんによりますと
景色の変化のほか、水田に水が張られている時期は(他のお宅に比べ)かなり夏の暑さが軽減される実感があるそうです.
建物にかかる夏の光熱費も驚くほど抑えられており、ご満足いただけているようでした.
設計者としましては断熱・通気・内外装等トータルの仕掛けがマッチしているかなと・・周辺環境と相まっての建築の快適さ、とても嬉しい一言でした.
室内からの見え方も期待した通り、鮮やかな稲の緑が広がっていました.
外構アプローチ脇
上の写真は、2月末に植えたイワダレソウのポット苗の様子.
苗の間隔は40〜50cm程度でしたが、約5ヶ月後に・・
しっかりと繁茂し、グランドカバーとしての景観をつくってくれました.
雑草も生えにくく、想定通りお手入れもカンタンでいい感じだそうです.
アクセントとして配置しました、小さなシロヤマブキの苗木にも、すでに花の後の黒い実がついていました. なんだかホッとします.
前回同様、建築写真家の小川重雄さんに撮っていただくことができましたので、写真の仕上がりが待ち遠しいです.
住宅が田んぼに浮かんでいるような外観写真・・納めていただいたのではないかと思います.
国内外の多くの建築写真を撮られた小川さんでも、
「田んぼの中に三脚の足を入れて撮ったのは初めてだよ」
とおっしゃっていました.
撮影ポイントを探して足元の悪いところまで・・恐縮いたします!
写真がまとまり次第、弊社WEBページにUPさせていただく予定です.
※本Blog写真は私のスナップ写真です.
暑い中、撮影にご協力下さいましたYさん、小川さん、どうもありがとうございました.