diary, blog
長篠設楽原PA
連休の週末は、名古屋方面への出張でした。
愛知ですと通常、私は新幹線を利用していますが
今回は諸々の予定を車移動として、新東名高速道路を利用してきました。
これまで、旧東名・新東名とも大抵のサービスエリア、パーキングエリアは立ち寄ったことがあると思っていましたが、愛知県内の「長篠設楽原PA(下り)」は利用していなかったことに気が付き(同PA上りは利用していましたが)ちょっと入ってみました。
長篠設楽原PAは、長篠設楽原の戦いをコンセプトに作られ、上り線は武田軍、下り線は織田・徳川連合軍をテーマにしているそうです。
売店施設脇に、建築的にはあっさりした鉄骨造の展望台が目に入りましたので、まずは何となく登ってみました。
戦国モードのPAということで物見櫓ということでしょう。
展望台からは、新城市街、遠くには豊橋市・豊川市、渥美半島まで望めます。
この日は曇天にもかかわらず、かなり広域に見渡すことが出来ました。
その展望台近くには、こんな設えも。
実物大の「馬防柵」だそうです。
こんなシンプルな木製の柵で、騎馬隊が完全に封じ込められたのですね。
施設に隣接している茶臼山(ちゃうすやま)。
ここには信長が合戦時に指揮をしたという織田信長本陣跡があり、散歩コースが整備されています。
こちらにも勢いで足を踏み入れてみますと・・
頂部の本陣跡のさらに奥、ひっそりとした針葉樹林の美しい景色が広がっていました。
新東名の休憩スポットとしては、もう少し先の「岡崎SA」の方が規模が大きいため、この「長篠設楽原PA」はスルーしがちだと思います。しかし立ち寄ってみますと、思いがけず個性のあるPAでした。
高速道路のサービスエリアといいますと、個人的には柔軟性が乏しいイメージを抱いていましたが、時代と共に変化しつつありますね。
戦国気分、ちょっとした散歩道、景色も楽しめる「長篠設楽原PA」でした。