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横浜 青葉の住宅/House in Yokohama – Aoba
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
House in Yokohama-Aoba
横浜 青葉の住宅
<家族をつなぐ廻れるプラン>
敷地の周辺状況などから、家族が長い時間利用するスペースを2階に設けました。シンプルな矩形平面の中にリビング・ダイング・スタディコーナー・キッチン・バルコニーまでをフラットに置いて、回遊可能なつながりを空間に持たせながら、機能は程よく分節された居場所を考えました。
プライバシーや日射の影響も考慮し、コストを抑えながら断熱や機密性能を確保した開口部を与えています。全体規模を木造2階建て30坪未満としながらも、光と風、視線は遠くへ伸び、広さを感じることができる住まいです。
所在地 神奈川県横浜市青葉区
主要用途 住宅
設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
敷地面積 147.88㎡(44.73坪)
建築面積 60.13㎡(18.19坪)
延床面積 98.10㎡(29.67坪)
規模 地上2階
構造 木造
写真 hm+architects
横浜 旭の住宅/House in Yokohama – Asahi
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
House in Yokohama-Asahi
横浜 旭の住宅
<毎日を休日のように楽しく暮らすことができる住まい>
既存の宅盤が全面道路より2m以上高いレベルにあったことなどから、新築計画では高低差に合わせ道路からフラットにアクセスする地下1階(鉄筋コンクリート造)、その上部に地上2階(木造)の居室を配置する構成としました。
建築は、上階ヴォリュームが大きなエントランスの庇の役割を果たし、内部はグリッドプランとして利便性を高め、構造的にもコスト的にも合理的にまとめています。さらに各階には、多趣味のご家族が日々さまざまな形で利用できる性格の異なる3つの外部スペースを設けました。最上階のバルコニーは南東面に開かれ、自由度の高いスペースでありながら、屋根・袖壁と腰壁によってプライバシーも保たれ、安心できる特別な居場所となっています。
所在地 神奈川県横浜市旭区
主要用途 住宅
設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
敷地面積 147.21㎡(44.53坪)
建築面積 59.60㎡(18.03坪)
延床面積 128.70㎡(38.93坪)
規模 地下1階・地上2階
構造 鉄筋コンクリート造・木造
写真 hm+architects
覚王山の住宅 改修/House in Kakuozan
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
外部の主な改変は、ガーデン部分のリノベーション(既存建築の外装はそのまま).
▽before:既存住宅/外構全景
▼after:外構/アプローチ・ガーデン部分の改修
▽before:エントランス/アプローチ階段
▼after:門扉取替え、大型天然石のアプローチ階段へ
▽before:既存庭よりアプローチ階段を見る
▼after:コンクリートで固めた既存石床を撤去。アプローチとガーデン空間を一体的に
内部の改修は、主に床仕上げの見直しを行ない、各室の要望により改修範囲を変えながら一部プランの変更も行なう.
▽before:リビング
▼after:リビング → ヨガスタジオへ 主にフローリング・造作棚塗装の内装改修
▽before:ダイニング
▼after:置き家具と造作家具(ベンチソファ)、ペンダント照明、カーテンのコーディネイト改修。
▽before:キッチン脇スペース
▼after:家事動線、通風、採光、暖房効率を見直す一部プラン・建具の改変。
▽before:2F 寝室
▼after:既存ウォークインクローゼット壁・扉を撤去し、一体の空間へ。室内塗装と造作棚追加。
House in Kakuozan Renovation
覚王山の住宅 改修
愛知県名古屋市内、閑静な住宅街のなかに建つ住宅のリノベーション。
既存の住宅は、築14年程で住宅として十分に機能するものでしたが、主には入居者の世代交替のため、部分的に建築の印象と機能面に手を加えることとなりました。
また今後、1Fの一部を使ってヨガ・スタジオを開設されるご予定です。内外の部分改修により、住居以外の運用にもマッチさせられるよう、これまでのイメージを変えたいというご要望でした。
外部については、コストバランスを考慮し建築本体に手を加えることはほとんど行なわず、主に外構アプローチのイメージを改変することに注力しています。ヨーロッパの雰囲気が感じられるコーディネイトとして建築・植栽ともバランス良く刷新できれば・・という目的に合致させるため、効果的な工事範囲かつ素材を慎重に定めました。
表面的な見え方のみ洋風なエクステリアとしている住宅の外構事例はあちこちで見かけますが、本計画ではそうしたイメージを超えて、時間を経て味わいが増す、そんな存在感のあるガーデン・アプローチを目指しています。
外構の構築物としてあった既存擁壁は、全体の土留め機能はそのまま生かしながら、壁の高さを適度に低くし、他を圧するような強さを和らげます。さらに意匠面では、クラフト感のあるスライス・レンガタイルを採用して優しい景観に変化させる計画としました。このレンガタイルは、砂をまぶした木型を用い、手仕事で脱型したレンガを22mmほどにスライスしたものであるため、一つひとつ異なった豊かな表情をつくり出します。背後に存在する既存建築の外壁(テラコッタ調タイル)とも、新規の植栽イメージにも調和するバランスを、シンプルな意匠操作でありながら獲得しようと試みました。
建築の内部については、1,2階床の改修を中心に、雑壁を改変した部分的なプラン変更と採光・風通機能を高める建具の改修、インテリアの模様替え(造作家具設置含む)を行ないました。
1階床では、既存の竹集成材のテクスチャ、カラーを改めるため、表面を0.8mmほど削った後に薄いグレーに染色塗装する特殊技術を使ってご要望のカラーイメージに近づけました。2階は主要室の床を18mmナラ無垢フローリングに張替え、シンプルな改変でかつ永く飽きのこないインテリア改修を心掛けました。
所在地 愛知県名古屋市
主要用途 住宅
設計監理 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
施工 シーズン
植栽 フルヤプランツ
敷地面積 227.23㎡
建築面積 109.89㎡
延床面積 196.96㎡(内改修面積:106.40㎡)
規模 地上2階
構造 鉄骨造
photo:博英パブリシティ、hm+architects
造作家具/Furniture – 5
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ

