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千葉神社の撮影立会い

先日、写真家の小川重雄さんに千葉神社の参集殿増改築部分の撮影をしていただきました。
千葉でも寒さが厳しい1日でしたが、主に内部空間と外観の夕景撮影まで、補助員として弊社2名ご一緒させていただきました。
千葉神社は1年間お休みがありませんので、撮影時も一般の参拝者がいらっしゃる状況です。神職の皆様にもご協力をいただき、タイミングを見ながら撮影していただきました。いろいろとお気遣いくださりありがとうございました。
どのような写真の仕上がりになるのか、とても楽しみです!


blog category:千葉神社参集殿
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屋根一体型の太陽光パネル

近年「Roof-1」という製品名称で注目されています「屋根一体型の太陽光パネル」の見学会に行ってきました。
神奈川県横須賀市にあります、株式会社モノクローム(秋谷オフィス)で実際の屋根に施工されたもの、取付け方法を確認するモックアップなど見せていただきました。

写真左手(南)に向かって下っている屋根面で、最上部一列は通常の屋根板金(ガルバリウム鋼板)、それ以外は「Roof-1」が設置されています。遠くから見ると、ほとんど太陽光パネル部分との差がわからないくらいです。

こちらは北側で、太陽光パネルなしの板金の屋根面です。
こちらモックアップでは、太陽光パネル(Roof-1)の取付け方、配線、断熱材(溝付き通気)の下地構成などが確認できました。
パーツ構成としては、屋根板金の上に太陽光パネルが貼り付けてあり、屋根板金の下に通線ジョイントをしています。
「Roof-1」と少し仕様の違う、後発の製品「Roof-1e」は発電効率を高めながらコストダウンしているそうですが、意匠面では発電パネル表面に少々ラインが見えています。外観の印象を確認するため、外部に持出し2種類のパネルを並べていただきました。
写真それぞれ、左側が「Roof-1」、右側が「Roof-1e」です。
室内では見え方にかなり違いがありますが、外部に置くとそれほど差は感じない印象でした。
(「Roof-1e」の正式な販売については、もう少し先になるとのことでした)

見学会では、新作の壁面一体型太陽光パネル「Wall-1」の解説もしていただきました。
写真は、既存建築の庇上部の壁面にテスト施工されたものです。写真一番左のパネル1枚だけガルバリウムの板金(太陽光なし)で、それ以外が全て太陽光パネル一体型の壁面ユニットです。
しくみはおよそ「RooF-1」と同じで、下地が胴縁となります。
見学で主に見たいと思っていました「Roof-1」について、事前にwebsite等の情報でイメージしていた通り、太陽光パネルが設置されながらも、全体としてはフラットですっきりとした外観となる製品でした。
コスト面では、プロジェクトの事情によって発電量(規模)パネル設置位置、イニシャル、ランニング、パワコン台数、蓄電池の有無など、どのように判断するか違ってきそうです。意匠面で採用したいところですが、建設費高騰の中、予算面のバランスをまとめられるかがポイントになりそうです。
今回の見学では、いろいろと可能性を感じることができました。当たり前ではありますが、建築設計では実物を確認することが重要ですね。
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ル・コルビュジエ 理念と形態

今回は、建築書籍を1冊 紹介させていただます。
「ル・コルビュジエ 理念と形態」
ウィリアム・J・R・カーティス(著)中村研一(訳)/大和書房
20世紀最大の建築家、ル・コルビュジエの生涯と創作を包括的にとらえた建築専門書。コルビュジエ研究の世界的第一人者による集大成かつ決定版!という特別な書籍です。全672ページの豪華本で、ドローイング・写真・模型が450点以上掲載とのこと。資料性・読み応えともあり過ぎ・・という一冊です。
訳者の中村研一先生について少し補足させていただきます。
中村先生は現在、中部大学建築学科で教鞭を執られていまして、私は非常勤講師で建築設計の授業で10年程ご一緒させていただいております。毎年大学では中村先生の博学ぶりと学生指導の的確さに感心するばかりです。また教育者・研究者としてだけではなく、設計実務者としても槇総合計画事務所(建築家:槇文彦)に勤務され、また独立後も非常に美しく緻密な設計をされています。私からコメントして良いのかわかりませんが、理論・実践のどちらも完璧!という方です。
この書籍「ル・コルビュジエ 理念と形態」は、昨年末(2025年12月17日)に出版されました。私は中村先生より、準備段階から10年ほど要した大作になっていると事前にお聞きしていましたので・・ネット予約注文をして楽しみに待っていました。その後、発売日直後には無事に初版が手元に届いています。
ちなみにこの本には、同タイトル、同著者・訳者で、1992年に出版された日本語版(第1版)があります。
「ル・コルビュジエ 理念と形態」ウィリアム・J・R・カーティス(著)中村研一(訳)/鹿島出版会(全306ページ)

