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media/architecturephoto掲載「犬山の住宅」

建築と社会の関係を視覚化する webメディア「アーキテクチャーフォト」
弊社で設計監理をしました「犬山の住宅/House in Inuyama」を掲載いただきました。
https://architecturephoto.net/146334/

国内外の建築系の話題が豊富に展開されているサイトです。
よろしければご覧ください。

blog category:犬山の住宅
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2022-05-06 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

九段ハウスにて

先月末(4月29日)まで、東京都・九段下の「九段ハウス」(1927年竣工)で開催されていました展覧会「フリッツ・ハンセン 150th – タイムレスデザインの証」にご案内をいただき、足を運んできました。

創業150年となるデンマークを代表する家具メーカーのフリッツ・ハンセンの展覧会です。ポール・ケアホルム復刻版の新作アイテムもここでお披露目、世界初公開とのことです。

会場は、九段下の駅から徒歩5分ほどのところに静かに佇む「九段ハウス」です。この建築を少し調べますと・・
小間物商で財を成した山口家5代目山口萬吉の私邸として建てられたRC造、地上3階・地下1階のスパニッシュ様式の洋館。構造を東京タワーや通天閣などで知られる「耐震構造の父・塔博士」内藤多仲、意匠を木子七郎のほか今井兼次、吉田鐵郎、家具や建具を梶田恵という錚々たるメンバーが手掛けたとのこと。
戦災を逃れ、登録有形文化財となっている建築です。
そのような特別な建築を会場とするところも、歴史のあるフリッツ・ハンセンの展覧会にぴったりな感じです。

ホールから階段を上がると、手の込んだデザインの手摺越しに2階和室が見えてきます。

150周年を記念し、ポール・ケアホルムが手がけた初期の頃のデザイン「PK 0」と「PK 60」が復刻アイテムとして発表されていました。
和室の掛け軸は、「PK 0」のドローイングです!

以下、地下1階〜3階・屋上・庭・ディテール・素材など
写真(4/22:伊原洋光、4/27:伊原みどり 撮影)を紹介します。

時間をかけてじっくりと見たいと思う、素晴らしい建築と展覧会でした。

blog category:展覧会等イベント視察
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2022-05-01 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

建築のリテラシー

通常業務の建築設計実務と併せて行っています大学の非常勤講師の活動もこの春で8年目を迎えます。
今年度は2つの大学(愛知工業大学 建築学科で2講座、中部大学 建築学科で3講座)で授業を担当します!

4月、新年度の授業がはじまりました。

先日、愛知工業大学で初回の授業を行ってきました。

遠隔地ですが、午前中に座学を1コマ、午後に設計演習を3コマ行うという、ダブルヘッダーの1日となります。

午前中、大講義室での座学は「建築ディテール」という授業。新型コロナウィルスの心配はまだ続きますが、座席間隔をあけて座っていただき、通常の対面形式で行います(開始前に講義室の写真を1枚パチリ)。

昨年、遠隔の動画配信の授業形式も経験しましたが、やはり履修者の学生さんの顔が見えるかたちで授業を進める方が話しやすいですね。ちなみにネットでは、コロナ禍で遠隔授業を経験した学生さんが対面授業になった際、受講態度に困惑している大学が多数あるという記事を目にすることもありまして・・正直なところ少し心配もありました。しかし初回授業を終えてみると、90分間とても静かに聞いてもらえて、ホッとしました。数年経験しても、初対面の学生さんたちがどんな雰囲気なのかちょっと緊張感するものです。

そして午後は、建築学科3年生の設計演習。いわゆる設計製図の課題、デザイン全般の指導です。
合計150名ほどの学生さんを6名の先生(大学常勤2名・非常勤4名)グループに分け、一人一人の学生さんと対話をしながら指導を進めています。学生さんそれぞれの個性を尊重しながら夕方まで5時間近く続けて設計指導をするのは、指導者にもかなりのエネルギーが必要で、体力・集中力を試されているかのような・・

ただ大変な中にも、学生さんとのやりとりでハッとさせられること、刺激をいただくことは多々あります。指導する立場になってあらためて基本事項を自分で学び直すことにもなったりします。

これから建築界で活躍していく学生さんが、座学でも設計演習指導の授業でも、建築に関する知識を多く詰め込むだけではなく、私がこれまでの設計実務で実感した、重要ポイントをしっかり伝えられたら幸いです。過去に比べて、建築に関する表面的な情報がインターネットやSNS上では増大していると思われますが、そんな中でも建築を正しく理解し、つくり上げることができる総合的な判断能力を身につけて欲しいものです。

一般の方がはじめて家づくりを経験される際にも、建築設計者は建主さんと共に「建築のリテラシー」を高めていける存在でありたいと感じています。大学非常勤講師での活動が、実務設計にも良いフィードバックをもたらす好循環を生み出していると信じ、取り組んでいます。

blog category:大学・教育
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2022-04-18 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

「都市デザイン横浜」展

先日、横浜市の都市デザイン50周年を記念した展覧会
「都市デザイン 横浜」展 〜個性と魅⼒あるまちをつくる〜
を観てきました。

会場:BankART KAIKO
(横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE 1F)
会期:2022年3月5日〜3月29日→4月24日まで延長されています
https://toshide50.com

