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郡馬県立館林美術館/Gunma Museum of Art, Tatebayashi
設計:第一工房(前職) プロジェクトチームにて設計監理を担当





















Gunma Museum of Art, Tatebayashi
郡馬県立館林美術館
「自然と人間」をテーマとして、調和、共生、対峙など自然と人間の様々な関わりを表現した作品を収集する独自性を明確にした美術館として館林市多々良沼公園内に建設された。
敷地中央の芝生広場を建物でゆるやかに囲い込み、建築とランドスケープが一体となる環境の創出を目指している。
所在地 群馬県館林市日向町
主要用途 美術館
設計監理 第一工房(担当/伊原みどり)
構造設計 川口衛構造設計事務所
設備設計 環境エンジニアリング
ランドスケープ オンサイト計画設計事務所
サイン 矢萩喜従郎
施工 大林組・河本工業・りんかい建設JV
敷地面積 74,918.00㎡
建築面積 5,742.85㎡
延床面積 6,856.47㎡
規模 地上2階
構造 RC造・SRC造・S造
受賞
第17回 村野藤吾賞
第43回 建築業協会賞(BCS賞)
日本造園学会賞(館林美術館/多々良沼公園:オンサイト計画設計事務所)
掲載誌
日経アーキテクチュア 建築巡礼 2024.09.12
GA 現代建築シリーズ2 美術館2 2008.11
東京アートガイド 2008.04
JAPANESE ARCHITECTURE 2008.02(出版:ARCHIWORLD/韓国)
デジタル画像で見る 日本の建築30年の歩み1976-2005 2006.05
INAX REPORT 2005.09
建築設計資料102 美術館3 2005.09
特選美術館三昧 2004.06
高橋てい一/第一工房1960-2005 2003.12
建築設計資料集成 展示・芸能 2003.09
JA48 YEARBOOK 2002 2003.01
近代建築 特集 博物館・水族館の計画と設計 2002.09
LANDSCAPE DESIGN 2002 Autumn
MODERN LIVING 2002.07
建築文化 2002.02
GA JAPAN 54 2002.01-02
新建築 2002.01
日経アーキテクチュア 2001.12.24
建築ジャーナル別冊 第一工房 特集 2001.11
GA JAPAN 40 1999.09-10
Photo:Shinkennchiku-sha , Kijuro Yahagi ,Masashi Kudo
※第一工房 法人著作管理者の許可を得て写真掲載しています
全労済情報センター /Zenrosai Computer Center
設計:第一工房(前職) プロジェクトチームにて設計監理を担当















Zenrosai Computer Center
全労済情報センター
これまで分散されていた情報関連施設と事務所を統合し、全労済の新たな情報の拠点を目的として、多摩ニュータウンの緑に恵まれた緩やかな丘陵地に建設された。
限定した建築材料を用いて空間を明快に構成することで、建築の表現として可能な限り鋭い対比をつくり出すことを試みている。
所在地 東京都八王子市
主要用途 事務所・ギャラリー
設計監理 第一工房(担当/伊原みどり)
構造設計 構造計画研究所
設備設計 ピーエーシー
ランドスケープ 日本リサーチ・コアデザイン
施工 大成建設
敷地面積 11,143.30㎡
建築面積 4,030.52㎡
延床面積 21,353.82㎡
構造 SRC造・RC造・S造
規模 地上7階・地下2階
受賞
第38回 建築業協会賞(BCS賞)
INTER INTRA SPACE DESIGN SELECTION ’95デザイン賞
掲載誌
GA JAPAN 163 2020.03-04
デジタル画像で見る 日本の建築30年の歩み1976-2005 2006.05
高橋てい一/第一工房1960-2005 2003.12
建築MAP東京2 2003.08
建築ジャーナル別冊 第一工房特集 2001.11
建築グルメマップ1 東京を歩こう 2001.06
THE ARCHITECTURAL REVIEW 1996.04
風景の中の階段 1996.02
GA JAPAN 16 1995.09-10
新建築 1995.06
日経アーキテクチュア 1995.05.22
※高橋てい一 の「てい」は青へんに光
photo:Shikenchiku-sha
※第一工房 法人著作管理者の許可を得て写真掲載しています.
あいち海上の森センター / Aichi Kaisho Forest Center
設計:第一工房(前職) プロジェクトチームにて設計監理を担当