この書籍も中村先生が訳者となっています。翻訳については、中村先生が行うようにと槇文彦先生から直接ご指名であったそうです。
その後30年以上経過し、この書籍の内容を全面的(テキスト・写真・図版・レイアウトデザイン)に充実させページ数も倍以上となってまとめられたのが今回の書籍(第2版)とのことです。
この第1版の序文に寄せられていました槇先生の論考は、時を経ても色褪せない内容であるため、著者カーティス氏の判断で第2版にも再録されています。
あとがきには著者・訳者のお二人とも、第2版の完成を槇先生に見ていただきたかったという想いが述べられており、書籍の完成の方が後になってしまったことは大変残念としか言えませんが、特別な書籍であることを強く感じるところでもあります。
ちなみに中村先生にお聞きしたところ、第2版があれば、第1版の内容を全て含んで更新されているため、第1版は購入していなくても大丈夫とのことです。
その後、個人的な希望で・・
中村先生にお会いする機会を待って書籍(第2版)を持参し、記念に直筆サインをいただいてしまいました。
ル・コルビュジエに関する資料は世の中に数多く存在しますが、これは間違いなく建築関係者にとっては一生モノ、バイブルとなる一冊でしょう。これ以上の本は今後生まれないのではないでしょうか。
一般に出版業界の事情から、このような専門書でかつ豪華本は簡単には増刷されないケースが多いとのことです。個人的な予想ですが、初版が完売になってしまうと中古市場で探すとしても相当な価格になってしまうと思います。
オールカラーで 全672ページ、15,400円(本体 14,000円+消費税)は、お買い得すぎる価格設定だと思います。さらに内容的にもコルビュジエ本の決定版といえるこの本を後に手放す人も少なそうですね。
先日中村先生にお会いした際には、この種の専門書としては現在、異例の人気・売れ行きとなっているそうです。
購入しようと思っていた本が売り切れになってしまい、その後必死になってネットや書店在庫を探しても入手できなかったという経験をされた方もいるのではないでしょうか。
近年、一般の方が建築家に興味を持っていただくこと、建築の展覧会に足を運ばれることも増えています。専門家に限らず、ご興味のある方は定価で購入できるこのタイミングを逃さずに是非!!
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千葉神社 竣功奉告祭
「千葉神社開創1025年・妙見大祭900回奉祝記念事業」として進めていました、社殿塗替、鳥居・獅子山の移設、参集殿の増改築等の工事が無事に竣工し、2月21日に千葉神社で「竣功奉告祭」が開催されました。記念事業への奉賛者および工事関係者(設計者)として祭典に参加させていただきました。
この日、地元の新聞「千葉日報」に、千葉神社の参集殿リニューアル・境内整備の竣功についての広告記事が掲載されました。
紙面はこのような1ページで、スナップ写真を1枚ブログにもアップしてみます。

社殿で執り行われます祭典では、設計者として玉串を奉奠させていただきました。
祭典後は参集殿の広間(月星の間)に移動して直会が開かれましたが、直会の納めには宮司より設計者・施工者へ感謝状贈呈がありました。私たち2名それぞれに手書き文字の感謝状をくださいまして・・大変光栄でした。
設計から監理まで振り返りますと短い工期で大変な場面もありましたが、頑張って取り組んできて本当に良かったです!

素晴らしい施主と施工者に巡り合うことができ、一緒に建築をつくることができましたことに設計者として感謝しかありません。
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浜松にて打合せ

現在進行中のProject:House in Ohiradai の設計打合せで、静岡県浜松市内の計画地・現場状況の確認をさせていただきました。

写真は、木製の高性能サッシ(高気密・高断熱)、トリプルガラスの框と枠の断面がわかる原寸モックアップです。検討素材の1つとして、サッシ製作者より設計打合せ用にお借りして持参し、まずはどのようなものか実物をクライアントに見ていただきました。
プロジェクト全体の中で、デザインと性能とコストのバランスをどう調整するか・・引き続き各種検討をしていきます。
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雪景色
1月23日は、中部大学で非常勤講師として担当しています座学授業の期末試験でした。
試験監督のため、早朝から新幹線移動で名古屋へ。
雪の影響で新幹線ダイヤが乱れることも予測しましたが、名古屋駅では上りのみ30分ほど遅延が発生。下りの新横浜〜名古屋駅までは無事に移動でき、まずはホッとして大学へ。

大学へ到着しますと、今季はじめての雪景色のキャンパス。
試験の開始まで時間に余裕がありましたので・・
冬の中部大学内を少し歩いてみました。普段と違った風景を目にしますと、頼まれもしていないのについ写真を撮ってしまいます。
前職、第一工房による設計の建築が多いキャンパスですが、建築単体でなく樹木越しに見えてくるシーンがいいですね・・
参考までに、その建物の竣工年なども少々振り返りるメモも添えてみます。

メーンアプローチから見える芝生広場・欅並木の様子
正面に見える建物は、70号館、奥に71号館(2008年)です。
私はこの新学部棟設置の基本設計時に少し関わりましたが・・
設計当時を振り返りますと、この広場空間の先にはアイストップとなる建築が求められていました。
20年ほど前ここはテニスコートが複数面ある状況でしたが、建築が新たに立ち上がった後、それに見慣れると・・以前どんな景色だったのか思い出せないくらいです。
ちなみに写真の樹木越しに少しだけ見える、左右の建築は
右手に、三浦記念図書館(1981年、増築1期 1994年、増築2期 2012年)
左手に、21号館(1983年、増築 2013年)です。

さらにキャンパス内のメインストリートを北へ進みますと、写真正面の10号館(2001年)と右の20号館(1976年)壁しか写していませんが、2棟をつなぐ鉄骨ブリッジ(2001年)が見えます。
こちらの景色から、先輩の指示で10号館と鉄骨ブリッジの模型をいくつか製作したことが思い出されます。もう25年も経過し・・
キャンパスの風景として建築がすっかり馴染んでいる気がします。

20号館の北側
背後に見える建築は、高層棟の50号館(2006年)です。
池の奥には茶室「洞雲邸(どううんてい)」があり、自然豊かな庭園がつくられています。
キャンパス内にある庭園、他大学にはない本当に贅沢な空間だと思います。


庭園の樹木越しに南を見る
中央奥:20号館(1976年)、左手:30号館(2001年)
2棟の高層棟は、建設時期におよそ四半世紀の差があり、これらが隣り合って同時に見える景観も味わいがあります。ちなみに30号館の設計時には、先の20号館イメージを踏襲してほしいという施主ご要望がありました。
この50年経過している20号館は、キャンパス内初の高層棟、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造です。後年の耐震補強は構造家の川口衞先生によるもので、玄人目線で見てもなかなかシブい建築だと思います。
ちなみに1Fはリノベーションされ、スターバックスが入っています。