会場に入りますとはじめに、壮大な都市模型(縮尺1/1000)が目に入ります。
(ベースの模型製作は森ビルさんのようです)
この模型で都市全体を俯瞰しますと、何故か普段は意識しないような少し大きなスケールで物事を想像したくなります。
大きな事業を考えているクライアントと一緒に模型を見たら、気持ちが高まりそうですね。

展覧会場で紹介している、これまでの都市デザインの変遷、デザイン手法などは、展覧会図録にまとめられていますが、入場時に図録(3,000円 税込)を購入すると1名の入場料(700円、横浜市民500円、学生300円)が無料になります。
カラーで350ページという展覧会図録で、充実した資料になっています。

会場には横浜市役所(8代目市庁舎)の模型展示もありました。
縮尺:1/300、設計監理:竹中工務店・槇総合計画事務所・NTTファシリティーズ

展示を見た後、すぐ近くに建つこの新市庁舎を実際に立ち寄ることも容易で、異なるスケールの模型と実物の建築を体験できるのも興味深いです。

少し歩きますと、昨年出来た「YOKOHAMA AIR CABIN」も見えます。
動きがあって、横浜の都市景観の変化や活気を感じますね。

ゴールデンウィークに参加予定の建築イベント会場となっています「ランドマークタワー」と「YOKOHAMA AIR CABIN」を重ねた写真も撮れました。

模型と実物の建築、情報量の多い図録と、都市・建築の勉強になる展覧会でした!

blog category:展覧会等イベント視察
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2022-04-10 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

event/建築家展(横浜 2022.04.29-05.04)

2022年4月29〜5月8日に開催されます建築イベントにお声掛けいただきました。
(建築家との家づくりをサポートしています、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン主催のイベントです)

〜自分にあった建築家がきっと見つかる10日間〜

ゴールデンウィークの 4/29〜5/8の10日間
横浜ランドマークタワー31F にて開催されます建築家展に参加させていただきます。

私たち hm+architects が参加します日時は
2022/4/29 (金)〜5/4(水)の6日間
時間は全日程共通 11:00~18:00 入場無料

開催場所:
ASJ YOKOHAMA CELL
神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2-1  横浜ランドマークタワー31F

神奈川エリア・首都圏を中心に活躍する、建築家が参加します。
全日程とも 入場・相談無料のイベントです。

建築家との家づくりとは?
建築、住まいに関すること全般で知りたいこと、
ご興味、ご質問などございましたらお気軽にいらしてください。

↓イベントの詳細は、こちらをご参照ください。
https://events.asj-net.com/events/15524

blog category:出展イベント
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2022-04-10 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

event/建築家展(静岡・浜松 2022.04.23-24)

2022年4月23〜24日に開催されます建築イベントにお声掛けいただきました。
(建築家との家づくりをサポートしています、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン主催のイベントです)

開催日時:
4/23 (土) 10:30〜18:00
4/24 (日) 10:00〜18:00

開催場所:
サーラプラザ浜松 4F・ホール
静岡県 浜松市東区 西塚町200番地

関東、関西、中部地区から、建築家8名が参加します。
全日程とも 入場・相談無料のイベントです。

建築家との家づくりにご興味ある方は
是非一度、この機会に足を運んでみてください。

↓イベントの詳細は、こちらをご参照ください。
https://events.asj-net.com/events/15511

blog category:出展イベント
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2022-04-09 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

E2A 展覧会「Methodologies – スイス建築の方法論」

スイスの建築設計事務所・E2Aの建築作品とその建築思想を紹介する展覧会「Methodologies – スイス建築の方法論」に行ってきました。

都内にあるスイスブランドのショールームまたはストア・計4カ所にて同時開催されています。
会期は、2022年3月18日〜4月7日ですが、その内の2会場に、終了する前に足を運ぶことができました。

E2Aは、スイス出身の建築家の2人、ピート・エッカート(Piet Eckert)とヴィム・エッカート(Wim Eckert)の兄弟が、2001年に設立した建築設計事務所。国内外のコンペティションなどで勝利を収め続けるなど、スイス建築界でも注目されている事務所の1つです。

会場1:USMモジュラーファニチャー ショールーム
所在地:東京都千代田区丸の内 2-1-1 丸の内 MY PLAZA

2階が展覧会場となっています。

本展覧会用に、3Dプリンターで製作された模型と
水平設置のパネル化された図面。

展覧会では、抽象性と現実性という相反するテーマが掲げられています。

抽象化された3Dプリンターの模型については、コンセンプトをわかりやすく示す一方、細部については不明です。また実施設計図面は「コンセプトを現実へと運ぶ乗り物とも言える」との解説もありました。
これらの異なる建築ツール、メディアを同調させながらデザインを決断していくところが、設計作業において重要なポイントになるというメッセージなのでしょう。

会場2:クリエーションバウマン ジャパン 東京本社ショールーム
所在地:東京都港区南青山6丁目3-3

吊るされた展示形式の写真パネル、表面(抽象性)と裏面(現実性)。


図録も購入。
各ページレイアウトも美しいです。

正直なところ、まだ展覧会で示されたメッセージを十分に読み取れたとは言えませんが、展示会場の設定から展示の形式と内容、図録まで、すべてにおいて非常に精緻に検討された結果であると強く感じました。

2会場の訪問でしたが、刺激をいただく素晴らしい展覧会でした!