Aichi Kaisho Forest Center
あいち海上の森センター
愛知万博「瀬戸愛知県館」の仮設部を撤去し、海上の森や里山・自然を学ぶための恒久施設として再整備された建物である。
既存敷地の水脈を断たずに斜面の崩壊地を止める等の配慮を行いながら建物の配置・構造を慎重に定め、土地との融和をはかった。
所在地 愛知県瀬戸市吉野町
主要用途 学習施設
設計監理 第一工房(担当/伊原洋光)
構造設計 TIS & PARTNERS
設備設計 環境エンジニアリング
ランドスケープ オンサイト計画設計事務所
施工/撤去改修 竹中工務店・足立工業・アクシス総合設備・東光電気
敷地面積 18,300.05㎡
建築面積 1,149.21㎡
延床面積 1,546.05㎡
規模 地上2階・地下2階
構造 RC造・一部S造
受賞
第7回 JIA環境建築賞(一般建築部門 最優秀賞)
第38回 中部建築賞
第14回 愛知まちなみ建築賞
日本建築学会「作品選集2008」
第12回 公共建築賞(優秀賞)
掲載誌
建築雑誌「作品選集2008」 2008.03
環境建築ガイドブック 2007.11
ka030 2006.06
GA JAPAN 81 2006.07-08
新建築 2006.07
Photo:Shinkenchiku-sha , SS Nagoya , Tomio Ohashi
※第一工房 法人著作管理者の許可を得て写真掲載しています
2005年 日本国際博覧会 瀬戸愛知県館 /EXPO 2005 AICHI JAPAN, Aichi Pavillion Seto
設計:第一工房(前職) プロジェクトチームにて設計監理を担当

















EXPO 2005 AICHI JAPAN, Aichi Pavillion Seto
2005年 日本国際博覧会 瀬戸愛知県館(現 あいち海上の森センター)
2002年のプロポーザルコンペ1等。
愛知万博の原点である瀬戸会場に位置するパビリオン。
建物は、恒久部分と仮設部分を組み合わせ、起伏のある土地形状に合わせた三層構造となっており、最上層から入館し順に降りながら観覧する空間構成。仮設部はほとんど人工空調を行わないパッシブな建築を目指した。
所在地 愛知県瀬戸市吉野町
主要用途 博覧会パビリオン
設計監理 第一工房(担当/伊原洋光)
構造設計 TIS & PARTNERS
設備設計 環境エンジニアリング
ランドスケープ オンサイト計画設計事務所
展示設計 電通
施工 杉本組・足立工業・アクシス総合設備・衣浦電気・ダイコー
敷地面積 125,566.10㎡
建築面積 1,775.77㎡
延床面積 2,999.94㎡
規模 地下1階 地上3階
構造 RC造 一部S造
受賞
第7回 JIA環境建築賞(一般建築部門 最優秀賞)
グッドデザイン賞 2005(建築環境デザイン部門)
第6回 タイルデザインコンテスト(優秀賞)
第2回 日本展示学会賞(作品賞)
日本建築学会「作品選集2008」
第12回 公共建築賞(優秀賞)
掲載誌
建築雑誌「作品選集2008」 2008.03
環境建築ガイドブック 2007.11
照明学会誌 VOL.89 2005.10
愛知の建築 No.535 2005.07
新建築 2005.05
Photo:Tomio Ohashi
※第一工房 法人著作管理者の許可を得て写真掲載しています
清水建設技術研究所 安全安震館 /Shimizu Corporation Institute Of Technology,Safety&Security Center
設計:高橋てい一/SFS・21+清水建設 前職の第一工房プロジェクトチームにて設計監理を担当










