diary, blog
植栽圃場で見かけた スペインオリーブ
植栽検討のため先日、横浜市神奈川区にある老舗植木店「FURUYA PLANTS」さんへ足を運んできました.
約3900㎡の広大な圃場には、約3000種もの多種多様な植物をそろえているそうです.
打合せ目的と関係ない植物を含め、見ているだけで楽しくなります.
いくつか気になるものなどスナップでパチリと.
入り口脇には、丸く形づくられたアカシアが植えられています.
すごく大きなボリュームで立派!
枝垂れタイプのミモザは、かなり珍しいものらしいです.
ローズマリーもこんな風に、こんもりとしたボリュームがあると、ちょっと違った雰囲気をつくり出します.
足元には風にそよぐ、スティパ.
見たことのない植物も多数並んでいます.
ガラス室内には、エアープランツも.
(娘も連れて、見学させていただきました)
空気中の水分で成長しています!
こちらは、スペインオリーブ.
植栽検討予定のものではありませんが、圃場で偶然見かけました.
樹形が何とも素敵です.
樹齢はどのくらいでしょうか. 価格も・・?
ヨーロッパのオリーブは、古いものは500年、1000年にもなるそうです・・
気が遠くなるほどの時間の永さで生きているんですね.
切り株のようになっているオリーブは、まだ運ばれて間もないもの.
スペインから長距離移動のため、枝も根も極力小さく切ってしまい最小限の活動エネルギーで生きながら、船便で数ヶ月かけて日本にやってくるそうです.
そしてまた日本でじっくりと時間をかけて、枝葉を伸ばし実をつけてくれるんですね.
生まれ育った本国スペインを離れ、きっと一緒に育った家族・仲間ともお別れして
こうして気候も土も異なる日本にやってきて第二の人生(オリーブ生?)を歩むたくましさ・・
環境が整えばさらに数百年生きていくのかもと思うと、本当にすごいなぁ.
人間(自分)の生活の中で、引越したり、転職したりという環境の変化くらいで、慌てたりしてはいけないなと.
何だか勇気をもらえた気がしました.
オリーブもいろいろな品種・サイズ・形があります.
高さ4mほどのオリーブは、今回狙い目の一つ.
こちらは、ロシアンオリーブ.
呼び名はオリーブと言っても、正確にはグミの仲間で、赤い実をつけます.
ある程度の日影でも生育するとのことで、植栽候補の一つに.
個性的な樹形が面白いですね. シルバー系リーフで独特の良い雰囲気をつくってくれそうです.
メラレウカは、香りがとても良いティーツリーでした.
FURUYA PLANTSさんオススメの一つということで、こちらも候補に.
広い圃場を、とても優しく案内して下さいました石井さん
どうもありがとうございました!