↓展覧会の詳細は、こちらを参照ください。
http://js-aa.org/event003.html

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2022-04-06 | Posted in diary, index, blogNo Comments » 

 

media/「葉山の住宅」KLASICに紹介されました

建築家ポータルサイト「KLASIC」さんの記事として
弊社設計の「葉山の住宅/House in Hayama」を掲載いただきました。

クライアントのご要望から、どんなことを考えて設計を行なっていたのかなど、インタビュー取材を受け記事にまとめていただきました。

こちらの掲載ページをご覧いただけますと幸いです。
https://www.klasic.jp/construction/22845/

blog category:葉山の住宅
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2022-04-01 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

田園都市建築家の会 第7期理事会

所属建築家として活動をしています一般社団法人「田園都市建築家の会」の第7期理事会が発足しました。

新理事メンバーで地元の横浜市青葉区にあります驚神社にて商売繁盛の祈願をしてきました。今年はちょうど桜が満開で清々しい日でした。
理事会としての活動は、早いもので第5期から継続して3年目を迎えることとなりとなります。特に先期はコロナ禍で十分な活動ができなかったこともありますので、重責を感じながらも何とか明るい話題が多くなるよう会を盛り上げていきたいです!

メンバーは写真の左から、当山さん、臼井さん、(神社の方)、私、高橋さん、あと写真を撮影されている遠藤さんの計5名です。

1年間どうぞよろしくお願いいたします!

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2022-03-30 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

蒸気霧

「三寒四温」という言葉は、本来は中国(東北部)で冬季、寒い日が3日ほど、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象を指すとのことですが、日本では春先に使われることが多いと思います。

このところ暖かさも増し、街のあちこちで桜の花も膨らんでいます。
しかし春の兆しが感じられる中、今週は急に寒さが戻る日もありました。

先日、吉祥寺・井之頭公園に足を運ぶ機会がありましたが、その日は、みぞれ交じりの雨でかなり寒く、池には一面に湯気が立ち込めていました。
この光景は?と後で調べてみると、冷たい空気と水温が高めの時に起こる現象で「蒸気霧」ということがわかりました。

池の中のカモたちは、元気に潜ったり、むしろ楽しんでいるようにも見えます。水中の方が暖かいからでしょうか。

四季の変化、美しい自然現象を感じながら日常を過ごすことができる、日本の環境というのはやはり豊かなんだなぁと、感じるひと時でした。

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2022-03-25 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

田園都市建築家の会 3/20(日)家づくり相談

「田園都市建築家の会」3月20日(日)の家づくり相談 は、hm+architects 伊原洋光 が担当します。

田園都市建築家の会では、家づくりに関する様々なご相談を無料でお受けしています。たまプラーザの「家づくりカフェ(相談・打合せスペース)」にて皆様のご来場をお待ちしています。

日時:2022年3月20日 10:00〜17:00
場所:横浜市青葉区美しが丘1-12-3 第7松美ビル201

田園都市建築家の会では、具体的な設計ご依頼の前に、しっかりと検討したい下記の内容について日々様々なアドバイスを差し上げ「建築家との家づくり」をサポートしています。 是非ご活用ください。

・土地探し(エリア、価格、法令チェック、仮のプラン検討、進め方 など)
・資金計画(土地+建物+その他必要な費用、銀行ローン手続き など)
・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)

↓3/20 詳細はこちらをご参照ください。
https://www.denen-arch.com/post/10648

毎週末(日曜日)につきましては、所属する建築家が「家づくりカフェ」にて「建築家無料相談」を開催しています。週ごとに担当建築家がかわり、皆様のご来場をお待ちしています。
また日曜日以外(平日のご相談)もご予約可能となっています。建築家または田園都市建築家の会ディレクターよりお問い合わせ内容にお応えいたします。お気軽にご連絡ください。

blog category:出展イベント
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2022-03-15 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

豊橋の住宅の「庭」が掲載されました

弊社で設計監理をさせていただきました「豊橋の住宅/House in Toyohashi」の「庭」について

クライアント(ご主人)が雑誌「Garden Diary」の取材を受けられ、
現在販売中の 2022 SPRING 号に、豊橋の住宅の「庭」が掲載されています。

合計6ページの掲載となっています。

建築の竣工時より、ご主人が徐々にお庭に手を入れられ、現在までに様々な植物が加わっています。

ご家族も、庭のある暮らしを楽しんでいらっしゃるとのことです。
時間の経過とともに、人も建築も庭も少しづつその場所に馴染んでいく様子がうかがえ、とても嬉しいです。
ご興味のある方は、お手にとってご覧いたけますと幸いです。

blog category:豊橋の住宅
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2022-03-13 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

3年毎

本日、3年毎に受講しなければならない「建築士定期講習」を無事に修了いたしました。

建築関係者でなければ、この講習についてご存知ない方が多いと思いますので、参考までに補足しますと・・
「建築士定期講習」とは、建築士事務所に所属する建築士に対して法令で受講が義務付けられた講習です。建築士は、業務の実施に当たり必要となる能力を確実に身に付けておく必要があるため、3年度ごとに最新の建築関係法規等について習得する、というものです。
時期としましては、2008年に建築士法の改正があり、2009年度からこの講習の運用が開始されました。実はそれ以前は、一級建築士も二級建築士も資格を一度取得すれば講習や更新手続きもなく(変更の届け出や違反などなければ)永年保有する資格でした。
しかしながら、2005年に構造計算書の改ざんが発覚した「耐震偽装問題」が契機となり、建築士の専門家としての強い倫理意識が求められるようにました。最終的には業務を行う建築士に定期の講習を義務化することが法令遵守の厳格化につながるとされ、現在に至ります。