洞雲邸の裏庭部分の雪景色も覗いてみました。
写真の左奥、6階建ての14号館(2013年)は、工学部の応用化学科棟で、私がメインで設計担当した建物です。当時、現場監理で何度も通っていながら、実は冬にこの場所から見たことはありませんでした。(夏には樹木の葉が茂り、14号館はほぼ見えない状況と思われます)
これまで、中部大学キャンパス内のことを紹介するブログは、夏の緑、秋の紅葉などであげていますが、今回、雪のおかげで自分でも知らなかったシーンを目にすることができました。
キャンパス内の庭園・樹木・建設時期の異なる他の建築など、いくつかの空間・時間のレイヤが重なって見えてくる景色が味わえ、楽しい朝の散策となりました。
120名の期末試験採点、インフルエンザで欠席となった2名の追試験、その後の成績報告まで行いますと秋学期の座学授業が終了となります。
もう一息、頑張ります!
blog category:大学・教育
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event/建築家展(浜松2026.01.17-18)
2026年1月17日〜18日に開催されます建築イベントにお声掛けいただきました。
(建築家との家づくりをサポートしています、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン主催のイベントです)

開催日時:
1/17 (土) 10:30〜17:00
1/18 (日) 10:00〜17:00
開催場所:
サーラプラザ浜松 4F・ホール
静岡県 浜松市東区 西塚町200番地
関東、関西、中部地区から、建築家7名が参加します。
全日程とも 入場・相談無料のイベントです。

2日間、各種セミナーも予定しています。
hm+architects 伊原洋光のセミナーは
1/17 (土) 11:00〜
<庭・テラス・癒し空間を取り入れた住まい>
をテーマに、設計事例の解説をいたします。
建築家との家づくりにご興味ある方は
是非一度、この機会に足を運んでみてください。
↓イベントの詳細は、こちらをご参照ください。
https://events.asj-net.com/events/17983
blog category:出展イベント
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千葉神社参集殿/Chibajinja Sanshuden
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ





















Chibajinaja Sanshuden
千葉神社参集殿 増改築
千葉県千葉市中央区にある千葉神社参集殿の増改築計画です。
千葉神社は、北極星・北斗七星の御神霊である北辰妙見尊星王(妙見様)を祀る北斗山金剛授寺として、1000(長保2)年に開創されました。
1869(明治2)年の神仏分離令により千葉神社へ改称し、現在に至ります。
2026(令和8)年、千葉神社の開創1025年と「妙見大祭」第900回の節目を迎えます記念の奉祝事業として、建築(参集殿の増改築)と外構の整備が計画され、その設計に携わらせていただくこととなりました。
現存する社殿は、1階拝殿を「金剛殿」、2階拝殿を「北斗殿」と称し、神社建築として類例のない「重層社殿」の構成です。1000年前より「千葉の妙見様」として今も変わらず親しまれている「歴史」を継承しながら「革新」をも合わせ持つ社殿として特別な存在感を示しています。
建築の改変としては、この「社殿・参集殿」が一体となった既存建築(1990年竣工)のうち参集殿部分の改修、さらに参集殿の南側に授与所を拡充させる増築を行いました。
こうした千葉神社の長い歴史と革新の経緯、社殿と参集殿の関係を踏まえ「格式と静謐さを表現する洗練された上質さ」を設計の基本コンセプトとし、機能・性能を向上させ、新たなデザインイメージをつくりあげています。
参集殿増改築工事は2025年末に外構整備まで完成し、一般利用開始後はじめてとなります2026年のお正月を無事に迎えることができました。
(外観写真:2026年元日の様子)

参集殿の増築に伴い、参道の取付き位置は南に約8m移設された。移設にあたり重量20トン以上となる石造の大鳥居は基礎および接合部を補強し、躍動感溢れる唐獅子を載せる獅子山は現在入手困難な溶岩石を丁寧に解体しRC造の基礎および基壇部分を再構築している。そのほか既存の社号標、灯篭、玉垣、参道敷石などの移設も慎重に行なった。




参集殿(増築部)神札授与所
改修工事以前、社殿の東西2箇所に配置されていました神札授与所については、参集殿増改築工事により増築部分1箇所に集約されました。
(写真:長さ13mの授与所カウンターを製作)
カウンターの背面には、千葉神社の表紋とも言われる神紋(しんもん)の「三光紋(さんこうもん)」と、裏紋とも言われる社紋(しゃもん)の「九曜紋(くようもん)」を表現しています。


参集殿(既存改修部)各所の改修前、改修後の様子(写真左:before、右:after)
既存参集殿の建築は鉄筋コンクリート造であり、外部(屋根および外壁)については、断熱性能を向上させるため 外断熱+サッシ改修を行ないました。内部は、RC造の主要構造要素・設備スリーブを活用しながら、非構造要素の間仕切壁等プラン変更を行い、内装仕上、設備、家具の更新により、機能・デザインの拡充を図りました。
所在地 千葉県千葉市中央区院内1-16-1
主要用途 神社
設計監理 hm+architects 一級建築士事務所
協力事務所 atelier ratio
構造設計 リズムデザイン構造計画事務所
設備設計 ZO設計室
照明計画 中島龍興照明デザイン研究所
ランドスケープ カネミツヒロシセッケイシツ
サイン 氏デザイン
施工 松井建設
敷地面積 5,428.96㎡(1,642.15坪)
延床面積 3,233.80㎡(社殿+参集殿全体)
改修面積 1,925.68㎡(参集殿の改修部分)
増築面積 384.36㎡(参集殿の増築部分)
規模 改修:地下1階・地上2階/増築:地上2階
構造 改修:RC造/増築:鉄骨造
写真 hm+architects