「葉山の住宅/House in Hayama」のためにつくられた
オリジナル制作の収納家具(キッチンボード+リビングボード)です。


キッチンボード+リビングボード/Kitchen board , Living board
家具の全長は、4,350mmとなります。
(キッチンボード1,800mm+リビングボード2,550mm)
素材は、クルミの無垢材を使用。
空間イメージと使い勝手などを考慮して、高さは2種類で構成しています。
キッチンボード部分(システムキッチンに合わせて):850mm
リビングボード部分(ソファのある空間に合わせて):550mm

ペニンシュラ型のキッチンの背面に、キッチンボードを配置しています。
各所を引き出しとして、奥行きの深い部分まで利用しやすいつくりとしています。それぞれソフトクローズ金物をつけていただきましたので、重さのあるお皿などを入れて開閉しても非常にスムースな動きになります。
足元のオープンになっているところはゴミ箱のスペース、その右側は大きなボトル(一升瓶)も立てたまま置けるサイズを検討しました。
上面にはオーブンレンジやコーヒーメーカーなど、キッチン家電を置ける想定で壁面に電源も確保しています。


引き出しの見え方は、正面から見て家具のアウトフレームが見えない「アウトセット」おさまりとしていただきました。ただし天板との取り合いは、上面から引き出し面の小口が見えないディテール(製作は大変ですが)をお願いし、天板面での使いやすさとデザインへの配慮を行いました。

キッチンから連続する空間に、お子さんの居場所となる「子どもリビング」スペースを配置しています。ここに設置するリビングボードは、家具の高さは抑え、両開き扉の収納としました。家具上面はさまざまなディスプレイが可能です。
お子さんの絵本やおもちゃ箱、写真アルバムなども収納できるような家具をとのご要望から、アイテムサイズも確認し有効寸法の詳細を検討していきました。
端部には、無垢の家具ならではの蟻組が見え、デザインとして見てもアクセントとなり、特別な味わいがあります。

今回は、無垢の木で作るオーダー家具工房「WOOD STUDIO KUZE’S」の久世さんと図面の打合せ、相談をしながらの家具づくりでした。
オリジナル製作の木製家具といっても、木材の仕上げが主に突き板でつくるものと、無垢材でつくるものとでは、デザインのディテールも異なります。部材の組み立て方、強度や将来の変形、使い勝手まで考慮した上で、見え方をどうするか。無垢材の扱いに経験豊富な久世さんとの意見交換では、普段弊社で行う詳細図面のノウハウとも違った学びが多くありました。久世さんの優しいお人柄が、家具のディテールにも表れていると思います。とても楽しく有意義なコラボレーションが実現しました。
無垢材の家具は、素材の手配から製材、板矧ぎ、加工、組み立てまで一つ一つの大変丁寧な作業を経て出来上がります。製作プロセスなどは、こちらのWOOD STUDIO KUZE’S さんのBLOG で詳しく知ることができます。
↓
1:木取りの記事
2:加工組み立ての記事
3:キッチンボード納品の記事
ご興味のある方は是非ご覧ください。

「葉山の住宅」
主要用途 住宅/家具(キッチンボード+リビングボード)
家具設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
家具製作 WOOD STUDIO KUZE’S/久世智也
写真 hm+architects

洗面化粧台/ Bathroom vanity
洗面脱衣室の洗面化粧台、鏡収納。天板には人造大理石、木部はオーク突板仕上げ。足元を浮かせ、軽快に見せながらカウンターに寄付きやすくしました。
カウンター:L1,585mm×D695mm×H680mm
床/磁器質タイル:600mm×1200mm×t10mm (床暖房有)
洗面化粧台の脇(収納の下部)には、愛犬のトイレスペースを設けています。
(床・壁:FRP防水、局所換気設備有)
主要用途 住宅/家具(洗面化粧台)
家具設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
家具製作 シーズン
写真 小川重雄
造作家具/Furniture – 4
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ

「新城の住宅/House in Shinshiro」のためにつくられた、各所オリジナルの造作家具です。

エントランス収納/Entrance storage
エントランスホール部の壁面に設置された、長さ5300mmのエントランス収納。玄関ドア近くの収納扉面(写真手前)には鏡を張り、姿見としました。

キッチン/Custom Kitchen
長さ5000mmのキッチンは、ワークトップをステンレスのバイブレーション仕上げ(松岡製作所)、引出し部分はオーク突板仕上げとしました。大型の食洗機(ミーレ)扉面も同突板仕上げに。
水栓金物もステンレスのバイブレーション仕上げの製品として質感を統一しています。

キッチン作業台+収納/Kitchen Work Table, Shelf
作業台の天板は、ステンレスのバイブレーション仕上げ、側板・収納扉面の仕上は、フローリングでも採用しているオーク(板目の突板)として建築全体で素材を調和させています。
調理器具置き(炊飯器/引出し式、蒸気排出ユニット、オーブントースター)、トレー置き、調理家電用コンセント、ゴミ箱置きなどを内蔵。
(L2000mm×D900mm×H860mm)