正直なところ、この定期講習がスタートした当時は、一部の建築士の不正事例によって、建築士すべての実務者に講習を義務付ける?という疑問もありました。
知人の建築士の中には、講習を「3年に1度の苦行」と表現される方もいます・・

講習の内容としては、講義を合計5時間+その内容確認の試験を1時間行うものとなっており、昼食の休憩を加えると都合7時間ほど必要です。指定の会場に出向いて丸1日かかりきりになってしまうため、それなりに疲れます。

この法改正があった後、建築士が最初に受講する時期については3年以内の猶予期間があったのですが、当時の私は何も考えずに初年度の2009年度に受講をしました。それから気がつけば今回でもう5回目の受講となりました(回数だけに着目すれば初年度に受講した建築士の方は、5回で最多となります)。

実社会では建築に関する話題は時代とともに変化し、様々な要請から建築法改正も行われていきます。そうした中、実際にこの定期講習を3年毎に受講をしてきますと、日常の実務作業に直接は関わらない話題などもあるため、これらをまとめて解説してもらえるのは実はありがたい状況だと個人的には感じるようになりました(賛否様々な意見はあるところですが)。
他の士業をされている国家資格で、こうした制度がない業界でも専門性を保つためにこうした制度があっても良いのかなと思ってみたり・・

私は今年度の受講は、コロナ禍で少し躊躇していましたが、結局3月の予約としました。ただし今回は以前とは異なり、受講の形式が選べるようになっています。従来型の形式に加え「オンライン形式」が選択可能になりました。事前に講義だけ動画配信で学習し、試験(修了考査)のみ指定会場で1時間受けるスタイルです。今回はそのオンラインとしてみました。

申し込み後、郵送されてきた講習テキストを参照しながら・・
視聴時間については小分けにすることも、自分の都合で深夜などに講義を聞くことも、暖かいお茶を飲みながらも可能です。また動画を戻してもう一度説明を聞き返すこともでき、自由度は高いです。

試験(修了考査)の会場は、以前利用したことがありましたので、新宿エルタワー17F(指定確認検査機関 ビューロベリタスジャパン)を選択しました。
「修了証」交付については、当日発行を事前に希望しておきましたので、1時間の考査後すぐに採点してもらい、待ち時間は10分ほどで無事に受取ることができました(あるいは後日の郵送希望かを選択できます)。
従来形式の受講も、その1日で全て終えられる時間集約の良さもあると感じつつ、オンライン形式を経験してみると、どちらかというと3年後の講習でもこの選択肢があったら、選ぼうかなという印象です。

そういえば、コロナ禍の大学の非常勤講師の担当授業では、学生さんから「オンデマンド方式の動画配信の方が都合良い」という意見と、「ライブ(対面)で先生の授業を直接受けた方がわかりやすい」という両方の希望があったことを思い出しました。
はじめて講義動画を作るのは大変なんだから・・と当時は思いましたが、利用者目線になると、確かに両方あるなぁと実感しますね。

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2022-03-03 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

New Project/模型づくり(その2)

前回のBlogでは、吉祥寺(東京都武蔵野市)での住宅プロジェクト「House in Kichijoji」について、初期のスタディで製作する敷地模型(縮尺1/100)についてお伝えしました。
今回は、詳細模型について触れたいと思います(ここでは縮尺 1/50 以上を詳細図面、詳細模型と呼ぶこととします)。

建築設計をする仲間に聞いても、住宅の設計での模型は、縮尺 1/100 あるいは 1/50 でスタディすることが一般的だと思います。1/100、 1/50 の縮尺はともに、設計の図面で用いることが多いため、図面・模型で縮尺を一致させるメリットもあります。
ただし、1つ模型を製作した後は、図面でしっかり検討して進め、複数の模型をつくったりしないケースの方が多いかもしれません。

仮に1/50模型の場合、1/100に比べ長さが2倍、面積的には4倍の大きさのものを製作することになります。計画建物の規模にもよりますが、模型のサイズ的には机上で扱いやすく、内部空間のイメージも理解でき、何かと都合が良いところがあります。

私が考える詳細模型の主な目的は
1)スタディのため(設計者の検討を詳しく進める上で必要な素材)
2)説明のため(クライアントに建物イメージをより具体的に示す)
だと感じますので、縮尺が変わっても前回のBlogと項目としては同じですが、確認し、伝えたい内容はより具体的になってきます。

基本的に、模型はどんな縮尺であってもそれぞれ設計の検討作業では有効だと思います。空間や部材のプロポーションを考える時も、肉眼で立体的に確認できる(CGなどで透視図的に見るのと少し違いもあります)ので便利です。また模型に自然光に当てて見ますと、物理現象としては実現する建築の光環境とほぼ同じで、嘘はつけません。詳細模型は、敷地全体の模型よりも建築内部、細部の臨場感が増してくるところが大きな魅力です。

詳細模型をつくろうとすれば、当然内部・外部の見え方・おさまりをどうするか、設計で具体的な寸法や材料の取り合いを設定していかないと、作業は進めにくく・・このスタディによって、その案が抱えている課題、デザインの方向性なども確認できます。