2025-2026 冬休み
大学での秋学期の担当講座(2年生の設計演習「建築デザインⅡ」+1年生の座学「建築構法Ⅱ」)も先日、年内最後の授業でした。
インフルエンザで欠席する学生さんも多かったので、電車の移動でもそのあたり気をつけながら通って・・
まずは休まず無事に終えることができましたのでホッとしています。
学生さんたちも冬休みになりました。
ただし例年通り1月には設計演習では課題提出、座学も期末試験が控えておりますので、冬休みを充実させて過ごすことができるかどうか・・がポイントになりそうです。年末年始の帰省やその後の成人式、あるいはどこかへ出かけたり、諸々の整理など、誰もが何かと忙しくなる時期ですね。
2点の写真は、中部大学のキャンパス内で私がいつも通ります、9号館から不言実行館へ続くウッドデッキから見た風景です。
左は11月の紅葉時期、右は12月中旬の様子ですが、約1ヶ月で季節感、気温の変化まで感じられます。
2025年も気がつけば12月、年末になりました。
振り返りますと、素晴らしい施主・設計協力事務所・施工者の方々と協働させていただいたおかげで、それぞれの設計プロジェクトを進めることが出来、みなさまに心より感謝いたします。
特に千葉神社の現場監理が非常にタイトなスケジュールでしたので慌ただしく、年内ギリギリまで対応があり緊張感が続きましたが、一般利用者のピークとなります、お正月を何とか迎えられる状況となりました。
また住宅設計のプロジェクトも並行して進めていますが、こちらも新年に向け、内容調整しながら頑張ってまいります。
弊社2026年は、1月5日よりスタートいたします。
2025年、1年間どうもありがとうございました。
みなさまどうか体調には気をつけて、良いお年をお迎えください。
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千葉神社参集殿/11月より利用開始

弊社で設計監理を進めています、千葉神社 参集殿の増改築プロジェクトについて
工事としては現在外構、建築の一部で継続していますが、先月無事に消防検査、建築検査機関の完了検査を受け、部分引渡しを行うことができました。
目標通り、2025年11月1日より一般利用がはじまり、七五三をはじめとするご祈願に多くの方が初日からいらっしゃいました。
新しくなった参集殿を小さなお子さんから年配の方まで様々な年齢の方が利用する様子を館内で拝見させていただき、これまでに至る過程も振り返りながら・・無事オープン出来ました光景に感激してしまいました。
また初日を終え、神職の皆さんからも大きなトラブルなく施設が利用できたと聞けまして、ホッとしています。
プロジェクトでご一緒してきました皆さまに、心より感謝申し上げます。
写真は、長くて綺麗な「授与所カウンター」です。
丁寧な仕事で、機能面・デザイン面とも充実した造作家具が実現しました!
建築に関する各所工夫など、また別の機会にブログ等でお伝えしようと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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media/新城の住宅がsuumo注文住宅に掲載されました

弊社で設計監理をさせていただきました「新城の住宅/House in Shinshiro」が
雑誌「suumo 注文住宅/2025秋冬号」(2025年10月21日発売)へ掲載されました。
特集「こんな家に住みたい!実例100邸」という内容で、No.12に「新城の住宅」を掲載いただきました。
竹林を眺めて暮らすことについて、クライアントからのコメントが紹介されています。
各書店、コンビニにも並んでいる雑誌です。よろしければご覧ください。
blog category:新城の住宅
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blog category:大平台の住宅
2025.10.16 Project/House in Ohiradai
categories
「建築視察」
「展覧会・イベントなど視察」
「出展イベント」
「犬山の住宅」
「覚王山の住宅 改修」
「蒲郡の併用住宅」
「尾張の住宅」
「豊橋の住宅」
「目黒の住宅」
「新城の住宅」
「葉山の住宅」
「余地の住宅」
「吉祥寺の住宅」
「千葉神社参集殿」
「大学・教育」
「etc.」
project/House in Ohiradai



静岡県浜松市内で検討しています new project「大平台の住宅/House in Ohiradai」は、事務所兼住居(併用住宅)の計画です。
敷地は、ゆったりと東西に広がりのあるほぼ平坦地で、東西面とも接道があります。
住居部分のLDKは吹抜けのある空間イメージに・・とご要望をいただきました。
大きな勾配屋根で各機能をつなぐヴォリュームとしながら、屋根の一部に曲線の切込みを入れた造形を検討しています。
クライアントご家族の想いを具現化できるよう頑張っていきます!
大鳥居の移設

現在進行中の千葉神社の現場では、建築本体工事(参集殿の増改築)のほか、外構工事で境内の大鳥居や灯籠、獅子山の移設も行なっています。
先日移設が行われました大鳥居は、総石造りで重量は 20トン以上、大きさは 高さ6.2m、幅(笠木)8.25m あります。
柱には「大正11年4月」と刻まれていますので、この大正11年(1922)の築造から令和7年(2025)の現在まで、1世紀以上(103年間)千葉神社を見守っていただいている鳥居です。

また今回の移設工事を行う以前に一度、昭和27年9月(1952)に曳家による移設が行われた記録があります。
それが既存の境内、鳥居の配置(現工事前)でした。それ以降、73年振りの移設工事となります。
103年前にどのようにして造られたのか・・
73年前にどう曳家していたのか・・
重機のある現代とは違った方法で造られた技術に感服するしかありません。
建築の計画(参集殿の増改築工事)を進める上で、大鳥居の移設は配置上必要であると神社様より方針をお聞きしたのは、今から4年ほど前でした。
参拝者は、この大鳥居をくぐって敷石の参道を進むのが正式な動線となりますが、鳥居の配置修正は、境内のみの動線を考えるだけではなく、南に隣接する公園の整備内容にも関係する事情がありました。またその後の設計で、鳥居まわりの獅子山や灯籠、玉垣の配置も慎重に調整を行い、現在の移設工事に至ります。ランドスケープの設計には「カネミツヒロシセッケイシツ」の金光さんにご協力いただきました。
長く準備してきた計画がいよいよ実現する!
と考えますと、感慨深いものがあります。
こうした移設工事に立会うことも貴重な経験ですので、その様子をいくつか写真でご紹介します。
ちなみにクレーンで吊られた柱1本だけでも、その重量は 6.5トンほどあります。この丸柱をクレーンで垂直に吊り上げても全くズレない玉掛け技術、流石ですね。
この鳥居の移設工事は、社寺建築の石工事を専門に扱う「フルサワ社寺建築石材」さんのチーム、工事統括の「松井建設」さんによって、安全かつ正確に組み直し作業を進めていただきました。