コンクリート製ベンチ+薪ストーブ/Concrete bench, Wood-burning stove
鋳物製の薪ストーブ(ドイツのIRON DOG No.7)を置く床は、耐荷重への配慮、薪や灰などのメンテがしやすいコンクリート金鏝仕上げとしました。
脇には、同素材でコンクリート製ベンチを配置。ダイニングテーブルまわりでも椅子以外に座ることができるベンチは、インテリアのアクセントにもなります。
背面壁は、磁器質タイル仕上げ。


木製ベンチ/Wooden bench
2階のテラスに、木製のベンチを設けました。
ここから、南東に広がる遠くの山並みが見渡せます。
外部床のウッドデッキ材と同材のセランガンバツ、壁面からの固定で座面を浮かせたつくり(建築工事の大工さんによる大変丁寧な製作)です。



ソファ+カウンターテーブル+収納/Sofa, Counter, Shelf
ソファを中心としてカウンター机や収納、飾り棚までを一体で製作した、オリジナルの造作家具。全長7800mm、L型ソファの下部には大型の引出しを設置。
ソファ生地は、色彩・質感・耐久性・汚れ防止の効果に優れたデンマークKvadrat社のウール素材を選定。


収納/ Shelf
子ども室の収納。L1800mm×D400mm×H880mmを2本製作し、背中合わせにレイアウトした状況。分けて配置することも可能なように、背面板には仕上げ材を張っています。

カウンターテーブル/ Counter
子ども室のカウンター机。他のオリジナル造作家具と素材を合わせ、オーク突き板+小口無垢材としました。天板には配線穴の加工を2箇所設置。

可動棚/ Movable shelves
家族共用の収納室。約7.5畳の広さに、各段で脱着可能な棚板・パイプハンガーなどを配置。イニシャルコストを抑えながら、大容量で使い勝手も良い、フレキシブルな収納を実現。