写真は、縮尺 1/30 で製作した模型です。
1/100模型と比較すると長さ約3倍、面積的には9倍の大きさになってきますので、 1/50 サイズより当然ながら大きくなります。
詳細模型は、建物のみを表現することも多いのですが、本計画では敷地が40坪ほどでしたので、建物と一緒に敷地境界内は全て製作しました。敷地・建物のレベル差の説明など、よりわかりやすくなります。

外構のガレージ出入り口まわりについては、坂道となる前面道路に取付くため土間コンクリートで3次曲面的な表現になりますが・・
模型では、ねじれ面を何とか擦り合わせながら、まずまず精度も良く完成イメージがわかるように製作できました。1/30程度になると、1/50模型より実寸が大きいので、こうした細かな検討部分・表現では、かえってつくりやすくなることもあります。

内部の検討のため、通常は各フロアごとに製作し、インテリアのイメージも理解できるようにします。
模型としては、どこで分割し(外すことが出来て)見えるようにするのか?
など考えながらつくるのですが・・そこは建物ごとに悩むところです。
製作中は、頭の中で想像するイメージが、徐々にモノ(模型)として見えてくる中、手で組み上げていくことで、頭と目と手が全て連動していくようなところが模型スタディの楽しいところなのかなと感じています。

また建築の一部分(階段や開口部まわり、庇など)だけを検討する際に、1/10や、原寸の1/1まで検討・製作することもあります。
過去には、ディテール確認のための模型を考える際、原寸だと模型が大きすぎて製作も大変になるから 1/2 くらいにしようと考えてつくったこともあるのですが・・すごく精巧につくったものの、不思議なことにサイズ感がつかめない、結果的にほぼ使えない模型になったという苦い経験もあります。

模型の縮尺については、ジャッジする際に設計者の身体感覚に合うものでないとうまくいかないものだとすると、結構繊細な話題ですね。

長い期間(20年以上)慣れ親しんだ、こうした模型によるスタディは、設計を進めていく上で私たちの肌に合っているのかな?と思っています。

前職まで振り返りますと第一工房時代、模型をつくる速さはそれほどでもなかったと思いますが、自分としては精度良くつくることを毎回心掛けていたからか、入所後数年間は、複数のプロジェクトチームで図面より模型をつくる作業を多く経験させていただきました。建築専門誌に掲載されるプロジェクトの模型を、頑張ってつくったりもしました。
単純に模型をつくることは好きでしたが、スタディ時の模型が綺麗に出来る(図面が美しいことはさらに重要ですが)プロジェクトは、結果的に実際の建築も美しく完成するように感じていました。その感覚は、独立後の今でも残っています。

それから模型を収納する「箱」も模型の保管や運搬にとってはかなり重要です。個人的なこだわりとして、箱も模型とあわせて出来るだけ丁寧につくることを心掛けています。

設計のご相談をいただいてから最初に案を作成する時というのは、設計者は知的創造力をフルに働かせ、様々な条件(クライアントのご家族構成や建築への想い、ご予算、敷地の周辺環境、建築の法規制など)を総合的に調整する能力が求められます。
設計者のアイデアが形となる、模型スタディ。
設計の初期から終盤まで、なかなか他の手段に置き換えにくいものかなと思いながら・・
クライアントのご要望を盛り込み、少しでも良い建築が実現するよう、それぞれのプロジェクトで愛情を込めて模型づくりをしています。

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2022-02-24 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

New Project/模型づくり(その1)

現在、吉祥寺(東京都武蔵野市)で住宅プロジェクト「House in Kichijoji」を進めています。

基本設計時には、敷地の法令条件や周辺環境と計画建物の関係を確認しながらご要望を盛り込んだ案をまとめていきます。
弊社では通常、模型を製作し(縮尺は主に1/100)チェックしながら検討を進めます。

模型製作の主な目的としましては
1)スタディのため(設計者の検討を進める上で必要な素材)
2)説明のため(クライアントにコンセプトや建物イメージを共有)
があると考えています。

こうした内容をどんな手段で進めるかは、設計者によっても好みが分かれるところで、CGや手書きのパースなどを用いることも多いと思います。
弊社については、これまでの設計経験上、初期のスタディ時に様々な可能性をチェック・確認しながら提案ができる模型検討が、上記の1),2)を両立しやすく総合的には優れているような印象を抱いています(単に慣れがあることとも関係しますね)。
またモデル製作の工程から、環境・デザイン・機能的な整理だけでなく、実は現場・建設時の話題もある程度は想像でき、プロジェクト全体を見通す意味でも身体感覚的にしっくりとくるのかも知れません。

本計画については、前面道路や隣接敷地に高低差がありますが、スタディではこれらを模型で確認しながら検討することが特に重要になります。

建築法令として、第1種低層住居専用地域(建ぺい率40%、容積率80%)、第1種高度地区などの厳しい制限がある中、まずはご要望のインナーガレージを地下扱いとして容積(延べ床面積)緩和を考慮しながら建築全体のデザインを整理していきました。

周辺建物は、グレートーンのスタイロフォームでヴォリュームをつくることが多く、敷地外でも周囲にポイントとなる樹木などがあれば植栽表現も行います。

新たな建築が建つことで敷地内での利便性に加え、街の景観がどう変わるのか・・
建物だけでなく外構部分の検討を模型で行うことも楽しみの1つです。

私は 1/100サイズ程度の全体模型を製作する作業が何だか好きで、ついはまり込んでしまうことが多いです。
周辺まで情報量を広げたり、建物を細かく表現すると(コンクリートの打放しのPコンやパネルの割付なども1箇所つくると全体に及んでしまい・・)当然手間はかかります。
今回については、コンクリート壁の表現で使った2mmボードの小口面にもグレー色を貼るなどし、同業の設計者からすると「それ、1/100で必要ある?」と言われそうなところまで通常以上に製作してしまいました(各プロジェクトの状況等により作業・表現は異なりますが)。