柱脚部、根石・ベース部分には、ジャッキをセットし建ち角度やレベルを微調整します。1つのジャッキで耐荷重3トンまで対応できるものを、柱1本に対し3ヶ所セットして進めました。

2本の柱を建てた後には、「貫(ぬき)」と最頂部の「笠木(かさぎ)」を順次組み上げます。各接合部には新たに脱落防止の鉄筋補強を加え、安全面の強化を行なってから復旧しています。
笠木サイズ 直径600mm、長さ8250mmの自然石です。
吊り込む前、地上で間近に見ますとかなりの迫力がありました。

根石部分に確認された僅かなクラックには「かすがい」の補強も加え、今回の大鳥居移設工事(建て方)は無事に一区切りとなりました。
ハイウォッシャーでクリーニングされましたので、鳥居全体も明るくなりました!
これまで大鳥居は、建築本体工事の工事ヤードを確保する事情などから、先行準備工事として2年ほど前から敷地外の仮置場に一時的に避難していました。
ちょうど鳥居の移設を終えたところで、宮司よりお話を聞く機会がありました。
この移設完了により、敷地内に大鳥居を再び戻していただけましたが、一時避難の期間を数えますと、偶然にも777日であるとのことです。
千葉神社の御祭神である妙見様は、不動の星である北極星に居ていつも世界を見守っていると同時に、北斗七星という車に乗って一日一周空をパトロールされるということをお聞きしました。
また夏の「妙見大祭」は、来年節目の900回を迎えますが、このお祭りは北斗七星の七つの星に願掛けをする為に古来より「7日間」と定められているとのこと。
建築工事の進捗、天候などから直前に多少の日程調整があったのですが、それも含めて結果的に777日、「7」が並ぶこととなりました。こんな不思議な巡り合わせがあるの?・・とただ驚くばかりです。
今月は建築本体工事も仕上げ工事が進み、佳境に入りますので気が抜けません。
関係者で一丸となって頑張って進めています!
blog category:千葉神社参集殿
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敷地調査・新東名高速道路

先日、新東名高速道路の秦野丹沢スマートICをはじめて利用しました。
新東名で現在工事中の区間、新御殿場ICまでの新ルートが2027年度に開通予定とのことですが、先行して伊勢原JCTより伊勢原大山ICから新秦野ICまでの区間は、2022年から供用開始だったようです。もう3年も経過していたんですね。伊勢原JCTは何度も通過していましたが、分岐先のことは知りませんでした。
また現在未開通の区間では、河内川の上空約125mに架ける建設中の橋(足柄上郡山北町川西)が注目を集めています。少し前の9月15日に、この橋の名称が公募から「山北天空大橋」(やまきたてんくうおおはし)になったと発表されたばかりです。橋脚と橋脚のスパンが220mもあるということで、日本最大級のバランスドアーチ橋になるそうです。難易度の高い土木工事の完成にも期待が膨らみます。橋を通行するだけでなく、橋の下からその架構を見たらきっと大迫力ですね。つくり手の視点では、施工途中が超絶凄いことになってそうで・・土木の大スケールに感服します。無事の完成を願っています。
今回、敷地調査のために秦野丹沢スマートICまでの区間を1度利用しただけですが、これから新東名が新御殿場ICまでつながったとしたら・・カーブもアップダウンも少なく緻密に計画されていますので相当便利で快適になる!!というイメージを持てました。
9月の末、午後から秦野市内の敷地調査では、夏の暑さとともに秋の気配も感じてきました。
クライアントが望まれています、川のせせらぎ、鳥や虫の声を聞き、敷地周囲の素晴らしい自然環境を取り込める計画になれば、最高ですね!
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event/建築家展(町田2025.09.13-15)
2025年9月13日〜15日に開催されます建築イベントにお声掛けいただきました。
(建築家との家づくりをサポートしています、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン主催のイベントです)

〜 建築家展 in 町田市民ホール 〜
東京都町田市「町田市民ホール」 で開催されます建築家展に参加させていただきます。
日時:2025/09/13 (土)〜09/15(月)の3日間
全日程共通 11:00~18:00 入場無料
場所:町田市民ホール(4F)ギャラリー1,2
東京都町田市森野2丁目2-36
↓イベントの詳細は、
こちら をご参照ください。
建築家との家づくりについて
会場では、複数の建築家と対面で直接お話しできます。
お気軽にいらしてください。
blog category:出展イベント
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設計監理
現在、現場が進行中のプロジェクト「千葉神社参集殿増改築工事」について
設計監理者として、現場が進む中で様々な内容確認をしています。
これまでクライアントと一緒に詳細を確認してきた話題、印象に残る施工中の写真などから、少々振り返ってみます。

敷地の東側、大通りに面した現場の仮囲いに、弊社と施工者の松井建設さんの看板を設置しています(弊社のロゴデザインは、氏デザインさんによるものです)。

改修工事のため、まずはじめに現場の解体・撤去が行われました。
キュービクル(高圧受電設備)は、容量増加などから新設する設計となっていますので、古いキュービクルは解体・搬出されるのですが、写真はちょうど中のトランス(変圧器)だけが残っているところです。
工事の完成形には関係しませんが、ちょっとレアな現場写真として・・