洗面化粧台/ Bathroom vanity
洗面脱衣室の洗面化粧台、鏡収納。天板には人造大理石、木部は他と同様にオーク突板仕上げを採用。足元を浮かせ、軽快に見せながらカウンターに寄付きやすくしました。
「新城の住宅」
主要用途 住宅/家具(キッチン、キッチン作業台+収納、ソファ+カウンターテーブル+収納、カウンターテーブル、収納、可動棚、洗面化粧台)
家具設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
造作家具工事 キッチン、キッチン作業台+収納、ソファ+カウンターテーブル+収納、カウンターテーブル、収納、洗面化粧台:シーズン
可動棚、木製ベンチ、コンクリート製ベンチ:荒川工務店
写真 小川重雄(2, 7, 10, 12枚目)、hm+architects(その他)
造作家具/Furniture – 3
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
「豊橋の住宅/House in Toyohashi」のためにつくられた
ダイニングスペースの造作家具(ダイニングテーブル・キッチン作業台・キッチン)および吊り型のライン照明です。
ダイニングテーブル/Dining Table
平面寸法 2,100mm×900mmのゆったりとしたサイズ、オリジナルデザインのダイニングテーブルです。
天板は40mm厚、仕上材はヨーロピアンオークの無垢4mm張り。
脚部はステンレスバイブレーション仕上げとして、キッチンまわりの素材感と馴染ませています。
シンプルな造形ながら、既製品のテーブルとは一味違った存在感があります。
キッチン作業台+収納/Kitchen Work Table, Shelf
作業台の天板・側板は、ステンレスのバイブレーション仕上げ、収納扉面の仕上は、フローリングや木板壁面で採用しているオーク(板目の突板)として建築全体とも素材を調和させています。
食器類の収納、トレー置き、調理器具置き(炊飯器/引出し式、蒸気排出ユニット、オーブントースター)、調理家電用コンセント、ゴミ箱置きなどを内蔵しています。
エスプレッソマシンは、クライアントのご愛用品です。
本格的な業務用で給排水の配管や電源などの接続もありますが、家具内部にすっきりとおさめています。
キッチン/Custom Kitchen
長さ2500mmのキッチンは、ワークトップと正面・側板の素材をステンレスのバイブレーション仕上げ、吊り戸棚およびレンジフードの化粧板の仕上材を他の造作家具同様にオーク突板としました。
ステンレス一体成形の多機能シンク、水栓金物、大型の食洗機、ビルトインオーブンレンジ、フード、タッチレスのセンサー照明など、使いやすさとデザイン性を両立させるオーダーキッチンです。
ライン照明/Hanging Line Light
ダイニングテーブルからキッチン作業台までの空間を1本のシームレスな光で照らす、LEDのライン照明(調光可能)を製作しました。
吊り照明の筐体は ステンレスのバイブレーション仕上げで、外形寸法は 長さ4,550mm×幅60mmです。
光源は、ダイニングの「くつろぎ」と「作業性」を兼ね備えた空間に自然に馴染む光となるよう、色温度を3500K(ケルビン)としました。
(オレンジ色っぽい電球色と白っぽい蛍光灯色の中間くらいの色彩イメージ)
食材の色味を引き立て、作業や学習時も文字が見やすいため、食卓まわりを様々な生活シーンに対応させられる照明となっています。
キッチン背後(パントリー)からの眺め
「豊橋の住宅」
主要用途 住宅/家具(ダイニングテーブル、キッチン作業台+収納、キッチン、吊り型ライン照明)
家具設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
造作家具工事 ダイニングテーブル・キッチン・キッチン作業台:ID – craft
吊り型ライン照明:丸中建設
写真 小川重雄
造作家具/Furniture – 2
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
「目黒の住宅/House in Meguro」のためにつくられた
オリジナル製作の ソファ、キッチン作業台+収納 です。
ソファ/Sofa
全長3,700mmのソファです。
座面の下には大型の引出し収納、左右には低いカウンターとオープン棚を一体化させており、建築空間に合わせた形状としています。
タスク照明や携帯電話の充電用として重宝する電源も家具内に設置しました。
木部素材は、フローリングや天井でも使用している天然木のオーク(板目の突板)とし、ソファ生地の色調は、ダイニングチェアの張り地やペンダント照明と同じグレー系で合わせ、空間に馴染むよう配慮しました。
キッチン作業台+収納/Kitchen Work Table, Shelf
平面寸法は 1,900mm×800mm、高さはシステムキッチンに合わせた900mm。
作業台の天板・側板はメラミン化粧合板とし、カラーはキッチンユニットや建築壁面に合わせた清潔感のあるホワイトにしています。
また収納扉面の仕上は、ソファ家具でも採用しているオークの突板として他の木部とも素材感をバランスさせています。
「目黒の住宅」
主要用途 住宅/家具(ソファ、キッチン作業台+収納)
家具設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
造作家具工事 ソファ:シーズン、キッチン作業テーブル:フォルムデザイン
写真 小川重雄
造作家具/Furniture – 1
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
「犬山の住宅/House in Inuyama」のためにつくられた
オリジナル製作の ダイニングテーブル+キッチン作業台+収納、ディスプレイ シェルフ です。
ダイニングテーブル+キッチン作業台+収納/Dining Table,Kitchen Work Table, Shelf
キッチン脇に置かれ、平面サイズは W3440 × D800 × H900 mm.
家族全員が食事をするテーブル(H=700)と、作業台・収納(H=900)が一体となった造作家具です。
木製の天板・側板は、ゴム集成材で厚さ40mm。
この1枚の木板が、側板からテーブルトップ、作業台トップへと高さを変えて折上げながら連続していくデザインとし、空間をより伸びやかなイメージに演出しています。
また、テーブルと収納との段差部を少し浮かせたディテールとすることで、テーブルに軽快さも与えています。
いつも家族や友人たちが料理を囲んで集う、1つのまとまったコーナーをこの家具がつくりだしています。
ディスプレイシェルフ/Display Shelf.
リビング脇に置かれ、通過動線から緩やかに領域を分けるディスプレイ棚として配置されます。