周辺状況もある程度つくり込み、計画建物も出来るだけシンプルかつきれいに表現することを心掛けていますが、プロジェクトにより異なる敷地全体の状況、建物の在り方(空気感)が滲み出てくると「良い模型が出来たな・・」と、スタディ時にも愛着が湧いてきます。

クライアント打合せで、模型をはじめて見ていただく時にどう感じていただけるか・・ドキドキするところですが、先日の打合せでは、とても気に入ってくださってホッとしました!

この敷地模型では初期検討のために建築内部に階段も作っていますが、内部空間のデザイン検証は別途、詳細模型(縮尺:1/50、1/30、1/20など)をつくりながら確認していきます。この詳細模型については別ブログにて、ご紹介したいと思います。

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2022-02-18 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

葉山の住宅/works写真を更新しました

弊社で設計監理を行いました「葉山の住宅/House in Hayama」の竣工写真を写真家の小川重雄さんに撮影いただき、弊社websiteのworks写真を更新しました。
works「葉山の住宅」ページの末尾にはテキストの解説も加えていますが、このブログでは内部のリビング空間「階段まわりのスペース」について少し補足したいと思います。

クライアントご夫妻は、この地の空気感に合う、おおらかな暮らしのイメージをお持ちで、はじめに以下のようなご要望をいただきました。
・吹抜けのあるリビング
・光がたくさん入る大きな窓
・LDKはつながりのある一体空間
さらに可能なら、リビングで子供がおもちゃを広げても大人がくつろぐことができるよう、コーナーが分かれていると望ましいとのお話もありました。

最終的に実現したリビングは、吹抜けのあるスペース(上写真:左側)とややコンパクトなキッチン脇に連続するスペース(同写真:右側)に、階段を介して緩やかに空間が分けられています。この小さい方のスペースを「子どもリビング」と位置づけています。奥様がキッチンに立っている時も常に目が届き、小さなお子さんと会話しやすい場所です。
窓際は階段の1段目を小上がり形状にして、人が座って過ごせるベンチ、あるいは小さなステージのような設えとしました(この部分は設計の途中で加えたアイデアです)。キッチン収納の並びに家具を置き、おもちゃなどを収納しておきます。

階段を巡る動線に沿って置かれたL型のソファ(上写真)は、吹抜けのあるリビングから階段下まで回り込み、1階の他のスペース(ダイニングやキッチン、テラス)に向き合うことが可能です。

2階の個室(寝室、子ども室)から階段を降りると、左右どちらに廻っても異なるスペースが用意されており、キッチンやトイレ、ダイニングやエントランスへの移動に無駄のないリニアな動線となっています。
またライフステージにより、L型ソファ廻りの運用イメージも変化していくことでしょう。

家族やゲストがそれぞれに居心地の良い場所を見つけ、違った過ごし方をしていても、お互い安心して居られるような、そんな住まいを「葉山の住宅」では考えました。

その他写真はこちら→ 「葉山の住宅/House in Hayama」にあげています。
よろしければご覧ください。

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2022-01-17 | Posted in diary, blogNo Comments » 

 

media/「部屋が片付く家具と家」へ掲載

suumo フリーペーパー情報誌
2022年1月号/特集記事「部屋が片付く 家具と家」に、
弊社設計の「目黒の住宅」が掲載されました。

2階LDK空間の、キッチン作業台やソファなどを造作家具でつくり、各所に収納を内蔵させていること。また建築・家具の素材がうまくコーディネートされた事例として、1ページご紹介いただいています。

現在(昨年末から、次号の1月18日まで)全国の駅やコンビニなどで置かれていると思います。
発行は合計15万1000部とのことで、部数はかなり多い印象です。

どんな掲載になるのか、掲載誌を送っていただきたいと編集の方にお伝えしたところ、地域ごとにタイトルを一部変えて配布されている見本誌をいくつか送ってくださいました。

こちらのフリーペーパーについては、全国で共有する巻頭の特集記事と、各エリアごとのハウスメーカー・工務店を紹介する広告記事によって成り立っているしくみのように感じました。
私は今回の経験ではじめて知り・・思いがけず勉強になりました。

フリーペーパーということもあり、見かけましたらお気軽に手にとってみていただけますと幸いです。

blog category:目黒の住宅
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2022-01-06 | Posted in news, blogNo Comments » 

 

新城の住宅/House in Shinshiro

設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ

 

House in Shinshiro
新城の住宅

<竹林を受け継ぐ住まい>

愛知県新城市、伊那街道から少し奥まった敷地に建つ住宅の建替え計画です。
計画地には、既存住宅に隠れひっそりと広がる美しい竹林があり、この地を特徴付ける特別な存在であると感じました。しっかりと手入れされたこちらの竹は、460年の歴史を受け継ぐ「豊橋祗園祭り」で奉納される手筒花火の製作にも提供されており、住宅の建替えと共に竹林も建主さんの代へと受け継がれて行きます。