各所の受付カウンターは、ご要望をお聞きし、造作家具として設計図面をまとめてきましたが、本製作の前にサイズ確認用のモックアップをつくりました。カウンター内(着座)で作業を行う高さ、一般の方がカウンター前に立つ高さ関係など、意見交換をしながら・・実際に座って最終的な使い勝手・見え方・距離感、手元照明やコンセントなども調整・確認できました。
内装工事では、主に軽量鉄骨(LGS)で壁・天井の下地をつくります。曲線の壁については、ランナーと呼ばれる足元のガイド部材に細かな刻みを入れ、Rの加工(写真左)をして壁スタッドが組み上がっています。
照明計画は、中島龍興照明デザイン研究所さんと協力して進めています。設計では、共用部分(待合ロビー空間など)の色温度を落ち着きのある 3000K に設定しています。現場の打合せでは、色温度を変化させることが可能な光源をいくつか用意し、クライアントへ再確認しながら進めています。
参集殿ロビー空間の一部には、光膜天井を計画しています。膜を介しても色温度にほぼ変化がないことや、膜面が均一に照らされる光源ピッチと膜面との離れ距離などは設計通りで問題ない状況でした。
(写真左は、膜なしのLED光源3000K、写真右は光膜となる見え方)

サイン計画は、氏デザインさんと協力して進めています。
外壁面には1箇所、ステンレス製の大きな切り文字+社紋の背面が光るサインを予定していますが、こちらも原寸のモックアップを準備して、光の見え方なども関係者で確認しました。
また館内の各種サインについても、表示内容や大きさ、素材などを原寸でチェックしていただき、細かな内容を微調整して最終的な製作へ。
既存参集殿の改修部分、RC造の外壁面には、断熱性能を向上させるために外断熱工法を採用しています(壁面:ビーズ法ポリスチレンフォーム50mm)。断熱層がない庇部分(軒天井)についても同色に仕上げ、全体を整えています。
(写真左:コーナー部の施行途中で、左半分は下地ガラスメッシュ層が見え、右半分は仕上げのフィニッシュコートが見える状況)
猛暑が続き、かつ限られた工事期間の中、各種工事を進めていただいています。改修工事では、設計図書のまま施工ができない既存建築の状況に直面することもありますが、これまで何とか柔軟に対処していただき、施工チームの皆さんの頑張りに感謝する日々が続いています。
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夏のキャンパス
今年の夏は、特別な暑さが続いているように感じます・・
4月から始まった前期15週の授業と期末試験、その評価・成績報告まで終え、非常勤講師の担当作業がひと段落するのは、この8月です。
暑さは続きますが、夏は大学キャンパスの緑が豊富になり、景観としては夏の良さも感じます。
中部大学、愛知工業大学でふと感じたことなどを少しお伝えしてみます。
▽中部大学(ケヤキ並木と芝生)

写真は少し前の撮影になりますが、ケヤキ並木の中央、手入れされた芝生の緑がとてもきれいでした。植栽に限ったことではありませんが、しっかりメンテナンスされた状況を目にしますと、それだけで利用者の気持ちが整うようで・・素晴らしいです。
▽中部大学(左:中央奥の不言実行館、右:14号館)
そのほか、前職で設計を担当した建築(不言実行館、14号館)の周辺の木々も随分と成長しており、気がつけば・・10年ほどの時間の経過を感じ、風景の一部として馴染んでくれているのかな、と思ってみたり。
▽愛知工業大学
キャンパスのメインストリートの並木に面して図書館が建っています。

この図書館は、愛知工業大学の八草キャンパスが整備された黎明期に建設され、すでに半世紀以上経ちますが、今も現役の図書館として利用されています。
私が担当しています3年生設計製図では今季、この図書館をリノベーションする課題が設定され、これまでの50年の考察、この先50年を見据えた新しい大学図書館のあり方を学生のみなさんと一緒に考えました。
どんな設計課題を指導するのかは、大学、学年ごとでも異なりますので、巡り合わせだと思いますが、それも楽しみの1つと言えます。
大学図書館に、ラーニングコモンズ(学生が主体的な学習を支援するための共同学習スペース)が必要とされる考え方は、およそ1990年代後半から2000年代にかけてのアメリカの先行事例が日本の大学でも参照され、全国的に様々な試みがなされてきたと思います。
前職で関わりがありました中部大学について少々振り返ってみますと、まずはじめに既存図書館にラーニングコモンズの改修を行う内装リニューアルが2000年代に1度行われました。その後、図書館とは別に全学共通の学習サポート施設を整備する「不言実行館(竣工:2015年)」が計画され、その設計に携わらせていただきました。当時、中部地区最大規模となるラーニングコモンズを置く施設となりましたが、学内事情や建築的な条件を整理をする中で、何が有効なのか模索しながらの設計だったことが思い出されます。
さらに公共図書館で「白河市立図書館」の設計、そのほか用途は異なりますが「千葉神社」改修プロジェクトで、リノベーションの設計を経験させていただきまして、新築とは異なる設計上の制約、やりがい、設計実務で理解を深めているところです。
そのため、愛知工業大学で図書館をリノベーションするという設計課題については、個人的には偶然にもこれまでにいくつかの経験が結びつけられるような課題だなぁと感じる内容でした。実際のところ改修設計を実務的に解決するためにはかなりの難易度が求められますが、学部3年生ですのでそのあたりは脇に置いて、主に学生さんの自由な発想を引き出すことを考えながら指導させていただきました。
授業で関わりのありました、各大学の夏のキャンパスの緑陰を見ながら・・
非常勤講師としては、各大学からのお声がけで担当している科目・課題ですので、これも何だか不思議な出会いだと感じています。
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たまプラーザ夏祭り