サイズは W1420 × D300 × H850 mm
こちらも木材はゴム集成材で、各所板厚さは30mm
棚中央部の縦仕切り部材のみ平面的に9度斜めに設置し、矩形のシェルフに最小限の変形操作で強度も持たせ、デザイン的にも建築空間に調和(西面外壁角度と同じ)させる工夫を行っています。
「犬山の住宅」
主要用途 住宅/家具
(ダイニングテーブル+キッチン作業台+収納、シェルフ)
家具設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
造作家具工事 誠和建設
写真 小川重雄
直江津祇園祭 福永町屋台 /Fukunagacho Yatai
設計:hm+architects/エイチエム プラス アーキテクツ
Fukunagacho Yatai
直江津祇園祭 福永町屋台
上越まつり(じょうえつまつり)は、新潟県上越市で毎年7月下旬に行われる夏祭りです。
7日間に渡り、前半は高田地区、後半は直江津地区にメイン会場を移して開催されますが、特に直江津地区では「直江津祇園祭」と呼ばれ、19町内の屋台(山車)が4日間練り歩き、最終日に八坂神社に米俵を奉納する「御饌米奉納」でクライマックスを迎え幕を閉じます。
このうち福長町の屋台については、約80年振りに新築する運びとなり、ご縁あってその設計をさせていただくこととなりました。
各町の屋台(山車)のデザインは、港のある直江津らしく船型の基壇を基本形式とするものが数多く見られます。
町内を練り歩く際には、進行方向である船首側(屋根妻面:短手面)が屋台の正面となりますが、まつりの最高潮となる「御饌米奉納」時には、屋台の桁行(長手面)を八坂神社正面参道に正対させ奉納を行なうこととなります。
福永町屋台では屋根中央に唐破風の小屋根を設け、この「御饌米奉納」時にも屋台の長手面に正面性を与えるデザイン操作がなされています。これは他の18町内の屋台には見られないもので、福永町のアイデンティティーを示す屋台意匠の1つとなっています。
所在地 新潟県上越市
主要用途 直江津祇園祭 屋台
設計 hm+architects 一級建築士事務所/伊原洋光・伊原みどり
調査協力 岩田敏也
施工 大滝工務店
構造 木造
Project/House in Hayama
先日、新築プロジェクトの提案を行ないました。
リクエストいただきました内容を合理的に、コンパクトに盛り込んで
実際の面積以上の広がりを感じられるよう、建築的な検討を行っています。
住宅の内外に様々な居場所を用意して、各要素はシンプルなものでありながら全体として変化に富んだシーンをつくりだせたら・・という思いを(毎回のことですが)図面と模型に込めています。
blog category:葉山の住宅
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遠隔にて
人が集まって対面で何かをするのが難しい状況が続き、様々な場面で遠隔のスタイルが一般的になってきました。
私(伊原洋光)が所属しています田園都市建築家の会でも
メンバー全員が集まる定例会議や、少人数のグループ打合せでは基本的にZoomを利用するようになりました。
移動の時間が節約され、また時間帯も遅めでもOK、みたいなニュアンスがいい感じです。
先月、クライアントご家族と行いました遠隔の設計打合せでは
ZoomではなくiPhoneのFaceTimeを利用し、
図面資料や模型、PC画面で部分の解説などをさせていただきました。
初めての遠隔打合せでしたが、これまでの対面打合せのように違和感なく会話もでき、無事に設計の内容もお伝えできたと思います。
模型の一部を説明する時など、ZoomなどPC端末にはないハンディな良さもありました。
また先週より、非常勤講師としてお世話になっています2つの大学で遠隔授業の対応がはじまりました。
遠隔ということで、指導者も学生さんも新しい形の授業の準備をどうすべきか、大学にもよりますが方針を定めるのになかなか大変な状況です。
大学サーバへのデータのアクセスが集中するとどうなるか
学生さんの通信環境や端末は一様で無いがどうか
学習効果が対面での授業と同等であるか
双方向のコミュニケーションが成立しているか
エビデンスを残す、など。
私なりにドキドキだった初回の講義を何とか終え、昨年までは行っていなかった学内情報システムを利用した授業アンケートを実施し、コメントを書いてもらうことにしました。
思った以上に前向きな意見が多く、私も授業へのモチベーションが例年以上に上がりそうです。
学生さんにとっては、こうした形式の方が意見が言い易いという良い面もあるようですね。
「テレワーク」と「リモートワーク」という言葉があります。「テレワーク」のほうが国内では多く用いられているようですが、ほぼ同じような意味でも「リモートワーク」の方が、ややチームで働くという意味合いが強いようです。
個人的にはこちらのほうが、離れていても関係するみんなで一緒に協力しているような雰囲気があり、好みです。
このところ、大学での新たな準備、設計作業でも実施設計・新規のご提案作業にかかりきりとなってしまい、ブログが暫く振りとなり失礼いたしました。
未経験のことに対応していく状況が、まだしばらくは増えそうですが、柔軟に考えていきたいものです。
blog category:etc.
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ブログからの「点・線・面」
写真は、2020年2月に岩波書店より刊行されたばかりの書籍
「点・線・面」です。
著者は、世界的なご活躍で広く一般の方にも知られる建築家、隈研吾さん。
みずからの建築思想を、具体的な作品を俯瞰しながらまとめ
ご多忙を極める中、書き下ろされたという渾身の1冊です。
モダニズム建築や西欧の建築的伝統と、自身の建築のどこが本質的に異なるか・・
20世紀の「ヴォリューム」を解体しようと熱望され、
原点にあった カンディンスキーやギブソン、ドゥルーズ、新しい自然科学の潮流など
さまざまな思想が流れ込みながら一つの形を取るようになってまとめられた この思想を
著者は「新しい方法序説」と位置づけています。
解説、参照される事例も多岐にわたります。
こちらは巻末にあります、図版出典一覧ですが、さすが錚々たる資料提供元という印象です。
そこに私の写真が1つ・・場違いなような気もしますが「図26」として掲載されました。
以前私が建築家、村野藤吾 設計の「千代田生命本社ビル」を見学した際に撮ったものですが、このたび編集者よりお問い合わせをいただき1点、写真を提供しました。
隈研吾さんが村野建築についてディテールを例に解説をしようと資料を探され、拙ブログ記事(2016年4月)の写真を見つけられたのだそうです。他の専門資料ではこの部分を意図的に説明する写真がなかったようで、ご指定いただきました。
ブログのスナップ写真から、こんなこともあるのですね。