Shimizu Corporation Institute Of Technology,Safety&Security Center
清水建設技術研究所 安全安震館
従来の免震構造とは異なる、新しい長周期免震システム「塔頂免震」(Seismic Free System 21)をSFS・21開発グループで共同開発し、実現した建物である. 建物は、頂部に地震時の変形を絶縁する免震装置を持つコンクリートコアシャフトと、免震装置上部よりケーブルで吊られた居室部分から構成される. 直下型から海洋性の大地震まで、幅広いタイプの地震に対応可能な建築.
所在地 東京都江東区
主要用途 事務所
塔頂免震 SFS・21開発グループ:
高橋てい一/第一工房(SFS・21開発グループ代表)
和田章/東京工業大学 竹内徹/東京工業大学
彦根茂/Arup Japan 堀富博/清水建設
設計 高橋てい一(第一工房担当/伊原洋光)/SFS・21+清水建設
構造設計 清水建設
設備設計 清水建設
施工 清水建設
敷地面積 26,442.19㎡
建築面積 75.60㎡
延床面積 213.65㎡
規模 地上4階
構造 RC造・S造・塔頂免震構造
受賞
日本建築学会「作品選集2009」
掲載誌
日経アーキテクチュア 2011.07.10
建築技術 2011.07
建築画報344 2011.03
アーキニアリング・デザイン展2008 公式カタログ 2008.10
JABS 建築雑誌vol.123 2008.02
JA68 YEARBOOK 2007 2008.01
DETAIL JAPAN 2007.10
ディテール173 2007.06
建築技術 2007.05
日経アーキテクチュア 2007.04.23
Casa BRUTUS 2007.04
GA JAPAN 85 2007.03-04
新建築 2007.03
※高橋てい一 の「てい」は青へんに光
※SFS・21開発グループメンバーは開発当時の所属記載
photo:Yoshio Takase , Shigeo Ogawa
※第一工房 法人著作管理者の許可を得て写真掲載しています
中部大学 不言実行館 /Chubu University ACTIVE PLAZA
設計:第一工房(前職) プロジェクトチーフとして設計監理を担当








Chubu University ACTIVE PLAZA
中部大学 不言実行館
中部大学は、1964年に愛知県春日井市の丘に中部工業大学としてスタートし、後に大学の名称を中部大学と変更し7学部30学科を擁する総合大学として発展を遂げている。創立者の三浦幸平先生の掲げられた「不言実行、あてになる人間」を建学の精神とし、2014年に50周年を迎えた際に記念事業として「不言実行館 ACTIVE PLAZA」は、キャンパスの中心部に建設された。
外装イメージへの要望は2つ。1つは“大学の歴史をふまえてこれまで作り上げてきた、キャンパス内の白を基調とした端正な建築群のイメージとの調和を図ること”、そしてもう1つは“50周年記念事業として既存施設との差別化も図ること”であった。
6階建ての施設は、324席の多目的ホール(1F)、中部地区最大規模となるラーニングコモンズ(2、3F)、様々なかたちで学生サポートを行う学生支援課(4,5F)、カフェテリア(6F)という複合プログラムから成る。総合大学としてのアドバンテージを発揮すべく、本施設では学生達が学部学科を超えて自由に交流し、自分たちの判断で学び、企画と体験のできる環境・場の提供により、学力のみならず人間力を培うことが期待されている。建築の設計全体としては、これまで以上に学生が授業以外でも大学に長時間滞在できるよう、ソフトや備品と連繋する自由度の高いスペースを各所提供していくことを心がけた。外装タイルについても、そうした滞在性と連動する「光」や「時間」を意識できる仕掛けを持たせ、キャンパスライフの各シーンを演出しようと考え、季節や天候、日中の時間変化まで視覚化できればと、釉薬を用いて清潔な白さ見せる特殊形状タイル(片側のみ水平リブ付きタイル)を考案することとなった。
所在地 愛知県春日井市
主要用途 大学
設計監理 第一工房(担当/伊原洋光)
構造設計 清水建設
設備設計 清水建設
施工 清水建設
敷地面積 333,517.32㎡
建築面積 1,299.53㎡
延床面積 5,613.08㎡
規模 地上6階
構造 RC造・S造
受賞 第29回 日経ニューオフィス賞(中部ニューオフィス奨励賞)
photo:Shigeo Ogawa
※第一工房 法人著作管理者の許可を得て写真掲載しています
previous works
第一工房(前職)で設計担当しました主な建築について
※第一工房 法人著作管理者の許可を得て写真掲載しています.
白河市立図書館 /Shirakawa Public Library
プロポーザルコンペ・基本設計・実施設計・現場監理まで4年半関わる(伊原洋光)