毎年、7月末の週末に行われています「たまプラーザ駅前通り商店街 夏祭り」に、田園都市建築家の会として出店参加しています。
7/26(土)〜27(日)の2日間、田都会メンバー皆で「ジェラート販売」、ワークショップ形式の「タイルアート/フォトフレームづくり」、「キッズチェアづくり」を行なってきました。
昨年も同様に猛暑の中で開催され、午前中から準備していましたが、日中の暑過ぎる時間帯はさすがに危険なくらいの暑さでした。人の流れも夕方以降に賑わう状況・・。そうしたことを踏まえ、今年は夏祭り全体の開始時間が午後2時からに変更されました。
週末は晴天に恵まれましたが・・やはり猛暑でした!
ジェラート販売は、川崎市宮前区にあります「小泉農園」さんと連携し、いちご農家さんがつくる「いちごジェラート」(ほか4種)と、冷凍のいちご果肉をそのまま削ったかき氷「いちご削り」を用意しました。
2日間で・・共に完売!
いちごジェラートをお選びいただいた女性からは「すぐそこのマンションに住んでいて様子を見に来たけど、美味しいから友達にも教えて、また明日来ようかしら」とおっしゃっていただき、地域密着のイベントらしくていいなぁと・・

ワークショップ形式の「タイルアート/フォトフレームづくり」については、木製フォトフレームにモザイクタイルを自由に好きなだけ貼っていただき、オリジナルデザインのフレームにして持ち帰っていただきます(500円)。
「キッズチェアづくり」は、準備された木材の組み立てキットを、親子で製作体験していただき、こちらも持ち帰っていただきます(1000円)。
参加された方の中には、「去年も夏祭りで見かけて、子どもが椅子づくりをやりたかったのですができなくて・・今年できて良かったです」とおっしゃる方も。
どちらも夕方以降に希望者が急増しまして、準備していた数量は完売となりました。

歩行者天国エリアにあるイベントスペースでは、大道芸、中国雑技団、都筑太鼓、ダブルダッチ、フラダンス、チアダンス、元石川高校ダンス部の発表など、2日間でさまざまなライブパフォーマンスを見ることができます。
小さな子ども達〜中高生、大人のサークル活動、プロの方々まで、お祭りのイベントというのはとても良い発表の場になっていますね。
田都会としては、建築(家具・インテリア)に関係するかな、という簡単な出店ではありますが、地元のイベントに継続して参加させていただく中で、何らか地域のみなさんに楽しんでいただければ幸いです。
「たまプラーザ駅前通り商店街 夏祭り」には、来年も出店していると思いますので、ご興味ありましたら足を運んでみてください。
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上棟祭

現場進行中の千葉神社参集殿増改築プロジェクトにて
先日、無事に上棟祭が執り行われました。
2月の地鎮祭以降、既存の改修と一部増築での鉄骨建て方を同時に進めてきましたが、ようやく増築部までの形が見え・・ジーンときました。
既存建築の2階に祭壇を設えていただいたため、改修中のRC造部分から増築された鉄骨造のフレーム、その先の境内まで見通すことができ、リノベーションならではの特別な祭事空間となりました。
非常にタイトな工期の中ですが、施主・設計者・施工者と連携を深めて今後も頑張っていきます!!



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石の挽板検査

現場進行中の「千葉神社 参集殿」の増築部で使用します自然石について
先日、石工事・挽板検査を行いました。
石工事を担当いただく関ヶ原石材さんの案内で、中国の厦門(アモイ)の工場とこちら、現場事務所をZoomでつなぐ形式で進めました。
外壁の御影石(インド産)のチェックを遠隔で行いましたが、施主・設計者・施工者より適宜質問・確認をしながらの挽板検査とすることができました。
外壁で使用する予定の自然石を所定の厚さに挽いた状況で、石の寸法、模様や色調などを確認していきます。汚れ防止のコーティング効果をテストするところなども、リモートながらわかりやすい精緻な映像でした。
次の工程、現場での施工がとても楽しみです!
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鉄骨検査

進行中の千葉神社参集殿増改築工事では、現場の各種手配が急ピッチで進んでいます。
先日は、埼玉県八潮市へ鉄骨検査に行ってきました。
既存の参集殿は、RC造で改修を行う部分は延べ約2000㎡、その既存建築に増築する部分は鉄骨造(ブレース構造)地上2階建て・延べ400㎡弱のヴォリュームとなっています。
この鉄骨造の増築部は、既存で分散配置されていた授与所(お守り・神札などをいただく窓口)機能を1箇所に集約する計画内容となります。
鉄骨で視覚的に見える柱は鋼管丸柱(主に114.3Φ×8.6t)、隠蔽部は鋼管角形柱(主に150角×9t)としています。
今回の検査時でも柱が設計の狙い通り、スレンダーなプロポーションであることは確認できました。
現場の建方が進み、立ち上がって見えてくる情景が今からとても楽しみです!
リズムデザイン 構造計画事務所さんと弊社、施工全体をまとめる松井建設さん現場代理人と共に、設計監理者の立会検査を行いました。


各部材の品質管理もしっかりと行われ、高い寸法精度で製作していただいています。錆止め塗装前の状態で部材を確認。

△ベースプレート(t=36mm)の角を切欠いた部分は、エレベータ昇降路となります。それぞれ柱は細めですが、やはり原寸で見る鉄の素材感・力感には迫力があります。

△こちらは、例外的な120Φのブレース無垢材です。
仕上げ・意匠おさまりの都合で、端部を斜めにカットする難しい設計リクエストでしたが、しっかりと対応いただきました。

△ H形鋼のフランジに、チョークで「千葉神社」との記載がありましたので・・念の為写真を1枚。

△ こちらは、超音波探傷検査。完全溶込み溶接部の健全性も確認。目視の外観検査も全数合格です!
今月末に予定しています鉄骨部の上棟に向け、準備が進んでいます。
施工者のみなさんも短い工期の中、精一杯の対応で頑張ってくれています。
引き続き、気を引き締めて参ります!
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小川重雄写真展「懸造と山岳」