もっとしっかり撮っておけば良かった・・と思っても時すでに遅し(笑)。
普段は設計実務作業が中心で、正直なところ読書は疎かになっておりましたが、
「建築の思想と実践」に関する良書を拝読する機会を与えていただきました。
ご興味ある方は是非、手に取ってみてください。
blog category:etc.
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田園都市建築家の会 第5期理事会
先週、所属しています一般社団法人「田園都市建築家の会」の第5期理事会が発足いたしました!
これまでの第4期メンバーと共に地元の横浜市青葉区にあります驚神社にて商売繁盛の祈願をしてきました。
個人的には予想もしていなかったのですが、末席ながら新理事会メンバーに加わることとなりましたので、身の引き締まる想いで参加させていただきました。
新会長の吉田立さんはじめ、全員で会の活動をこれまで以上に楽しく盛り上げていきたいです!
(写真は、理事メンバーでご一緒します山田悦子さん撮影です)
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
blog category:etc.
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event/建築家展(浜松)に参加します
2020年の2月に開催されます、静岡県浜松市で開催されます建築イベントにお声掛けいただきました。
(建築家との家づくりをサポートしています、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン主催のイベントです)
〜未来をのぞく住宅展〜
振替休日を含みます、 2/22〜2/24の3日間
建築家との無料相談会のイベントに参加させていただきます。
開催日時:
2/22 (土) 10:30~18:00
2/23 (日) 10:00~18:00
2/24 (月) 10:00~17:00
開催場所:
サーラプラザ浜松 4Fホール
静岡県 浜松市東区 西塚町200番地
首都圏・中部圏を中心に活躍する、建築家が参加します。
全日程とも 入場・相談無料のイベントです。
建築家との家づくりとは?
建築、住まいに関すること全般で知りたいこと、
ご興味、ご質問などございましたらお気軽にいらしてください。
セミナー開催
会期中の全日程で、様々なテーマでセミナーも開催されます。
hm+architects/伊原洋光より「ハウスメーカーと建築家の違い 〜6つのポイントお伝えします〜」について下記の日時にお話しさせていただきます。
2/23(日)13:30〜14:30
イベントの詳細情報(参加建築家など)は
↓こちらよりご確認下さい
ご来場お待ちしています!
blog category:出展イベント
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採点など
2019年度の秋学期、中部大学の非常勤講師の対応も無事に終えられそうです。
設計のデザイン指導の講座は、毎週のエスキス指導、課題の提出があり、その評価を複数の先生方と協議しながら行います。設計はどこをどう評価するか判断が難しい部分もあり、他の先生と意見が分かれることも稀にあります。
講座は、設計のほかに座学も1科目担当させていただいております。
座学については、小テストを期末試験までの通常授業で複数回実施しました。小テストは行った方が学習効果が上がるだろうとこれまでの経験から判断して実施していますが、履修者が120名ほどになりますと採点、成績データ入力の作業だけでもそれなりに大変に・・。最後のまとめ・評価の作業は、指導する側も踏ん張りどころとなります。
設計指導も座学も、まずは指導の内容以前に病欠や交通機関の遅延などに巻き込まれないよう気をつけながら、かつ実際の講座をこれまで以上に良いものにアップデートしていくことを私なりに毎週考えていました。
ちなみに、真っ暗な早朝の電車移動にもかなり慣れてきました(笑)
少しずつ改良した指導で成果が上がったように感じた秋学期の採点・評価もようやくまとまり、ホッとしています。
blog category:大学・教育
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event/建築家との家づくり展
建築家との家づくりに関するノウハウが分かる 相談会、セミナーのご案内です!
(伊原洋光が所属しています「田園都市建築家の会」の2月開催イベントに参加します)
ハウスメーカーとどう違うの? ご予算のこと、これから土地をどう探す? といったことから、住まいと健康の関係についてや、2世帯住宅の具体的な事例 など
参加建築家がこれまでの経験を元にお伝えしたいと思います!
田園都市建築家の会は、新築でもリフォームでも、「建築家との家づくり」を考えている方をサポートしています。
● 家づくりの模型・写真の展示、相談会
日時:
2月8日(土) 10:00~17:00
2月9日(日) 10:00~17:00
場所:
田園都市建築家の会「家づくりカフェ」
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-12-3第7松美ビル201
(東急田園都市線「たまプラーザ」駅徒歩5分)
● セミナー
日時:
2月8日(土)
13:00~「建築家とハウスメーカーとの違い」~6つのポイントをお伝えします~
15:00~「世帯間のつながりを楽しむすまいづくり」~それぞれの暮らしを楽しむ二世帯住宅の事例紹介~
2月9日(日)
13:00~「フツウの不動産会社とは違う、田都会式土地探し&お金のやりくり」
15:00~「住まいと健康について考える」~夏涼しく冬暖かいパッシブデザインの暮らし~
主催:田園都市建築家の会
参加建築家:伊原洋光(hm+architects一級建築士事務所)、木内厚子(スタジオエイト設計室)、松田毅紀(HAN環境・建築設計事務所)
※予約受付中!
当日はご予約なしでもご来場いただけますが、無料相談・セミナーにつきましては、ご予約いただいた方から優先のご案内とさせていただきます。
ご予約、お問い合わせは下記よりお願いいたします。
e-mail info@denen-arch.com
お電話 045-482-6140
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GLO-BALL
先日、「豊橋の住宅」の1年検査を行ってきました。
こちらの住宅は、お引き渡し後まだ1年は経過していませんが、クライアントのご都合により時期を少し早めて1年検査を実施しました。ほぼ1年の経過から、引渡し時までに予見できなかったような不具合が生じていたりすれば、この検査で内容を確認し当初工事の不備にあたるものは無償で手直しをさせていただきます。