郡馬県立館林美術館/Gunma Museum of Art, Tatebayashi
基本設計・実施設計・現場常駐監理まで4年半関わる(伊原みどり)

全労済情報センター /Zenrosai Computer Center
実施設計・現場常駐監理まで3年半関わる(伊原みどり)

あいち海上の森センター / Aichi Kaisho Forest Center
プロポーザルコンペ(瀬戸愛知県館)・基本設計・実施設計・現場常駐監理・瀬戸愛知県館の改修設計まで4年関わる(伊原洋光)

2005年 日本国際博覧会 瀬戸愛知県館 /EXPO 2005 AICHI JAPAN, Aichi Pavillion Seto
プロポーザルコンペ・基本設計・実施設計・現場常駐監理まで3年関わる(伊原洋光)

清水建設技術研究所 安全安震館 /Shimizu Corporation Institute Of Technology,Safety&Security Center
塔頂免震技術開発スタディより、実現されなかった超免震Project提案、清水建設技術研究所 安全安震館の現場監理まで8年半関わる(伊原洋光)

中部大学 不言実行館 /Chubu University ACTIVE PLAZA
基本設計・実施設計・現場監理まで3年半関わる(伊原洋光)
ごあいさつ
hm+architects(エイチエム プラス アーキテクツ)は、伊原洋光 と 伊原みどり の二人ではじめた一級建築士事務所です。
私たちは前職(第一工房)で15年程実務を経験した後に、事務所を設立しました。
これまで培った経験を生かし、建築を一つ一つ丁寧につくることを常に心がけてまいります。
このほど、事務所のホームページを開設いたしました。
今後 hm+architects としての設計を積み重ね、ご用意できましたら、その都度ご報告いたします。また建築作品 works ページでは、前職の第一工房で担当させていただいた作品についても幾つかご紹介させていただきます。写真アーカイブの一部として少しでも多くの方に見ていただけますと幸いです。
またBlog記事として、私たちの日常の中で建築に関する様々な話題、さらにその周辺の出来事や想いを記してみたいです。どうかご笑覧ください。
末永く、よろしくお願いいたします。
平成28年2月 吉日
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フリオ・ゴンサレス展
[スペインの彫刻家 フリオ・ゴンサレス展]
– ピカソに鉄彫刻を教えた男 –
世田谷美術館で2016.1.31まで開催中の企画展。

雪の気配はない晴天の週末、家族で見に行ってきました。
20世紀鉄彫刻の父、フリオ・ゴンサレス(1876-1942)。
ブランクーシの技術助手を経て、1920年代末、ピカソに鉄の溶接技術を教えたことで、ゴンサレスは50歳を過ぎてから「彫刻家」としての自分を発見。
今回の展示はゴンサレスの仕事の全体像をとらえる、わが国初の体系的な回顧展とのことです。
個人的には、非常に小さな作品にも空間的広がりを感じ、写真ではわからない何とも言えない不思議な魅力を実作品で体感できて、非常に印象深かったです。
全体的に作品を落ち着いて見られ、良い展覧会でした。
ちなみに世田谷美術館は、1986年の竣工から今年で30年。
内井昭蔵建築設計事務所の執念?とも言えそうな部分が随所に見られ、また施設の維持管理も十分に行き届いていて、こちらにも感心。
ゴンサレスの<モンセラ>は、戦争で無防備な市民が犠牲になったことに抗議した作品ですが、展示を見た後には、
酸性雨により赤く変色した(当初緑青色)美術館の屋根が、無言で私たちの環境破壊に対して何か訴えかけているようにも見え、ちょっとドキッとさせられて帰りました。