小川重雄写真展「懸造と山岳|Timeless Landscapes 4」
建築写真家の小川重雄さんの写真展に行ってきました!
東京展は、東京都台東区根岸にあります、小川さんの根岸アトリエ内「GALLERY O」で開催。会期終了の前日にうかがうことができました。
<東京展>
会場:GALLERY O
住所:東京都台東区根岸3-22-5
会期:2025年6月14日(土)〜6月22日(日)

「懸造と山岳」というタイトルの通り
日本建築の懸造(かけづくり)の建築写真が展示され、同時にTimeless Landscapes シリーズの4作目の写真集も出版されています。
懸造の建築といっても、撮影対象として「清水寺」などメジャー過ぎるものはあえて撮影せず、下記の建築が専門家目線で厳選されています。
・三仏寺投入堂
・峰定寺本堂
・龍岩寺奥院礼堂
・天岩戸神社
・日吉大社三宮、牛尾宮
・左下観音堂
これまでの同シリーズの展覧会も全て拝見してきましたが、今回は以前と異なり、ギャラリー空間に大判の写真が浮遊するような展示形式になっています。
会場構成はエトルデザインさんが手掛けられ、写真配置は小川さんのお考えによるものだそうです。
ギャラリー空間の吹抜け上部にある写真の配置と大きさが、崖地と一体となった迫力ある「懸造の建築」を味わう空間体験として、ぴったりな設定になっています。素晴らしい展示でした!


エントランス上部の写真を見返すと、表裏印刷となっています。
空間をフルに活用されています!



この2Fの鑑賞スポットが、小川さんのオススメという解説付き。
今回の特徴ある外部への写真展示、吹抜け上部の展示、三仏寺投入堂の細い柱と、ギャラリー実空間の木製柱がリンクして見えるでしょ!
なるほど。確かにそう見えますね。

三仏寺投入堂は、以前実際に足を運んだ経験がありますが、このような迫力ある視点で柱脚部を見ることはできません。よく見ると、掘立柱の足元に金物がまわっているディテールも見え、おぉー!そんな状況なのか、さすが小川さん!!

ゲストに写真の解説をされる小川さん。
写真フレームは、スチールで製作され、外部展示でもグレーチング床上にしっかりと自立するものでした。

こちらは、日本三大投入堂の1つ「龍岩寺奥院礼堂」の内観写真。
撮影当時、現地で施設門番のような老婆に声をかけれられ
写真の正面に写っている引き戸について
「完全に閉切ろうとして楔を外してしまうと、二度と開かないので閉じ込められて出られなくなる・・」と言われたそうです。
引き戸は閉切る手前で止め、スリットの光が差し込む状況で撮影されたとのこと。
撮影時のエピソード、苦労話なども詳しくお話しくださるので、写真を見る際に臨場感も増してきます。

書籍:『懸造と山岳|Timeless Landscapes 4』
今のところシリーズ4作とも、小川さんのサイン入りでコンプリート中です!
ちなみに、シリーズ2作目「モエレ沼公園」は、既に完売とのこと。
また、この日は同ギャラリーでトークイベントの企画がありました。
『日本建築の擬』『懸造と山岳|Timeless Landscapes 4』刊行記念
私たちは日本建築に何を見出したのか
福島加津也×冨永祥子×小川重雄×伏見唯
人数限定のこのイベントには予約申込みできていませんでしたが、ちょうど登壇者のお一人、福島加津也さんにギャラリーでお会いすることができました。
随分と昔の話になってしまいますが、確か1996年に私が伊東豊雄建築事務所にオープンデスク(現在のインターンのようなしくみで、無給の設計事務所研修のようなもの)を希望し、2週間お邪魔した際、当時スタッフだった福島さんに模型作業の指示をいただきお世話になりました。その後、福島さんが独立され設計活動も大学教授としてもご活躍は存じ上げておりましたが、ずっとお会いする機会もなく、今回ご挨拶できまして何だか嬉しかったです。
またその伊東事務所のオープンデスクで思い出されるのは、同時期に作業した他大学の学生さんだった、笠置秀紀君です。注目プロジェクト「せんだいメディアテーク」の実施設計中で、EVシャフト1/20スタディ模型などを一緒に製作しました。彼は大学卒業後すぐに、mi-ri meter/ミリメーターとして活動をを開始し、今に至ります。
気がつけば知り合って29年にも?
懐かしくもありますが、時間の経過はちょっと恐ろしいです。

小川さんのギャラリー見学後、最寄りの鶯谷駅へ。
鉄道マニアではりませんが、ここでの線路の多さはかなりのもの。独特な雰囲気で・・綺麗に見えた夕方の写真を1枚。
写真展は今後、7月に大阪展が巡回するかたちで開催予定です。
会場は、安藤忠雄さん設計の「日本橋の家」で、かつて小川重雄さんが新建築社時代に撮影をされたそうです。
素晴らしい展示ですので、ご興味のある方は、是非どうぞ。
<大阪展>
会場:ギャラリー日本橋の家
住所:大阪市中央区日本橋2-5-15 1F
会期:2025年7月5日(土)〜7月21日(祝)
7月10日(木)、17日(木)休館
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現場から

現在進行中のプロジェクト「千葉神社 参集殿増改築工事」の現場より
既存の参集殿を改修しつつ、同時に増築する部分の基礎工事を進めています。
増築部は、これまで地下部分に新規の雨水貯留槽(境内の雨水排水の流出抑制)を施工しており、これから地上部分が立ち上がってきます。
写真は、増築部の基礎・耐圧盤の配筋検査を終え、コンクリート打設前の清掃状況を確認しているところ。
増築部の建築・基礎が平面的に見えて・・緊張感も高まりますが、期待も膨らみます!
引き続き、施主であります千葉神社様、施工者と連携して、現場監理を進めてまいります。
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