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犬山の住宅[建設中]
地鎮祭
基礎工事開始
地盤は良好です. 支持層まで砕石置換を行い建築のコンクリート基礎をつくります.
上棟式
夏から秋は、田んぼの中に住宅が浮かぶような景色となります.
架構
木造の全体フレームの一部に鉄骨補強を行うハイブリッド架構です.
内装工事
路地のような内部動線の全面に 長さ約10mの壁面収納が設置されます.
屋根鈑金工事
ガルバリウム鋼板屋根. 折れ部でジョイントをつくらずシームレスに仕上げます.
換気棟
軒先から屋根下地の垂木で通気を確保し、屋根頂部で排気する換気棟を設けています.
外装工事
外壁は、レッドシダー(t=18mm)縦羽目板張り. 下地には通気胴縁を採用. 外壁面でも通気を確保し居住性への配慮としています.
間もなく竣工を迎えます. オープンハウス(内覧会)へ参加ご希望の方は、お気軽にご連絡ください.
犬山の住宅
所在地 愛知県犬山市
主要用途 住宅
設計監理 hm+architects
伊原洋光・伊原みどり
設計協力 裕建築計画
構造設計 藤尾建築構造設計事務所
施工 誠和建設
敷地面積 498.50㎡
建築面積 100.15㎡
延床面積 100.15㎡
規模 地上1階
構造 木造
備考 省エネルギー対策等級4適合
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フリオ・ゴンサレス展
[スペインの彫刻家 フリオ・ゴンサレス展]
– ピカソに鉄彫刻を教えた男 –
世田谷美術館で2016.1.31まで開催中の企画展。
雪の気配はない晴天の週末、家族で見に行ってきました。
20世紀鉄彫刻の父、フリオ・ゴンサレス(1876-1942)。
ブランクーシの技術助手を経て、1920年代末、ピカソに鉄の溶接技術を教えたことで、ゴンサレスは50歳を過ぎてから「彫刻家」としての自分を発見。
今回の展示はゴンサレスの仕事の全体像をとらえる、わが国初の体系的な回顧展とのことです。
個人的には、非常に小さな作品にも空間的広がりを感じ、写真ではわからない何とも言えない不思議な魅力を実作品で体感できて、非常に印象深かったです。
全体的に作品を落ち着いて見られ、良い展覧会でした。
ちなみに世田谷美術館は、1986年の竣工から今年で30年。
内井昭蔵建築設計事務所の執念?とも言えそうな部分が随所に見られ、また施設の維持管理も十分に行き届いていて、こちらにも感心。
ゴンサレスの<モンセラ>は、戦争で無防備な市民が犠牲になったことに抗議した作品ですが、展示を見た後には、
酸性雨により赤く変色した(当初緑青色)美術館の屋根が、無言で私たちの環境破壊に対して何か訴えかけているようにも見え、ちょっとドキッとさせられて帰りました。
と ら や /虎屋菓寮 京都一条店
[ と ら や ]虎屋菓寮 京都一条店
2015年12月末、虎屋菓寮 京都一条店に足を運んできました。
設計は内藤廣建築設計事務所で、丁寧なつくりの建物です。
以前、竣工後間もない頃に訪れていましたが、2度目に見ても建築的にあちこち感心するところがあり、発見があります。室内の家具デザインも同事務所によるもので、建築とインテリアの細部まで落ち着きのある雰囲気を違和感無くつくりだしています。
そうした建築に、お正月飾りがとてもよく似合ってました。
1年の締めくくりに、家族3人と友人と一緒においしいお汁粉をいただいてゆったり過ごしてきました。
むくりのある白いタイルも、お餅に見えて・・・とても奇麗でした。
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あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます!
昨年末は京都で、学生時代の友人家族20名程で集まる機会があり家族3人で出かけてきました。
幹事さん、いろいろとありがとうございました!
友人達と伏見稲荷や将軍塚青龍殿(ガラスの茶室)、嵐山などを散策した後、我が家はそのまま連泊し初めて京都で新年を迎えさせていただきました。
元日の北野天満宮は清々しい天気で、身の引き締まるような初詣を経験できました。その後自宅に戻り、恒例の明治神宮への参拝も行い、2016年スタートという気持ちです(ちょっと遅い!)。
これまでと違った年末年始を過ごしましたので、その流れで今年は新しいことにチャレンジできるよう頑張りたいです!
本年もどうぞよろしくお願い致します!!