構造耐力には関係しない部分ですが土間のコンクリートに生じたクラック、およびプラスターボードのクラックの補修を行うこと、そのほか1階の南面建具(木製建具)に調整を加えることとしました。
木製建具は一般に、夏・冬を一度経験しますと、温度変化、乾燥などによる多少の収縮や変形が生じますが、初年でこれらの動きはほぼ落ち着くと言われています。1年検査で施工者(現場監督さんと建具職人さん)と設計者立会のものと、各所確認をし(調整を行うことは引渡し時からお伝えしていることでしたが)予定通り作業対応をさせていただきます。
また立会検査の流れで照明について、ちょっとした作業を経験しましたので補足してみます。
「豊橋の住宅」の和室(6畳弱のスペース)には
FLOS社の「GLO-BALL(グローボール)S2」というペンダント照明を設置しています。
デザインはジャスパー・モリソン。世界的な活躍をされており、もちろん尊敬するプロダクトデザイナーの1人です。
この照明器具はシンプルなデザインながら、少しつぶれた丸いガラスグローブがポイントで、宙に浮いた光は和洋を問わず日常のあらゆるシーンに溶け込み、空間を優しく演出してくれる定番アイテムの1つと言って良いでしょう。
光源についても少し。
オリジナルデザイン(純正)ではダブルチューブハロゲンランプが光のまわり方として最も美しいとされています。しかし球切れがありますと取り寄せ品となり、またそれなりに価格が高いのも難点です。普及が進むLED電球も設置可能ですが光の見え方だけ比較しますと上記純正の光より若干劣ります。
豊橋の住宅では、事前にLEDの場合の光を確認して許容範囲と考え、メンテナンス性を重視して設計時にLED光源に変更して発注するよう図面を作成していました。
球換え不要にしていたところまでは良かったのですが、
光源の話題とは別にクライアントより、ご指摘を1点いただきました。
このガラスグローブの中に虫が入ってしまい・・見た目が気になるとのこと。
照明ですから虫が入り込んでしまうのはやむを得ませんが、下面には穴が開いていません。この吹きガラスのシェードはフォルム・光の拡散も美しいのですが、それなりに重量もあり、しっかりと固定された部分の脱着を行うのは少々手間がかかります。
ちなみに、逆さにしただけでは虫は取り出せません。
器具の上面から。
(こうした画像情報はweb上であまり見かけない気がします)
器具の自重はワイヤーで吊り、中央の電球への電源は別コードです。
結果的に虫の除去は、クライアントのご主人と協働し、単純に掃除機の細いノズルを上部から差し込んで解決しました。
ただ、中央の金属のバネ式部分を外しながら、2人でうまく作業する必要がありました。
器具の不具合ではありませんでしたが、1年検査で 「GLO-BALL」も本来の美しい見え方が回復しました。
クライアントと一緒にメンテナンスできてよかったです。
検査立会いただきましたクライアントご家族、現場監督のMさんはじめ工事関係のみなさん、どうもありがとうございました。
私も良い経験をさせていただきました。
そしてこれからも、よろしくお願いいたします。
敷地調査、絶景でした
先日、リノベーションのご相談で敷地調査に出かけてきました。
横浜から車を走らせ、予定地に到着しますと・・
庭から美しい海の絶景が広がっていました。
新築、リノベーション、どういった案件でも
それぞれの場所の特性、魅力に触れる瞬間は、毎回ハッとさせられ
建築の仕事はやはり奥が深いなぁと感じます。
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「暮らしに会いに」最新号が出来上がりました!
昨年、2019年より建築家グループの活動として
一般社団法人「田園都市建築家の会」に私、伊原洋光 が所属建築家として参加させていただいております。
田園都市建築家の会では企画として、建築家がそれぞれ以前設計させていただきましたお住まいにリポーターと共に訪れ、ご家族へのインタビューをさせていただいております。それを1つの特集とし、「暮らしに会いに」という小冊子にまとめることを行なっています。その「暮らしに会いに」の最新号がこのほど出来あがりました!
最新号は、私たち hm+architects が設計を行いました「豊橋の住宅」の取材記事(撮影:花岡慎一さん)です。
・敷地に沿う伸びやかな空間で緑を楽しむ
・長い平面でありながらコンパクトな動線
といった点を意識しながら計画した建物です。
実際のところ・・設計時に考えたような暮らしが実現しているか、ドキドキしながらの訪問でしたが、奥様からは「以前の暮らしよりも時短になって、自分の時間が増えました」とのうれしいコメントもいただけました。
一般に、竣工写真では建築のみを整えて撮影していただくことが多いのですが、今回の取材ではお子さんたちが家の内外で楽しく走り回る様子をこの小冊子に記録することができました。
田園都市建築家の会「家づくりカフェ」では、これまでに製作しました他の「暮らしに会いに」冊子も自由にご覧いただけ、お持ち帰りいただくことができます。是非一度お立ち寄りいただき、手にとってみてください。
ちなみに弊社サイトworksページ「豊橋の住宅」で、建築のみの竣工写真もご確認いただけます。
よろしければこちらも併せてご覧いただけますと幸いです。
田園都市建築家の会 1/19(日)家づくり相談
昨年、2019年より建築家グループの活動として
一般社団法人「田園都市建築家の会」に私、伊原洋光 が所属建築家として参加させていただいております。
この会がどんな活動をしているか、どうして私がこの活動に参加することになったかについてなど、徐々にブログ記事などで紹介させていただこうとは思っていますので、またよろしくお願いいたします。
タイミング的にはそのご説明よりも先になってしまいしましたが(笑)、
会の活動の1つ、下記の「家づくり相談」についての簡単な告知をさせていただきます。
田園都市建築家の会 1月19日(日)の家づくり相談は、hm+architects 伊原洋光 が担当します。
家づくりに関して、ご予算のこと、これから土地をどう探す?といったことからプランの工夫、家具選びなど、お気軽にご相談ください。これまでの経験を元に、ご準備・進め方などアドバイスをさせて頂きます。
田園都市建築家の会は、新築でもリフォームでも、「建築家との家づくり」を考えている方をサポートいたします。
お越しいただくのにご予約は必要ありません。10時〜17時の間に直接お立ち寄りください。家づくりにご興味のある方のお越しをお待ちしております。
場所は、東急田園都市線の「たまプラーザ駅」が最寄駅となっており
駅から徒歩5分のところに会の拠点となっています「家づくりカフェ」があります。
ここで定期的に家づくり相談などを行なっています!
横浜市青葉区美しが丘1-12-3
第7松美ビル201
TEL:045-482-6140
一般社団法人 田園都市建築家の会