建築は、前面道路となる街道筋から奥の竹林まで見通せる土地の連続性・つながりを意識した構成とし、1階を鉄筋コンクリート(RC)造として足元に竹林への抜けとなるピロティを与え、通りからの視線を敷地の奥へと誘います。さらに1階の中央部に、土間から直接出入りできる多目的室を設け、家族や地域の人々が寄合い、関わりを深める「集いの場」としての役割を持たせています。
2階は木造とし、居住部分のほとんどを東西に伸びやかなヴォリュームの中に配置することで平家のような暮らしを実現しています。各室の窓からは季節や時間により表情を変える竹林を日々目にし、また東側の深いバルコニーからは山並みや田園風景を望むことができます。こうした竹林や山並みといった自然の要素は、ここに暮らす人の意識を外へと拡げ、建築の内と外を一体化させてくれます。

外装にはコンクリートの打放し仕上げ、光沢を抑えたガルバリウム鋼板の無機質な素材、グレー系の色調を用い、周辺の木造家屋や隣接するお寺の瓦屋根などと景観の調和を図ります。一方建築の内装は、壁・天井にしっくい塗り、床・建具・造作家具を木質系の自然素材で穏やかにまとめ、造形的には抑制をかけたシンプルな表現としました。

周囲の景観との親和性、程よい落ち着きと開放感、この土地がもたらす「ゆっくりと流れる時間」を感じられる建築を目指しました。

 

↓こちらに家具の解説を加えています。
造作家具/Furniture -4
よろしければご覧下さい。

 

所在地  愛知県新城市
主要用途 住宅
設計監理 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
構造設計 リズムデザイン構造計画事務所/中田琢史
照明協力 ひかり/犬丸堅二郎
施工   荒川工務店
敷地面積 714.34㎡(216.07坪)
建築面積 146.08㎡(44.19坪)
延床面積 194.91㎡(58.96坪)
規模   地上2階
構造   RC造・木造
写真   小川重雄

掲載
2021.10 KLASIC 特集記事(web)

 

▼提案時 模型

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模型写真:hm+architects

blog categories:新城の住宅

2022-01-05 | Posted in worksNo Comments » 

 

葉山の住宅/House in Hayama

設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ

 

House in Hayama
葉山の住宅

神奈川県葉山町、閑静な住宅地に建つ新築の戸建住宅です。
葉山を新たな住まいに定めたクライアントご夫妻は、この地の空気感に合う、おおらかな暮らしのイメージとして吹抜けのある住空間を希望されました。

建築は、南北に扁平な敷地に沿うやや細長い木造2階建てのヴォリュームとし、延べ面積30坪程度のシンプルなプランでありながら、光や風、視線の伸びやかさを感じられるような内部空間の実現を目指しました。
1階に家族のつながりが感じられるLDKからなる一体の空間、上階に個室を配置し、そこへ空間の広がりを獲得するようテラスを各階に加えた構成としています。

<外部を取り込む2つのテラス>

各階に設けた2つのテラスは、内部空間に対しそれぞれ異なるかたちで外部への広がりを見せます。
1階リビング南のテラスは、内部床が外部へ引き出されたようなスペースです。建築の操作としては、2層吹抜けの袖壁を外部へ伸ばしつつ、南端(前面道路側)にアイストップとなるコンクリート壁を立てることで適度に視線を遮り、外リビングのような領域としました。
2階のテラスは、南北に細長い屋根・壁のあるトンネル状のテラス空間を建築内部に引込むように設けています。室内からは、この空間は外部でありながら屋内のようにも視認され、隣接する空間に奥行きを与えます。屋内のような居心地を感じられるこの半外部空間では、ハンモックでくつろぐなど葉山町の光や風を日々の暮らしの中で楽しむ場所となります。

<階段を巡る動線が家族の居場所>

1階内部は、エントランスから、ダイニングキッチン、吹抜けのあるリビング空間を南北に連続させ、外部テラス奥の壁まで奥行き約12mの伸びやかな一体空間としました。空間軸に沿う行き止まりのない廻れる動線をもつ機能的なプランとしています。
またこの空間の中央部、吹抜けに設けた階段は、リビング空間を天井高さの異なる大小2つのスペースに緩やかに分節する要素となっています。このうちキッチン脇に連続するコンパクトなスペースを子どもリビングと位置づけ、1段目の階段をベンチのように扱える設えとしました。さらにこの階段を巡る動線に沿って置かれたL型のソファにより、大小のリビングスペース、ダイニング、キッチン、テラスなど、1階のどのスペースにも向き合うことが可能となります。

家族やゲストがそれぞれに居心地の良い場所を見つけ、違った過ごし方をしていても、お互い安心して居られるような、そんな住まいを「葉山の住宅」では考えました。

↓こちらに家具の解説を加えています。
造作家具/Furniture -5
よろしければご覧下さい。

 
 

所在地  神奈川県三浦郡葉山町
主要用途 住宅
設計監理 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
構造設計 リズムデザイン構造計画事務所/中田琢史
施工   中鉢建設
植栽   松樹園緑化/松戸秀樹
敷地面積 198.73㎡(60.11坪)
建築面積   63.64㎡(19.25坪)
延床面積 103.59㎡(31.33坪)
規模   地上2階
構造   木造
写真   小川重雄

掲載
2022.04 KLASIC 特集記事(web)

 

▼初期提案時 模型

バージョン 2

▼設計打合せ時 模型

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models photo:hm+architects


blog category:葉山の住宅

2022-01-05 | Posted in worksNo Comments » 

