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配筋検査

バージョン 2

小雨の中、進行中のProject「新城の住宅」で配筋検査を行いました。

建築は、1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造の構造形式(混構造)です。
この日は構造設計者(リズムデザイン構造計画事務所 代表/中田さん)、総括・意匠設計者として弊社の立会いで、基礎および耐圧盤の配筋検査、コンクリート打設前状況の確認を行いました。

また、建築の確認申請で定められた法令上必要な検査とは別に、施工者が加入している新築住宅の瑕疵担保責任保険の検査、さらに住宅性能評価(耐震証明基準)の申請を個別に行なっている案件のため、これらの検査も同日、時間を少しずらして行われ、順次立会いさせていただきました。
きれいに整った現場状況で、各検査で特に指摘事項もありませんでした。無事に次の工程に進みます。

 

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工事着工後、私たちの設計・監理では、現場が遠隔地であっても施工者(現場監督さん)と頻繁に連絡を取り合って現場写真などもメール等で共有しています。そのため日々、基本的には問題がないことを確認しながら工事を進めていただいていますが、やはりポイントなる細部を直接見て、立会い確認する必要はあります。

ちなみに私たちも、構造設計の中田さんもこれまで、大規模な施設設計から小住宅まで様々な設計・監理を経験してきました。現場を見ますと、鉄筋工の職人さんと直接お会いせずとも現場への意識・レベル(同じ配筋の図面でもおさまりへの配慮が感じられるかどうかなど)は、およそ把握できることが多いものです。

今回、実際の配筋施工状況は、事前に写真で把握していた以上に大変整った仕事ぶりで、中田さんも同感とのこと。
安心感のある状況は、現場監督さんの指示や手配のおかげでもあり感謝いたします。

 

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雨の雫がキラリと光る綺麗な配筋の様子。
各所、つい多めに写真を撮ってしまいました。

 

 

blog category:新城の住宅
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2020-10-13 | Posted in diary, blog |