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ラーニング・アーキテクチャー2015
東京ミッドタウンで12/26まで開催中
[ラーニング・アーキテクチャー2015 建築、学びの冒険 大学の建築設計課題の動向展]を昨日見てきました。
関東圏の主な建築系大学での設計事例を
「課題の意図」,「進め方と指導」,「学生エスキス」,「最終成果物」の流れで展示するものです。
建築学生、建築系志望の受験生への良い刺激になることはもちろんですが、個人的には学生を指導する立場の方々(特に地方大学関係者)に見ていただくと有意義な展示内容であろうと感心致しました。設計指導のプロセスにしっかりフォーカスした展示はなかなか見る機会が少なく、素晴らしい企画だと思います。大変勉強になりました。
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鹿児島睦の図案展2015
外苑前にある「doinel」で11/17まで開催中
鹿児島睦(かごしま まこと)さんの新作アート・プロダクト(てぬぐい、モビール、ポスター、カード)などを先日拝見!情報は妻に教えてもらって・・特に女性に人気かな。
作品撮影可でしたので数枚パチリ。アイテムは購入も出来ます。
お店は小さいですが、内装も洗練され上手にリノベーションされてます。
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槇総合計画事務所の創立50周年を記念する展覧会
代官山ヒルサイドテラス 11/29まで
「槇文彦の半世紀にわたる活動の軌跡」を無料で見られます。
やはり巨匠。別格といいますか、本当に特別な建築家でその槇総合計画事務所の力は言うまでもなくすごいです。
建物外部から1枚撮らせていただきました。
ニューヨークの「4 World Trade Center」を見てみたい。
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長新太の脳内地図 展
横須賀美術館で11/3まで開催中の、長新太さん没後10年を記念する展覧会。
漫画家、イラストレーター、エッセイスト、絵本画家として活躍された長新太さんの原画が多数見られます。
展示では、絶版になってしまっている絵本の原画、1950年代から70年代あたりの見たことの無かった作品、絵のタッチに特に惹かれました。
また自宅にある絵本の原画があると、子どもと一緒に入り込めていい感じでした。
また展示解説で
「僕の発想のいちばん根っこにあるのはアニミズムだけど、もうひとつ、生理的に心地いいものが最高」
とあったところが印象的で、どのキャラクターも愛らしい創作をされる、長新太さんの内面(脳内)に少し近づけた気がしました。展覧会のタイトル通り?ですかね。
ちなみに図録は分厚いですが、かわいいA6サイズで迷わず購入!
美術館の建築設計は、山本理顕設計工場(2007年竣工)です。
オープン間もない頃に一度訪れたきりでしたが、海へ開かれた建築の雰囲気は、数年経過して開館当初よりも、よりおおらかに自然に馴染んでいるような印象を受けました。
屋上から凪いだ海へ、気持ちのよい眺めでした。
ガラスの展望スペースには、以前無かった望遠鏡が置かれ、遠くを進むタンカーに書かれた文字まで見えたりで、親子楽しい気分。
以前もそう思いましたが、今回見てもやはり大変力の入った建築作品です!
展示・建築・景色をゆっくり味わって穏やかに安全運転で帰りました。
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フランク・ゲーリー展
ミッドタウン21_21 DESIGN SIGHT
10/16から開催
建築家のエネルギーと、おびただしい模型スタディ、アイデアの実現に不可欠なテクノロジーのすごさに脱帽!
展覧会場内はほとんど撮影可なのはうれしい配慮です。
日曜でしたがそれほど混雑することなく見ることが出来ました。
全体的に大変見応えのある展示でしたが
私が興味深く感じたのは、会場内各所に示された建築家の言葉のうち、
「(ジョルジョ・)モランディの絵画に出会ったとき、私は驚喜した。なぜなら・・・」
というところ。
これでもか!というほど動的表現の建築をつくる人が、極めて静的な秩序を感じさせるモランディ絵画(私はそうイメージしてました)に「驚喜した」とは意外でした。
展示されている日々様々な洞察の堆積が、あの建築なんだと勉強になりました。
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秘境カフェ?
静岡県掛川市
牛小屋からのコンバージョンとのこと。
小川に面した各席に、建具は存在しません!
夜もそのまま解放というおおらかさ。
(冬はガラス戸がつくそうです)
かなりの確率で、猫のお出迎えありと思われます。
道中、車での脱輪事例多数と聞きましたので、大きな車でのアクセスは注意が必要かも。
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中村キース・へリング美術館
9月にホテル棟がオープンしたと北川原温建築都市研究所のK君に教えてもらい、日曜日に見学してきました。
美術館は、新築時(7年ほど前?)にも訪れていたため、今回の造築でどんな変化があったか楽しみでしたが・・・
訪れてみると以前より建築がつくりだす世界観がパワーアップしており、加わった展示作品とともに、個人的には楽しめ、とてもいい印象でした。ミュージアムショップも拡張されてます!
娘はアンケート用紙にお絵描きして、建築をきょろきょろ見る親を待っててくれました。ありがとうね。
美術館を造築した後、建築の全体性・イメージが当所より強化されるというのは大変難しい仕事だったと思われ、勉強になりました。
ホテル棟は、特に開口部まわりのデザインが北川原先生らしく思え(20年ほど前、学生時代オープンデスクで北川原先生にお目にかかった頃を妙に思い出しつつ)、シャープでとてもインパクトがあるなぁと感心。設計を担当されたK君、立派な仕事をまとめられお疲れ様でした!