と ら や /虎屋菓寮 京都一条店
[ と ら や ]虎屋菓寮 京都一条店

2015年12月末、虎屋菓寮 京都一条店に足を運んできました。
設計は内藤廣建築設計事務所で、丁寧なつくりの建物です。
以前、竣工後間もない頃に訪れていましたが、2度目に見ても建築的にあちこち感心するところがあり、発見があります。室内の家具デザインも同事務所によるもので、建築とインテリアの細部まで落ち着きのある雰囲気を違和感無くつくりだしています。
そうした建築に、お正月飾りがとてもよく似合ってました。
1年の締めくくりに、家族3人と友人と一緒においしいお汁粉をいただいてゆったり過ごしてきました。
むくりのある白いタイルも、お餅に見えて・・・とても奇麗でした。

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます!
昨年末は京都で、学生時代の友人家族20名程で集まる機会があり家族3人で出かけてきました。
幹事さん、いろいろとありがとうございました!
友人達と伏見稲荷や将軍塚青龍殿(ガラスの茶室)、嵐山などを散策した後、我が家はそのまま連泊し初めて京都で新年を迎えさせていただきました。
元日の北野天満宮は清々しい天気で、身の引き締まるような初詣を経験できました。その後自宅に戻り、恒例の明治神宮への参拝も行い、2016年スタートという気持ちです(ちょっと遅い!)。
これまでと違った年末年始を過ごしましたので、その流れで今年は新しいことにチャレンジできるよう頑張りたいです!
本年もどうぞよろしくお願い致します!!






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ラーニング・アーキテクチャー2015
東京ミッドタウンで12/26まで開催中

[ラーニング・アーキテクチャー2015 建築、学びの冒険 大学の建築設計課題の動向展]を昨日見てきました。
関東圏の主な建築系大学での設計事例を
「課題の意図」,「進め方と指導」,「学生エスキス」,「最終成果物」の流れで展示するものです。
建築学生、建築系志望の受験生への良い刺激になることはもちろんですが、個人的には学生を指導する立場の方々(特に地方大学関係者)に見ていただくと有意義な展示内容であろうと感心致しました。設計指導のプロセスにしっかりフォーカスした展示はなかなか見る機会が少なく、素晴らしい企画だと思います。大変勉強になりました。
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鹿児島睦の図案展2015
外苑前にある「doinel」で11/17まで開催中

鹿児島睦(かごしま まこと)さんの新作アート・プロダクト(てぬぐい、モビール、ポスター、カード)などを先日拝見!情報は妻に教えてもらって・・特に女性に人気かな。
作品撮影可でしたので数枚パチリ。アイテムは購入も出来ます。
お店は小さいですが、内装も洗練され上手にリノベーションされてます。

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槇総合計画事務所の創立50周年を記念する展覧会
代官山ヒルサイドテラス 11/29まで

「槇文彦の半世紀にわたる活動の軌跡」を無料で見られます。
やはり巨匠。別格といいますか、本当に特別な建築家でその槇総合計画事務所の力は言うまでもなくすごいです。
建物外部から1枚撮らせていただきました。
ニューヨークの「4 World Trade Center」を見てみたい。
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長新太の脳内地図 展

