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葉山町での撮影と横須賀美術館

先日、弊社で設計監理を行ってまいりました「葉山の住宅」について、竣工写真の撮影を行いました。
外構工事の一部と植栽工事の時期を調整したことなどから、お引き渡しから少し時間経過したタイミングの撮影となりましたが、幸い気持ちの良い晴天に恵まれました。


撮影は、今回も建築写真家の小川重雄さんにお願いし、当日は設計の私たちも立会ってきました。
私たちはプロジェクトの最初から、クライアントのリクエストをお聞きしながら現場に何度も足を運んで、建築の設計を行います。さらに建設時も現場監理を行っていますので、当然建物の隅々まで把握しているはずなのですが・・
写真家の小川さんは、設計者が自覚できていない視点や構図、一瞬の光の状況を即座に読み取って撮影して下さいます。当日撮影に立ち会っていれば、およそどこからどの向きで、どんな写真を撮られたのかわかりそうなものですが、最終的には毎回予想外な素敵な写真をご提示いただくことになります。
良い形で竣工写真として記録に残すことは、クライアントにとっても望ましいことだと思いますが、一流のプロの仕事を見せていただくことは、私たちにとっても大きな楽しみです。

カッコ良く見えた撮影時の小川さん。スナップ写真を1点あげさせていただきます・・

今回、夕景待ちで少々時間がありまして、横須賀美術館まで小川さんとご一緒して足を運んでみるというボーナス経験もさせていただきました。
この日は展示入替え期間でかつ平日でしたので来館者は少なく、また過去数回訪れた中でも一番景色が良く見え、とてもゆったりとした雰囲気でした。
撮影の立会い・補助で現場に来ているはずが、こうしたリラックスタイムを過ごさせていただくのはとても新鮮でイイ感じでした。

屋上より
船や対岸の富津岬までクリアに見えました。

美術館は、各所に力の入った設計です。
変わらず特別な存在感を示していて感心します・・


屋外の景色を眺めるだけでなく、建築が大切に使われている様子も拝見することができました。優しい気持ちになれて良かったです。

その後は葉山町の現場に戻り、無事に夕景までおさめていただけました。
小川さん、1日どうもありがとうございました。

後日、最終的な写真をご紹介できる状況になりましたら、随時こちらのwebsiteにアップしたいと思います。いましばらくお待ちください。

blog category:葉山の住宅
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2021-12-16 | Posted in diary, blog |