最後にVILLA KEYFOREST(別荘兼ゲストハウス)もちょっとだけ植栽越しに拝見し、次のお目当てのおそば屋さんへ向かいました。
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オスカー・ニーマイヤー展
東京都現代美術館
やはり伝説の人ですね。
建築作品に対しては、いまさらコメントするまでも無いでしょう。
10年ほど前に、99才をむかえる直前に再婚されたというニュースを聞いた時は、さすが!と思いましたが、今回の映像展示を見ながら何だか納得。
当時の施工中写真も少々拝見出来、ものすごい足場だったり・・設計だけでなく、施工された方々へもとにかく脱帽です。
イビラプエラ公園の大きな模型展示の床面が、配置データをカーペットにプリントしたものとなっており、感心しました。座って見ている方が多かったのは、会場構成の狙い通り?
子どもと一緒に美術館へ行くときには、らくがきボードを時々持参するのですが、展示の前半くらいは一緒に集中してみてくれてちょっと助かります。模型を見て何やらスケッチしてました!
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黒部川第二発電所
「黒部川第二発電所」を見ました!
これまで写真とドローイングは何度も見てましたが・・
1936年竣工、設計:山口文象
これまたお盆休みに、黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)に初めて乗って大人もけっこう楽しめました。
宇奈月温泉駅から乗って鐘釣駅で下車、少し歩いて川に下ると、河原の温泉があり、足湯などしてかなりイイ所でした!
友人家族の親子で総勢25人くらい、車両1台貸し切り状態になってみんな楽しかった!
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世界一美しいスタバ
「世界一美しいスタバ」が実は日本の富山にあるとのこと。
盆休みに富山の友人に教えてもらった、富山環水公園店スターバックスに足を運んで家族で散歩してみました。店舗そのものというよりも、周辺のロケーションがポイントでしょう。
画像検索すると、花見シーズンの夜景などは特にスゴそうです。
富山県立美術館のコンペ敷地もこのあたりのようですが、その後設計がどうなったのか気になりつつ・・
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ぎふメディアコスモス
盆休みの前半に家族で「ぎふメディアコスモス」に立ち寄ってきました。少し写真をUpしてみます。
ちなみに駐車場へ入るのも待つほどの車と人でした。
とにかく、すごい建築でした!!
建築はコンペ時から、2階の開架スペースがものすごいインパクトでしたが、そのイメージのまま実現化させたエネルギーは相当なものだったと思われ、感服です。
特徴的な構造はもちろんのこと、猛暑日で利用者多数でも空調も快適、テラスに直通階段を設けるなど避難安全的にも上手く、とにかくぱっと見では建築法令的にどう成立しているかわからないほど各所様々な工夫があった思われ、うなるしかないです・・。
せんだいメディアテークで動線が課題となっていた、BDSゲート管理もここでは当然のように明快にクリアされていましたし、そのほか各コーナーごとの照明、どうしてコンクリート製なのか?の書架や家具、さすが大御所のサインデザインなどなど、見どころ満載。
そのほか1階もすごく良い雰囲気でした。展示スペース「みんなのアート」では、岐阜県ご出身の日比野克彦さん企画・解説の音声案内を無料で提供するなど、運営面でもすばらしいサービスを感じました。
地域への影響力はかなりのものになりますね。
近くにお住まいの方がホントうらやましいです!
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広場に求めるモノゴト
イベント開催日:2015.07.08
土木系デザイナーの方々が集まっています団体(EA協会)のイベントに参加させていただきました。
sutudio on site の長谷川浩己さんと、都市デザイナーで最近「広場のデザイン」という本を出版された小野寺康さんの対談イベントです。
司会はランドスケープアーキテクトの金光弘志さん。
長谷川さん、小野寺さんから「広場」という言葉をどうとらえているのか、設計事例を紹介しながらの各々レクチャー、その後ディスカッションでした。
長谷川さんからは、一人でもいられる居場所をつくりたい。
利用者は不特定多数ではなく特定多数という考え方で良い。
コントロールできないものがあるという前提で考える(コントロール出来ないことで場にポテンシャルが与えられている)など。
小野寺さんからは、広場はエネルギーを生み出す場であり、国内では「参道」が「広場」と言えるのではないか、といった持論を。出雲大社の参道、姫路城の駅前広場のプロジェクトから、大きな時間軸での考えが示されました。
長谷川さん、金光さんとは以前お仕事でご一緒させていただいたこともありましたが、実務設計でのやりとりとでは語られにくい、基本的なことばの定義や世界観のようなものを拝聴でき、個人的には大変勉強になるイベントでした!
<追伸>
都市計画家、都市設計家、土木設計家、ランドスケープアーキテクト、コーディネーター、建築家・・・
専門性、守備範囲の違いって、結構ありますね!!
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