www.denen-arch.com
写真は弊社の設計、愛知県で竣工しました「蒲郡の住宅」です。
遠隔地のご計画の方も、是非ご連絡ください。
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2020 仕事はじめ
新年あけましておめでとうございます。
本日、2020年1月6日より通常業務を開始いたします。
お正月休み、今年は朝早めの時間に明治神宮へ初詣に出かけてきました。
清々しい朝の光の中、2020年秋に鎮座100年を迎えるという「明治神宮」、「鎮守の森」の大らかな美しさを目にすることができました。
朝8時頃、光も空気も心地よく、そして混雑もなく参拝できました。
その後、明治神宮内にあるパワースポットといわれる「清正井(きよまさのいど)」にも、立ち寄ってきました。
写真をUPしてみます。
加藤清正が掘ったと伝えられ、1年中絶えることなく湧き出る清水。
冬のこの時期でも冷たくない(暖かく感じるほどの)水温でした。
お世話になっているみなさま、ブログを見てくださる方にも
何かプラスとなるパワーが届きますように・・
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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「安全なWebサイト」になりました
hm+architects のウェブサイト「SSL化」を行いました。
これまでは、弊社サイトを訪れていただいてもアドレスバーの頭に(ブラウザによって異なりますが)
iPhoneやMacのsafariでは「安全ではありません」だったり
Google Chromeでは「保護されていない通信」といった表示が出ていました。
これは、URLがhttpから始まるWebページは通信が暗号化されておらず、第三者によってブラウザーとサーバー間の通信データを盗聴・改ざんされてしまうリスクがあるというもので、かつて一般的であったhttpサイトもそのままでは近年は警告される状況になっていました。
SSL/TLSという技術を用いてhttps化(通信の暗号化)をすることで、Webサイト訪問者が安心してWebサイトを利用することができるようになるとのことですが、このようなセキュリティ向上の変更を「SSL化」と呼び、この対応がされていないと上記の警告が出てしまいます。
https化で防げる脅威(通信の暗号化)として
・通信内容の盗聴
・通信内容の改ざん
などがあるようです。
また、SSLサーバー証明書(組織認証型)は認証局がWebサイト運営者の実在性を確認しており、全てのWebページにおいて第三者のなりすましではないことを証明することができます。
弊社URLは以前 http://hm-a.jp で運用していましたが、
この度ウェブサイトのセキュリティを向上させた https://hm-a.jp へと改変し、
晴れて「安全なWebサイト」となりました。
この話題、以前から気にはしていましたが、少し調べますとめ自分で改変するのは(リンクさせている過去Blogの全ページなども?と考えますと)なかなか骨が折れることだとわかってきました。一瞬、やれないことはなさそう?と思ったりしましたが、やはりミスする可能性もけっこうありそうでした。今回、専門家の知人に作業をお願いして問題なく改変してもらえましたので、やはり良かったと思います。
2019年末、ようやく無事みなさまに安全なページとして観ていただけるサイトにすることができ、ホッとしています。
これまで警告表示が出ていたにも関わらずサイトを訪れてくださったみなさま、本当にありがとうございます。
間も無く迎えます2020年も引続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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event/建築家展(横浜)に参加します
2020年の1月に開催されますアーキテクツ・スタジオ・ジャパン主催の建築イベントにお声掛けいただきました。
〜自分にあった建築家に出会える〜
新年最初の連休を含みます、 1/10〜1/13の4日間
横浜ランドマークタワー31F にて開催されます建築家展に参加させていただきます。
開催日時:
2020/1/10 (金)〜1/13(月)
時間は全日程共通 11:00~18:00 入場無料
開催場所:
ASJ YOKOHAMA CELL
神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2-1 横浜ランドマークタワー31F
神奈川エリア・首都圏を中心に活躍する、建築家が参加します。
全日程とも 入場・相談無料のイベントです。
建築家との家づくりとは?
建築、住まいに関すること全般で知りたいこと、
ご興味、ご質問などございましたらお気軽にいらしてください。
セミナー開催
会期中の全日程で、様々なテーマでセミナーも開催されます。
hm+architects/伊原洋光より「ハウスメーカーと建築家の違い」について下記の日時にお話しさせていただきます。
1/11(土)13:30〜14:30
イベントの詳細情報(参加建築家など)は
↓こちらよりご確認下さい
https://events.asj-net.com/events/13319
△横浜ランドマークタワー31Fにあります、ASJ YOKOHAMA CELLの打合せ室からは、よこはまコスモワールドや横浜赤レンガ倉庫、横浜港大さん橋国際客船ターミナルを見下ろす景色が広がります。
キッズコーナーもございますので、お子さま連れで是非お越しください。
お待ちしています!
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神奈川県横須賀土木事務所
先日、設計のご相談をいただきました件で葉山へ敷地調査に出かけ、さらに建築基準法上の道路確認のため「神奈川県横須賀土木事務所」へも行ってきました。
1つ目:
建物の入口、施設名称サインのすぐ下にある「自動ドア」サイン。
この大きさ、およそ幅40cmはあろうサイズで、私がこれまでに見たことのある単独の自動ドアサインの中では最大級!
それなりの築年数と思われますが、ステンレスプレートでこれほど強調する何かがあったのでしょうか・・
2つ目:
駐車場の、自由すぎる車止めと白線。
この両者のせめぎ合いは、車止めに軍配が上がっているようでした。
3つ目:
駐車場脇、ガス給湯機&メーターでつくる建築ファサード。
集合住宅と思われる建築の妻側壁面には、各階見事に並んだガス給湯機とメーターの数々。
古い建物ですが、そこには何らかの意思が感じられ、いい味を出していました。
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