横須賀美術館で11/3まで開催中の、長新太さん没後10年を記念する展覧会。
漫画家、イラストレーター、エッセイスト、絵本画家として活躍された長新太さんの原画が多数見られます。
展示では、絶版になってしまっている絵本の原画、1950年代から70年代あたりの見たことの無かった作品、絵のタッチに特に惹かれました。
また自宅にある絵本の原画があると、子どもと一緒に入り込めていい感じでした。
また展示解説で
「僕の発想のいちばん根っこにあるのはアニミズムだけど、もうひとつ、生理的に心地いいものが最高」
とあったところが印象的で、どのキャラクターも愛らしい創作をされる、長新太さんの内面(脳内)に少し近づけた気がしました。展覧会のタイトル通り?ですかね。
ちなみに図録は分厚いですが、かわいいA6サイズで迷わず購入!
美術館の建築設計は、山本理顕設計工場(2007年竣工)です。
オープン間もない頃に一度訪れたきりでしたが、海へ開かれた建築の雰囲気は、数年経過して開館当初よりも、よりおおらかに自然に馴染んでいるような印象を受けました。
屋上から凪いだ海へ、気持ちのよい眺めでした。
ガラスの展望スペースには、以前無かった望遠鏡が置かれ、遠くを進むタンカーに書かれた文字まで見えたりで、親子楽しい気分。
以前もそう思いましたが、今回見てもやはり大変力の入った建築作品です!
展示・建築・景色をゆっくり味わって穏やかに安全運転で帰りました。






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フランク・ゲーリー展
ミッドタウン21_21 DESIGN SIGHT
10/16から開催

建築家のエネルギーと、おびただしい模型スタディ、アイデアの実現に不可欠なテクノロジーのすごさに脱帽!
展覧会場内はほとんど撮影可なのはうれしい配慮です。
日曜でしたがそれほど混雑することなく見ることが出来ました。
全体的に大変見応えのある展示でしたが
私が興味深く感じたのは、会場内各所に示された建築家の言葉のうち、
「(ジョルジョ・)モランディの絵画に出会ったとき、私は驚喜した。なぜなら・・・」
というところ。
これでもか!というほど動的表現の建築をつくる人が、極めて静的な秩序を感じさせるモランディ絵画(私はそうイメージしてました)に「驚喜した」とは意外でした。
展示されている日々様々な洞察の堆積が、あの建築なんだと勉強になりました。








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秘境カフェ?
静岡県掛川市

牛小屋からのコンバージョンとのこと。
小川に面した各席に、建具は存在しません!
夜もそのまま解放というおおらかさ。
(冬はガラス戸がつくそうです)
かなりの確率で、猫のお出迎えありと思われます。
道中、車での脱輪事例多数と聞きましたので、大きな車でのアクセスは注意が必要かも。

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中村キース・へリング美術館

9月にホテル棟がオープンしたと北川原温建築都市研究所のK君に教えてもらい、日曜日に見学してきました。
美術館は、新築時(7年ほど前?)にも訪れていたため、今回の造築でどんな変化があったか楽しみでしたが・・・
訪れてみると以前より建築がつくりだす世界観がパワーアップしており、加わった展示作品とともに、個人的には楽しめ、とてもいい印象でした。ミュージアムショップも拡張されてます!
娘はアンケート用紙にお絵描きして、建築をきょろきょろ見る親を待っててくれました。ありがとうね。
美術館を造築した後、建築の全体性・イメージが当所より強化されるというのは大変難しい仕事だったと思われ、勉強になりました。
ホテル棟は、特に開口部まわりのデザインが北川原先生らしく思え(20年ほど前、学生時代オープンデスクで北川原先生にお目にかかった頃を妙に思い出しつつ)、シャープでとてもインパクトがあるなぁと感心。設計を担当されたK君、立派な仕事をまとめられお疲れ様でした!
最後にVILLA KEYFOREST(別荘兼ゲストハウス)もちょっとだけ植栽越しに拝見し、次のお目当てのおそば屋さんへ向かいました。

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オスカー・ニーマイヤー展
東京都現代美術館

やはり伝説の人ですね。
建築作品に対しては、いまさらコメントするまでも無いでしょう。
10年ほど前に、99才をむかえる直前に再婚されたというニュースを聞いた時は、さすが!と思いましたが、今回の映像展示を見ながら何だか納得。
当時の施工中写真も少々拝見出来、ものすごい足場だったり・・設計だけでなく、施工された方々へもとにかく脱帽です。
イビラプエラ公園の大きな模型展示の床面が、配置データをカーペットにプリントしたものとなっており、感心しました。座って見ている方が多かったのは、会場構成の狙い通り?
子どもと一緒に美術館へ行くときには、らくがきボードを時々持参するのですが、展示の前半くらいは一緒に集中してみてくれてちょっと助かります。模型を見て何やらスケッチしてました!