 

豊橋の住宅/House in Toyohashi

設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
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House in Toyohashi
豊橋の住宅

<敷地に沿う伸びやかな空間で緑を楽しむ>

敷地は、前面道路から40mほど奥まった位置にあり東西に伸びるくさび形をしています。街の中心部にありながら敷地奥は緑豊かな公園に面しており、さらに隣地との高低差によって南には眺望も開けています。

クライアントは、植物やそれに合うインテリアのアイテムを扱うお店を経営されており、この土地の魅力を最大限生かし、日々庭を眺めながらゆったりと過ごせること、広い芝生の庭を徐々に手を入れながら楽しみ、時折ゲストを招いて庭・住宅を紹介していきたいと望まれました。

こうした自然環境の良さを十分に味わえるよう、建築は平屋に近い東西に伸びるヴォリュームとして敷地に沿うように配置し、南面にはフラットで開放的な庭を計画しました。この庭に面し、長い間口でウッドデッキ(濡縁)を設けることで、建築と庭の境界を緩やかにつなぎ合わせています。
また建築の西端部を「への字」に折り曲げることで庭を囲い込み、隣接する公園の木々まで望むかたちとし、さらにこの操作によって、近隣住宅の視線と西日を遮ること、外部にエントランスアプローチ空間をつくりだすこと、そして住宅内部にも空間の変化を与えることを実現しています。

<長い平面でありながらコンパクトな動線>

平屋のような暮らしをイメージした1階は、どの居室にも自然光が差し込み、庭の緑を取り込めるよう諸室を配置しています。また2階の個室(子ども室)やテラスからは、街を一望でき、かつ建物を覆うように立つ木々の枝葉を間近に感じられる快適な住環境としています。

建物に入り、エントランスより続くLDK空間に進むと、大きく開いた窓からは庭の緑(シンボルツリー:ギンヨウカエデ)が目に飛び込んできます。空間の広がりを感じられるこのLDKは、ゲストを招く「パブリックな空間」、またその奥に続く寝室や浴室などは「プライベートな空間」として領域を分け、それぞれのエリアで回遊性のある動線を計画しました。
パブリックな空間は、南庭に面するウッドデッキ(濡縁)、住まいの中心となるLDKの一体空間、その背後にエントランスからキッチン裏のパントリーまでまっすぐにつながるサービス動線を備えており、暮らしの中でこの3つのレイヤを行き来し、各所を自由に動き廻ることが可能です。
またプライベートな空間でも、水まわり(洗面・脱衣・浴室・洗濯)と物干スペース、ウォークインクローゼット、寝室までを一回りできるようにつないでおり、その中央に2階への階段を設けて個室へのアクセスも含め動線を集約させています。

庭に面し、東西に約30mの長さのある偏平な平面でありながら、各々のスペースが機能するよう動線をコンパクトにまとめつつ、平面の折れによる動き、壁上部(欄間部分)をオープンにして天井を視覚的に連続させるなど、建築に少しの操作を加えています。そうして空間の変化と建築の内・外のつながり、光による陰影を獲得し、この建築に多様なシーンをつくり出しています。

↓こちらに家具の解説を加えています。
造作家具/Furniture -3
よろしければご覧下さい。

所在地  愛知県豊橋市
主要用途 住宅
設計監理 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
構造設計 藤尾建築構造設計事務所
施工   丸中建設
植栽   garage
敷地面積 742.56㎡(224.61坪)
建築面積 176.57㎡(53.41坪)
延床面積 176.52㎡(53.39坪)
規模   地上2階
構造   木造
写真   小川重雄

受賞
2021.12   いい家オブザイヤー2021 受賞(SUVACO)

掲載
2022.08   architecturephoto(web)
2019.11   KLASIC 特集記事(web)

▼初期提案時の模型写真

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models photo:hm+architects

blog category:豊橋の住宅

2022-01-05 | Posted in worksNo Comments » 

 

2022年_あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
2022年は1月5日より hm+architects の仕事を始めてまいります。

昨年後半あたりはコロナ禍も落ち着きかけたようにも見えましたが・・
全国的に再び心配な話題もある年末年始となりました。

私たちは、それぞれの実家(愛知や新潟)への帰省や遠出といった移動は控えて新年を迎えました。
ブログを見てくださる皆さんは、2022年をどのようにお迎えでしょうか。

それでも、前年は自粛しておりました明治神宮への初詣には行ってきました。
早朝であれば混雑しないとのweb情報から、三が日ではありますが1月3日の朝6:40開門時間前に到着すれば大丈夫かなと予想をしまして。
実際、神宮に到着すると開門を待つ方もそれほど多くなく(密も避けられ)とてもスムーズに参拝することができました。
寒さで身も心も引き締まります。
樹木の間に射す朝陽が綺麗で、とても清々しい空気感に包まれました。
新年の良いスタートになった気がします!

私たちは、大きな自然災害やコロナ禍から、一人で居ることや誰かとずっと一緒に居続けることを改めて意識することになったと思います。

設計では、場所の特性を読んで自然・人との距離や関係を建築の形にしていくことが当然大切になってきますが、そうした基本に立ち返りながら、今年も1年hm+architectsとして(個人としては2大学での非常勤講師も含め)1つ1つの活動を頑張っていきたいと思います。

皆さま本年もどうぞよろしくお願いいたします。

blog category:etc.
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2022-01-05 | Posted in diary, blogNo Comments »