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黒部川第二発電所

「黒部川第二発電所」を見ました!
これまで写真とドローイングは何度も見てましたが・・
1936年竣工、設計:山口文象
これまたお盆休みに、黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)に初めて乗って大人もけっこう楽しめました。
宇奈月温泉駅から乗って鐘釣駅で下車、少し歩いて川に下ると、河原の温泉があり、足湯などしてかなりイイ所でした!
友人家族の親子で総勢25人くらい、車両1台貸し切り状態になってみんな楽しかった!

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世界一美しいスタバ

「世界一美しいスタバ」が実は日本の富山にあるとのこと。
盆休みに富山の友人に教えてもらった、富山環水公園店スターバックスに足を運んで家族で散歩してみました。店舗そのものというよりも、周辺のロケーションがポイントでしょう。
画像検索すると、花見シーズンの夜景などは特にスゴそうです。
富山県立美術館のコンペ敷地もこのあたりのようですが、その後設計がどうなったのか気になりつつ・・

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ぎふメディアコスモス

盆休みの前半に家族で「ぎふメディアコスモス」に立ち寄ってきました。少し写真をUpしてみます。
ちなみに駐車場へ入るのも待つほどの車と人でした。
とにかく、すごい建築でした!!
建築はコンペ時から、2階の開架スペースがものすごいインパクトでしたが、そのイメージのまま実現化させたエネルギーは相当なものだったと思われ、感服です。
特徴的な構造はもちろんのこと、猛暑日で利用者多数でも空調も快適、テラスに直通階段を設けるなど避難安全的にも上手く、とにかくぱっと見では建築法令的にどう成立しているかわからないほど各所様々な工夫があった思われ、うなるしかないです・・。
せんだいメディアテークで動線が課題となっていた、BDSゲート管理もここでは当然のように明快にクリアされていましたし、そのほか各コーナーごとの照明、どうしてコンクリート製なのか?の書架や家具、さすが大御所のサインデザインなどなど、見どころ満載。
そのほか1階もすごく良い雰囲気でした。展示スペース「みんなのアート」では、岐阜県ご出身の日比野克彦さん企画・解説の音声案内を無料で提供するなど、運営面でもすばらしいサービスを感じました。
地域への影響力はかなりのものになりますね。
近くにお住まいの方がホントうらやましいです!





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広場に求めるモノゴト
イベント開催日:2015.07.08

土木系デザイナーの方々が集まっています団体(EA協会)のイベントに参加させていただきました。
sutudio on site の長谷川浩己さんと、都市デザイナーで最近「広場のデザイン」という本を出版された小野寺康さんの対談イベントです。
司会はランドスケープアーキテクトの金光弘志さん。
長谷川さん、小野寺さんから「広場」という言葉をどうとらえているのか、設計事例を紹介しながらの各々レクチャー、その後ディスカッションでした。
長谷川さんからは、一人でもいられる居場所をつくりたい。
利用者は不特定多数ではなく特定多数という考え方で良い。
コントロールできないものがあるという前提で考える(コントロール出来ないことで場にポテンシャルが与えられている)など。
小野寺さんからは、広場はエネルギーを生み出す場であり、国内では「参道」が「広場」と言えるのではないか、といった持論を。出雲大社の参道、姫路城の駅前広場のプロジェクトから、大きな時間軸での考えが示されました。
長谷川さん、金光さんとは以前お仕事でご一緒させていただいたこともありましたが、実務設計でのやりとりとでは語られにくい、基本的なことばの定義や世界観のようなものを拝聴でき、個人的には大変勉強になるイベントでした!
<追伸>
都市計画家、都市設計家、土木設計家、ランドスケープアーキテクト、コーディネーター、建築家・・・
専門性、守備範囲の違いって、結構ありますね!!
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